キーパーコーティングって最近良く聞くのですが、いいのでしょうか?
周りの人に聞くと『どの車にもおすすめだよ!』と言われます。
私はコーティングの知識が無いのでキーパーコーティングが本当にどの車におすすめなのか?というのが疑問です。
確かに最近はCMやガソリンスタンド等で目に入る機会が増えてきましたよね!
キーパーコーティングは確かにいいコーティングですが、全部の車におすすめかと言われるとそうでもないというのが答えになります。
なので今回はそういった事を元・コーティングマンの視点から話していこうと思います。
キーパーコーティングの特徴
では本題になります。
まずはキーパーコーティングの特徴を説明していきたいと思います。
キーパーコーティングの種類・値段
ではまずはキーパーコーティングの種類と値段になりますが、
種類は大まかにレベル毎に書くと
- ピュアキーパー
- クリスタルキーパー
- ダイヤモンドキーパー
- Wダイヤモンドキーパー
- EXキーパーコーティング(2020年4月1日より)
となります。
そしてピュアキーパーより上のクリスタルキーパーからがガラスコーティングになります。
値段はサイズ毎に違いますがざっくり書くと
ピュアキーパー
〇特徴
- コーティング膜の構造
- 塗装保護とツヤを造り出すポリマー被膜
- 耐久期間
- 3ヶ月
3ヶ月毎の繰返し施工。
繰り返すことで
強くなる被膜。
- ツヤ
- しっとりした良いツヤ
- 汚れにくさ
- 4ツ星
★★★★☆☆☆
- 水はじき
- 撥水
水玉になり、
水をはじきます。
- 施工時間
- 40~60分
〇参考価格税込価格です。店舗によって価格、サイズ分けが異なる場合がございます。詳しくは各店舗までお問い合わせください。
- SSサイズ
- 5,700円
- Sサイズ
- 6,100円
- Mサイズ
- 6,700円
- Lサイズ
- 7,200円
- LLサイズ
- 8,400円
引用:キーパーホームページ
クリスタルキーパー
〇特徴
- コーティング膜の構造
- ツヤを深め、シミを防ぐレジン被膜
- 強固に塗装を守り、透明感のツヤを造り出すガラス被膜
- 耐久期間
- 1年間
ノーメンテナンス、
洗車だけで1年耐久
- ツヤ
- ガラスのような
透明感
100%
- 汚れにくさ
- 5ツ星
★★★★★☆☆
- 水はじき
- 強撥水
強い水はじき、
水玉になります。
- 施工時間
- 2時間~
洗車時間含む〇参考価格税込価格です。店舗によって価格、サイズ分けが異なる場合がございます。詳しくは各店舗までお問い合わせください。
- SSサイズ
- 16,600円
- Sサイズ
- 18,600円
- Mサイズ
- 20,800円
- Lサイズ
- 22,800円
- LLサイズ
- 27,000円
〇クリスタルキーパーのメリット
キレイで目立って
ステキになるガラス特有の透明感あるツヤで、他のクルマと差がつきます!「水シミ」の防止にもなるから、一石二鳥!
汚れが落ちやすく
ラクになる汚れても水洗いすればサッと汚れが落ちやすく、洗車時間が短くなります!
