洗車向けにケルヒャーの高圧洗浄機を購入しようと思っているのですが、種類が色々あってどれにしようか悩んでいます。
決して安い買い物ではないですし、購入してから失敗したくありません。
そんなときに頼りになるものといえば、実際に使った人の口コミですよね。
今回は、ケルヒャーの高圧洗浄機全機種の評判・口コミを徹底調査しました。
中圧洗浄機やマルチクリーナー、他社とのコラボモデルまでまとめているので、この記事を読めば必ずあなたにぴったりな製品が見つかりますよ。
ケルヒャーの高圧洗浄機の評判は?【全モデルの口コミを機種別に紹介】
それでは早速、ケルヒャーの高圧洗浄機・全モデルの評判や口コミを機種別に紹介していきます。
K2
K2はケルヒャーの中でも全体的にバランスの取れたスタンダードモデルです。
リーズナブルな価格帯でありながら、2種類のノズルがついており、シーンに合わせた洗浄ができます。
- 頑固な汚れが簡単に落ちるほど水圧が高い
- ノズルが2種類あって便利
- 軽くて快適に持ち運べて使いやすい
- 5年間、一度も故障なし
- シミには効果が薄い・音がうるさい・水漏れすることがあるなどのデメリットもある
K2は価格・機能・サイズ(重さ)など総合的にバランスが良いため、使いやすさを評価する声が多々見受けられました。
そのため、高圧洗浄機の初心者や使い心地を重視する人におすすめです。
ただし、洗浄力に物足りなさを感じている意見や音の大きさを指摘している人もいました。
あらゆる汚れに対応している機種や静かさを重視する人にはK2は向いていません。
K2 ホームキット
K2 ホームキットはK2にテラスクリーナーと洗浄剤が付属されたセットです。
それぞれ単品で購入すると総計39,303円ですが、ホームキットであれば25,278円と1万円以上もお得になります。
- 付属品が充実しており、いろんな場面で利用できる
- 玄関周りや駐車場の清掃にぴったり
- 見た目はおもちゃっぽいが、洗浄効果は高く時短できる
- 他メーカーより優れていると実感した
- 水圧調節の難しさやジェットノズルの壊れやすさに不満あり
K2よりもアクセサリーの数が多い分、使える場面が増える点を評価するレビューが目立ちました。
特にガレージやベランダ、玄関周りの清掃目的の人にとってK2 ホームキットはまさにうってつけの製品です。
一方で、見た目に不満を感じる意見があったので、デザインにこだわりたい人には不向き。
水圧の調整に関しては強弱の変更ができない「サイクロンジェットノズル」を使うと良いでしょう。
K2 バッテリーセット
K2 バッテリーセットはコードレスタイプで大人気のモデル。
電源の場所に左右されず、いろんな場所で使うことができます。
- 電源&水源が確保できない場面でも利用できる
- サイズが大きいのがデメリット
- 稼働音は意外と大きくない
- 軽い上に水圧も申し分ない
- 事前に充電するのが手間
K2 バッテリーセットは別売りの自吸ホースがあれば、水源がなくても利用できるので、「電源&水源を確保する必要がないのが良い!」との口コミが多く寄せられていました。
自宅だけでなく、職場やお墓掃除などでも活躍するので、買ったからにはいろんな場面で使いたいという人に最適です。
ただし、サイズの大きさや充電が必要な点が気になるという人もいるので、コンパクトさ重視の人や充電が面倒という人は他の機種を検討しましょう。
K2 サイレント
K2 サイレントはK2シリーズの中で、唯一静音設計されたモデル。
体感音が約半分でありながら(従来のK2シリーズと比べて)、K2よりも最大許容圧力の数値が高いのが特徴です。
- 静音設計されているのが良い
- サイレントだけどパワーはある
- アクセサリーの取り扱いが難しい
- アフターケアが手厚く何かあっても安心
- 軽量・コンパクト・片付けるのも楽
K2 サイレントは他の機種に比べて、良い口コミに溢れており、多くのユーザーが満足していることがうかがえます。
稼働音が静かであるため、特にマンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの人にもってこいです。
家庭用としてのパワーは十分ですが、頑固な汚れは落としづらいため、洗浄力の高さを求める人には向いていません。
K2 クラシック
K2シリーズで最安のモデル。
軽量&コンパクトなので、高圧洗浄機の入門者や初心者、女性から圧倒的な支持を得ています。
- リーズナブルにもかかわらず、申し分ないほどパワーがある
- 頑固な汚れもごっそり落ちる
- 軽量かつコンパクトなのでとても便利
- 洗車や掃除が楽しくなる