水はじきが良く
キレイが続くコーティングすれば、水はじきがよくなり、雨が降っても汚れにくくなります。キレイが続いて洗車回数もグッと減ります。
クルマの価値を守る
紫外線などから塗装を守るので、クルマの価値を守ります。
引用:キーパーホームページ
ダイヤモンドキーパー
〇特徴
- コーティング膜の構造
- ツヤを深め、シミを防ぐレジン被膜
- より強く塗装を守り、透明感のツヤの高密度ガラス被膜
- 耐久期間
- 3年間
ノーメンテナンス、洗車だけ。(1年1回のメンテナンスで、5年耐久)
- ツヤ
- ガラスのような
透明感
120%
- 汚れにくさ
- 6ツ星
★★★★★★☆
- 水はじき
- 強撥水
強い水はじき、
水玉になります。
- 施工時間
- 4~8時間
(メンテナンスは1~2時間)〇参考価格税込価格です。店舗によって価格、サイズ分けが異なる場合がございます。詳しくは各店舗までお問い合わせください。
- SSサイズ
- 47,500円
- Sサイズ
- 52,500円
- Mサイズ
- 57,500円
- Lサイズ
- 61,300円
- LLサイズ
- 67,500円
〇メカニズム
ダイヤモンドキーパーは、(1)独特のガラス被膜と(2)特殊なレジン被膜の二重の被膜で出来ています。
(1)柔軟かつ分厚く「深いツヤ」を出す
アルコキシオリゴマーの「ガラス被膜」1層目の「(1)ガラス被膜」は、分子的結合を比較的低分子にコントロールされたアルコキシオリゴマーであり特殊な柔軟性があります(硬度4H、塗装と同程度)。だから、塗装の熱伸縮に追従することが出来、分厚い被膜を造ってもはがれません。その厚みは約1ミクロン(普通のガラスコーティング膜の50倍程度)を越し、塗装面のツヤを損ねている微細傷や凸凹を埋めて被膜表面を厳密に平らにして”異次元のツヤ”を作り出します。
また、このガラス被膜は本質的に無機質であり、酸性雨や紫外線に対しての防護能力を持っています。また、時間をかけてじっくりと空気中の水分(湿気)と反応させて被膜を硬化させるので、非常に密度の高いボディガラスコーティング膜を形成します。※クリスタルキーパーは、液体の水の上から塗り、瞬間的に硬化させるので、ガラス被膜の密度はダイヤに比べると比較的低くなります。その厚みも半分程度です。
(2)ダイヤモンドキーパーとクリスタルキーパーは
強い防護能力で水ジミの固着を防ぐ特殊レジン2層目の特殊な「(2)レジン被膜」は無機質のガラス被膜の上に密着することが出来、しかもその密着面の反対側にあたる表面には有機質の性質を持つ特殊なレジン被膜です。
だから、多くのボディガラスコーティングのように無機質の表面に、水道水などに含まれる無機質のミネラル(カルシウム、マグネシウム、ケイ酸塩)が”固着”して出来る醜い「水シミ」を、ダイヤモンドキーパーは表面を有機質にする事によって本質的に防止する事が出来ます。また、ガラス被膜とは違う屈折率を持つ透明なレジン被膜は、ガラス被膜単体とは異質のより強いツヤと、強撥水性を出します。
(第3者機関で実証)(特許登録済み)〇3年プランと5年プラン
ダイヤモンドキーパーは、
- メンテナンスをせず、洗車だけで、3年間持続目安のプランと
- 1年に1回のメンテナンスを行って5年間持続目安のプランのどちらでもお選びいただけます。
- 3年間プランの場合、そのままお乗りいただければ大丈夫です。
- 5年間プランを選択される場合なら、1年に1度のメンテナンスが必要です。
※途中で変更も構いません。施工証明書の有効期限が変わるだけです。![]()
引用:キーパーホームページ
Wダイヤモンドキーパー
特徴
- コーティング膜の構造
- ツヤを深め、シミを防ぐレジン被膜
- より強く塗装を守り、深く濃いツヤの2層の高密度ガラス被膜
- 耐久期間
- 3年間
ノーメンテナンス、洗車だけ。(1年1回のメンテナンスで、5年耐久)
- ツヤ
- ガラスのような
透明感
135%
- 汚れにくさ
- 7ツ星
★★★★★★★
- 水はじき
- 強撥水
強い水はじき、水玉が滑り落ちます。
- 施工時間
- 6時間~1日
(メンテナンスは1~2時間)〇参考価格税込価格です。店舗によって価格、サイズ分けが異なる場合がございます。詳しくは各店舗までお問い合わせください。
- SSサイズ
- 68,800円
- Sサイズ
- 76,100円
- Mサイズ
- 83,400円
- Lサイズ
- 88,800円
- LLサイズ
- 98,000円
〇Wダイヤモンドキーパーは、
ガラスの層が、ダイヤモンドキーパーの2倍あります。ダイヤモンドキーパーのガラスの膜1枚の厚みは、約1ミクロン(普通のガラスコーティング膜の50倍程度)を越し、塗装面のツヤを損ねている微細傷や凸凹を埋めて被膜表面を厳密に平らにして”異次元のツヤ”を作り出します。また、このガラス被膜は本質的に無機質であり、酸性雨や紫外線に対しての防護能力を持っています。
ダイヤモンドキーパーは、【ガラス、レジン】の2層構造。
対して、Wダイヤモンドキーパーは、ガラス被膜だけでも2層、きちんと乾燥させながら施工します。【ガラス、ガラス、レジン】の3層構造です。
厚いガラスの層がたっぷり2倍あることで、ツヤや、防汚能力も強化された被膜を形成します。〇メカニズム
Wダイヤモンドキーパーは、(1)独特のガラス被膜が2層と(2)特殊なレジン被膜が1層の3層構造で出来ています。
(1)柔軟かつ分厚く「深いツヤ」を出す
アルコキシオリゴマーの「ガラス被膜」1層目2層目の「(1)ガラス被膜」は、分子的結合を比較的低分子にコントロールされたアルコキシオリゴマーであり特殊な柔軟性があります(硬度4H、塗装と同程度)。だから、塗装の熱伸縮に追従することが出来、分厚い被膜を造ってもはがれません。その厚みは約1ミクロン(普通のガラスコーティング膜の50倍程度)を越し、塗装面のツヤを損ねている微細傷や凸凹を埋めて被膜表面を厳密に平らにして”異次元のツヤ”を作り出します。
また、このガラス被膜は本質的に無機質であり、酸性雨や紫外線に対しての防護能力を持っています。また、時間をかけてじっくりと空気中の水分(湿気)と反応させて被膜を硬化させるので、非常に密度の高いボディガラスコーティング膜を形成します。※クリスタルキーパーは、液体の水の上から塗り、瞬間的に硬化させるので、ガラス被膜の密度はダイヤ、Wダイヤモンドに比べると比較的低くなります。その厚みも半分程度です。
(2)Wダイヤモンドキーパーとクリスタルキーパーは
強い防護能力で水ジミの固着を防ぐ特殊レジン3層目の特殊な「(2)レジン被膜」は無機質のガラス被膜の上に密着することが出来、しかもその密着面の反対側にあたる表面には有機質の性質を持つ特殊なレジン被膜です。
だから、多くのボディガラスコーティングのように無機質の表面に、水道水などに含まれる無機質のミネラル(カルシウム、マグネシウム、ケイ酸塩)が”固着”して出来る醜い「水シミ」を、Wダイヤモンドキーパーは表面を有機質にする事によって本質的に防止する事が出来ます。また、ガラス被膜とは違う屈折率を持つ透明なレジン被膜は、ガラス被膜単体とは異質のより強いツヤと、強撥水性を出します。
(第3者機関で実証)(特許登録済み)3年プランと5年プラン
Wダイヤモンドキーパーは、
- メンテナンスをせず、洗車だけで、3年間持続目安のプランと
- 1年に1回のメンテナンスを行って5年間持続目安のプランのどちらでもお選びいただけます。
- 3年間プランの場合、そのままお乗りいただければ大丈夫です。
- 5年間プランを選択される場合なら、1年に1度のメンテナンスが必要です。
※途中で変更も構いません。施工証明書の有効期限が変わるだけです。![]()
引用:キーパーホームページ
ガラス系コーティングの中ではトップクラス
まず、キーパーコーティングはガラス【系】コーティングではトップクラスの性能だと思います。
これで疑問に思う方もおられると思いますので簡単に書きますが、ガラスコーティングもガラス【系】とガラスコーティングの2種類に分かれます。
ガラスコーティングに他の物質が入っているのがガラス系コーティングと思ってもらえれば大丈夫です。
そして性能はガラスコーティング>ガラス系コーティングとなります。
そしてキーパーコーティングもこのガラス系コーティングになります。
このガラス系コーティングの中ではトップクラスの性能を誇ります。
まず、皮膜の厚みですが、キーパー技研調べによると
他社対比50倍です。(ダイヤモンドキーパー)
また2層構造になっており、ガラス皮膜の上にレジン皮膜というのを被せてガラス皮膜を守るようになっています。
その為、ガラスコーティングの弱点である、『水シミがとても付きやすくなる』というのも耐性が付きます。
(ガラスコーティングは基本的に無機質になる為、雨の成分が残りやすくなる)
これらを踏まえると、他社対比で50倍の皮膜が厚みがあり、ガラスコーティングの弱点である水シミにも耐性を持っていることになります。
撥水性能が高い
続いての特徴ですが、キーパーコーティングは冒頭でもある通り、クリスタルキーパーからはとても撥水性能が高いです。
※初めてキーパーコーティングをかけられた方は水弾きを見て感動する位です。
その為、必然と雨の日でもきちんと汚れが落ちてくれ、雨だけでもキレイになります。
よくキーパーコーティングをかけた方で『雨の日に走るのが楽しくなった!』と言われる方もとても多いです(‘ω’)
ノーメンテナンス
続いての特徴は、ノーメンテナンスでいいという点です。
意外とないノーメンテナンスのガラスコーティングですが、クリスタルキーパーの場合だと、1年耐久で1年間ノーメンテナンスですし、ダイヤモンドキーパーではノーメンテナンスで3年耐久になります。(1年に一度のメンテナンスで5年耐久)
ですが
キーパーコーティングの弱点
水シミが付きやすくなる
では実際に気になるのがキーパーコーティングの弱点だと思います!笑
上記を見ていると弱点が無いように思えませんか?