- 価格がリーズナブルがゆえに不便な点がある
K2 サイレントと同様、K2 クラシックも良いレビューが非常に多く、価格・洗浄力・取り扱いのしやすさなど全てにおいて高い評価を得ています。
そのため、高圧洗浄機選びで失敗したくない人はK2 クラシックを選んでおけば間違いないでしょう。
ただし、高圧ホースがねじ回し式で長さが5mしかないなどのデメリットもあるため、ホースにこだわりのある人は満足できないかもしれません。
また、付属のアクセサリーが少ないと感じる人は次に紹介するK2 クラシック カーキットの方が向いています。
K2 クラシック カーキット
K2 クラシック カーキットはK2 クラシックにフォームノズルとウォッシュブラシ、洗浄剤が付属されたセットです。
カーキットというだけあって、洗車するときに活躍するアイテムが詰まっています。
- 車の下回りやタイヤハウスにぴったり
- アクセサリーが充実していて良い
- 節水しながらハイレベルな洗浄が可能
- 稼働音は掃除機よりうるさくない
- 汚れの程度や種類によっては効果は薄い
K2 クラシック カーキットのメリットである付属品の充実度に魅力を感じている人が多く、特に車を洗うときに便利だとの感想がいくつか見受けられました。
そのため、高圧洗浄機を購入する目的が洗車だという人は候補の一つとして検討しても良いでしょう。
ただし、掃除機よりも大きくはないものの、音はある程度するため、静音性を求める人はサイレントシリーズを買うことをおすすめします。
K2 クラシック プラス
K2 クラシック プラスはK2 クラシックとほぼ同じ機能であるものの、ノズルのタイプが異なります。
K2 クラシックにはノズルは水圧切り替えができない1ジェットノズルが付属されており、K2 クラシック プラスにはノズルの水圧調整ができるバイオスプレーランスが付属されています。
- ブラシがなくても綺麗に汚れが落ちる
- 水圧調整できるのが良い
- 汚れによっては効果が薄い
- コンパクトで収納しやすい
- コスパが良い
機能面がほぼ同じであるため、本体に関してはK2 クラシックと似たような口コミが多かったです。
ノズルに関しては水圧調整ができるため、「K2 クラシックではなく、K2 クラシック プラスを選んで良かった」という声もありました。
ただし、K2 クラシックよりも2,000円ほど高いため、どちらが良いかは価格も込みで検討するようにしましょう。
K2 クラシック プラス カーキット
K2 クラシック プラス カーキットはK2 クラシック プラスにカーキットがついた製品。
フォームノズル、ウォッシュブラシ、洗浄剤が付属されています。
- 長年蓄積された汚れも綺麗に落とせる
- 使いやすいのが良い
- 業務用高圧洗浄機に匹敵する
- カーキットは便利だけどやや不満も残る
- サイズが小さめで収納しやすい
K2 クラシック プラス カーキットの評判は概ねよく、特にカーキットがついていることで「より使いやすい」「洗浄力がアップした」などのポジティブな口コミが見受けられました。
一方で、「洗車剤タンクが小さい」「濃密な泡はできない」など厳しめの意見も。
洗車向けではあるものの、洗車場並みのハイレベルな洗車を求める人は別の機種の方が合っているかもしれません。
K3 サイレント
K3 サイレントは水冷式静音タイプの高圧洗浄機。
稼働音が小さくなっただけでなく、K2に比べて耐久性が向上しているので、メーカー保証も3年と長めになっています。
- K2と比べると圧倒的にパワフル
- 保証が3年と長めなのが嬉しい
- 大きくて重いがネック
- 音が静かで周囲を気にせず使える
- ホースが硬くて短め
K2シリーズよりもパワーアップしている分、洗浄力の高さに感動する声が溢れています。
今までの高圧洗浄機では物足りなかったという人でも、K3 サイレントであれば満足できるでしょう。
パワフルであるため、サイズが大きく重量があるものの、車輪付きなので移動は楽。
ホースが短いとの意見もありますが、10mあるので長めの方です。
K3 サイレント ベランダ
K3 サイレント ベランダはK3 サイレントにデッキクリーナーと自吸用ホースが付属されたセットです。
それぞれ個別で購入するよりも安く手に入ります。
- 付属品はメリット・デメリット両方ある
- 水圧は強いのに、節水できる
- 準備に手間はかかるが、幅広い用途で使える
- 収納時はやや不便
- 掃除機レベルの音量
K3 サイレント ベランダで評価されている点は付属品が充実していること。
アクセサリーを別途購入予定だった人にとっては嬉しい製品です。
しかし、付属品が多いため、収納に不便さを感じたり、準備に手間がかかるなどのネガティブな意見もあったので、基本的なセットがあれば良いという人はK3 サイレントで十分でしょう。
K4 サイレント ホームキット
K4 サイレント ホームキットはK3 サイレントと同じく水冷式静音タイプ。
K3よりもパワーが強く、テラスクリーナーと洗浄剤が付属されています。
- K2よりも濃密な泡で泡洗車が可能
- 静音設計されているので周囲に気を使わずに使える
- 付属品が不要であればK3でも十分
- 水圧が強すぎて砕けたり、削れることもある
- 自分自身で組み立てないといけない
K4 サイレント ホームキットは水圧の強さや洗浄力の高さを評価する声がある一方で、威力がありすぎるがゆえに、初心者には取り扱いが難しいとの意見もありました。
また、自分自身で組み立てる必要があるため手間がかかるという声も。
どちらかといえば玄人向けの製品です。
K5 サイレント ホームキット
K5 サイレント ホームキットは水冷式静音タイプの高圧洗浄機で、ケルヒャーのKシリーズの中で最もパワーが強いのが特徴。
ホームキット(テラスクリーナー、洗浄剤)が付属されています。
- 長年蓄積された汚れも一瞬で綺麗になる
- 値段に見合うだけの価値はある
- 自分で組み立てるのが面倒
- 高圧ホースの長さが12mもある
- 驚くほど稼働音が静か
K5 サイレント ホームキットは家庭用高圧洗浄機の中でも最上級モデルだけあって、性能や効果に満足している人が非常に多いです。
ただし、K4 サイレント ホームキット同様に高圧洗浄機を使ったことのある人や業務用として使う人におすすめ。
価格以上の価値はあるものの、7万円ほどするので、予算も考慮しつつ慎重に購入を決めるようにしましょう。
K5 サイレント カー & ホームキット
K5 サイレント カー & ホームキットはK5 サイレント ホームキットにカーキットが付属。
テラスクリーナー、洗浄剤、フォームジェット、回転ブラシの全てが一度で手に入るセットです。
- 至れり尽くせりのセット
- 威力が強すぎて使いこなすのにコツがいる
- 稼働音は予想以上に静か
- どんな汚れも瞬時に綺麗にしてくれる
- 重くて持ち運びは不便
K5 サイレント カー & ホームキットは最上級の性能、かつ付属品まで充実しているので、至れり尽くせりのセットだと絶賛する声もありました。
しかし、初めて使う人や機械に疎い人は使いこなすのは難しいという意見も。
家庭用というよりも、業務用の高圧洗浄機を探している人にぴったりな製品です。
K MINI
K MINIはケルヒャーの高圧洗浄機史上、最もコンパクトだといわれている製品。
今までになくデザイン性が高いのも魅力の一つです。
- 小さくて使いやすい上にそこそこパワーがある
- K2 クラシックと性能の差はあまりない
- ポータブル電源でも使えるのが良い
- おしゃれでインテリアの邪魔にならない
- 高圧ホースは短く不便、水道ホースは別途準備が必要
K MINIの最大の特徴であるコンパクトさを評価する口コミはもちろん、予想以上に性能も良かったという声が多数見受けられました。
見た目も可愛らしく、女性ユーザーからも人気があるようです。
しかし、高圧ホースの短さや音の大きさが気になるという意見もあるので、長めのホースを探している人や静音設計されている製品が欲しい人は別の機種もチェックしてみてください。
K MINI プラス
K MINI プラスはAmazonと楽天にだけ取り扱いがある限定版モデル。
K MINIとはカラーと付属品が異なります。
- 専用ケースがついていて収納しやすい
- 絶妙なパワーと柔らかいホースで使い勝手が良い
- 家に置いておいても悪目立ちしないデザイン
- 家庭用としては十分なレベル
- 付属のホースでは洗車するのに不便
ケルヒャーには珍しいホワイトを基調としたデザインであるため、「かわいい!」という口コミがいくつもありました。
中には、見た目を気に入って購入したという人もいるようです。
また、専用ケースもついており、K MINIに比べて収納のしやすさもアップ。
とはいえ、ホースは短めなので、広範囲での清掃や大きめの車の洗車にはあまり向いていません。
KHB 5 バッテリーセット
KHB 5 バッテリーセットはモバイル中圧洗浄機。
コードレスかつ手持ちタイプの珍しいモデルです。
- コード式比較するとパワーは弱いが、ある程度の洗浄力はある
- 電源不要でバケツ給水もできる点が魅力的
- 車一台分の洗車はできる
- 本体が重め
- 黒を基調とした新しいデザインが魅力的