実際にそんなことはなく、弱点はあります。
その一つがこの水シミが付きやすくなる。です。
あれ?上記の方でキーパーコーティングは水シミに耐性があるって書いてあったはず・・・。と思われるかもしれませんが
あくまで耐性です!
付かないわけではありません。
ではなぜ水シミが付きやすくなるかというと、上記で説明している通り、水弾きがとてもいいです。
水弾きがいい為、少しの雨や水で『水玉』を作ってしまいます。
この水玉が、全部流れれば問題ないのですが、小雨の時などはそうもいきません。
もしこの水玉が残ったまま、日に当たると、水玉がレンズ替わりとなり、すぐに蒸発しボディに焼き付いてしまいます。(虫眼鏡と同じ原理です。)
そうなるとすぐに水シミになってしまいます。
よくあるのが、夜に軽く雨が降りそのまま日が出てくるパターンです。
これは屋根がある方はいいのですが、屋根が無い場合は避けようもないのでそういった方はキーパーコーティングを施工するのは考えた方がいいかもしれません。
上の膜(レジン皮膜)が落ちやすい
続いては、ガラスコーティングを守っている上の膜(レジン皮膜)が落ちやすいという事です。
レジン皮膜が落ちるという事は、ガラス皮膜を守るものが無くなってしまうので、水シミが付きやすい状態になってしまいます。
これを防ぐには日ごろからの洗車や、メンテナンスしかありません。
キーパーコーティングだけではなくすべてのコーティングに言える事ですが、本当にコーティングを長持ちさせようと思ったら『メンテナンス』は必須になります。
施工する店で技量や熱意の差が大きい
これは弱点と言えるかは分かりませんが、キーパーコーティングは特にですが、
施工する店や人で技術の差や熱意の差があまりにも大きいです。
実際にみんカラなどでレビューを見てみると、悪いレビューのほとんどが、キーパーコーティングに対してではなく、お店や人に向けて書かれたものになります。
その為、キーパーコーティングをかけるのであれば、必ず施工するお店の下調べというのは必要となってきます。
こんな人にキーパーコーティングはおすすめ
弱点を上記で書いてしまったので、キーパーコーティングはかけない方がいいのか?というとそういう事でもなく、最初に書いている通りガラス系コーティングではトップクラスの性能を誇ります。
例えばディーラーコーティングとどちらがいいか?と言われたら間違いなく
【キーパーコーティングが圧倒的にいいです!】と答えます。
なのでこんな人はキーパーコーティングを施工したほうがおすすめです!というのを深掘りしていきたいと思います。
淡色車に乗っている方
まずは淡色車に乗られいてる方です。
淡色車とは主に、白やシルバーといった色を指します。
逆に黒や赤、青は濃色車といいます。
この淡色車に乗っている方がなぜキーパーコーティングがおすすめかと言うと、上記で書いた通り、キーパーコーティングは強撥水が故に水玉が出来て水シミができやすくなると書きました。
ですが淡色車の場合は太陽光が当たっても、そこまで光を吸収しない為、結果乾くのが遅くなり水シミがそこまで付きません。
なので淡色車の場合は小雨や夜露などもそこまで気にせずにいれるのでキーパーコーティングはおすすめになります。
家に屋根がある方
続いては家に屋根がある方です。
もしくは屋内駐車の方です。
これは車の色に関係なくですが、屋根があるだけでどんなコーティングより効果があると私自身思っています。
この理由は詳しくは書きませんが、半日間、太陽光や雨に当たらないという『だけ』でかなり違います。
その為、家に屋根がある方はキーパーコーティングはとてもおすすめです。
欲を言えば、淡色車に乗られていて尚且つ家に屋根があると最大限にキーパーコーティングの性能を引き出せます(*^^)v
まとめ
長々と書いてきましたが、まとめになります。
結論を言えば、キーパーは全車種におすすめ!という訳ではなく、ケースバイケースです。
ですが、キーパーコーティング自体はディーラーコーティング等と比べると値段も安く、性能も遥かに高いです。
ですので自分のお財布や車種の色、屋根の有無等を考えてキーパーコーティングを施工する、しないを決めればいいかと思います。
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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