中圧洗浄機であるため、今まで紹介してきた機種に比べるとパワーが落ちるとの声があるものの、ある程度の洗浄力はあるため、こまめに清掃する人にとってはありがたい商品。
ただし、本体と持ち手が一体型であるため、力が弱い人や女性の方は長時間の使用は腕が疲れることも。
業務用レベルの洗浄力が欲しい人や腕力に自信のない人は、一般的なモデルの高圧洗浄機が良いでしょう。
KHB 6 バッテリーセット
KHB 6 バッテリーセットはKHB 5 バッテリーセットのグレードアップモデル。
KHB 5と比べて、本体の重さが2.7kgから1.3kgへと約50%の軽量化し、バッテリー性能も連続使用時間は標準の2.5Ahバッテリーで10分から12分へと約20%延長されています。
- KHB 5 バッテリーセットの欠点が改善されている
- モバイル高圧洗浄機としては文句なしの性能
- 組み立て不要で手間を取らない
- 稼働音がうるさいのが気になる
- 気軽に利用できて使用頻度が上がる
旧モデルの重さやバッテリー性能が改良されているため、KHB 5 バッテリーセットよりも良い口コミが目立ちました。
現時点ではどちらもケルヒャーでの販売価格は同じであるため、せっかくならKHB 6 バッテリーセットを購入した方が良いでしょう。
マルチクリーナー OC 3
マルチクリーナー OC 3は高圧でも中圧でもない、ただの洗浄機。
水圧は弱いものの、圧倒的な使いやすさを誇る製品です。
- 余計な手間なしで気軽に使える
- 電源・水源不要なのが良い
- 小型かつ軽量だから場所を取らない
- ブラシや別売りのアクセサリーを使えばパワーアップする
- バッテリー交換ができない&稼働音がうるさいなど不便な点もある
高圧・中圧洗浄機と違って、直感的に使えるため、気軽に利用できることを評価している口コミがたくさんありました。
特に機能が充実していても使いこなせる自信がない人はマルチクリーナー OC 3がちょうど良いと感じるでしょう。
しかし、バッテリー交換ができないのは大きなデメリット。
修理扱いになることが嫌で、購入を辞めたという人もいました。
JTK サイレント S
JTK サイレント Sは付属品が充実したジャパネットタカタ限定モデルです。
ウォッシュブラシやフォームノズル、自吸&水道用ホースが付属されています。
- 会話する声よりも音が静か
- K2 サイレントより高いが付属品が豊富でコスパ抜群
- 準備と後片付けが面倒だがコンパクトで使いやすい
- ジャパネットタカタ独自の延長保証が魅力的
- 水はねするため服が濡れてしまう
よく比較されるK2 サイレントと機能は変わらないものの、付属品の数が違うため、アクセサリーは多ければ多い方が良いという人にはJTK サイレント Sが向いています。
しかし、その分価格は上がってしまうので、価格の安さを重視する人や必要最低限の付属品があれば良いという人には向いていません。
K2 Follow Me K
K2 Follow Me Kはコーナン限定ケルヒャー初タンク式高圧洗浄機。
マルチクリーナー OC 3と違って、車輪付きであるのも特徴の一つです。
- 劣化箇所の清掃は注意すべき
- お風呂の残り湯も使えるので節水につながる
- 水を汲むのが少し面倒
- タンク式でキャスターも付いているから便利
- 静音設計はされていない
K2 Follow Me Kはケルヒャー唯一のタンク式高圧洗浄機であるため、水源がない場所でも使えるのが良いという声が圧倒的に多かったです。
しかし、タンク式であるため、水を汲むのが面倒という声も。
どちらを重視するかによって、購入を検討すると良いでしょう。
K2K ユニバーサルエディション
K2K ユニバーサルエディションは軽量でコンパクトかつパワフルなコーナン限定モデル。
同じくコンパクトであるK MINIとよく比較される製品です。
- 稼働音は思った以上に静かだった
- 価格以上の価値を感じられたのでお買い得だった
- 小さく軽いので、持ち運びは楽
- 組み立てるのにややコツが必要
- 水圧の強さや洗浄力には賛否両論ある
サイズが小さいことで機能に期待していなかったものの、意外とパワーがあったと感じている人が多いようです。
反対に、ケルヒャーにしてはパワーが劣るとの意見もあったため、洗浄力重視の人は別の機種を選んだ方が良いかもしれません。
K MINIと迷っている人は、デザインと機能どちらを重視するかで決めましょう。
機能重視ならK2K ユニバーサルエディション、デザイン重視ならK MINIがおすすめです。
K2 コンパクト KMR
K2 コンパクト KMRはK2を小型化したコメリ限定モデルです。
- とにかくコスパ抜群
- 汚れがみるみる落ちる
- 女性や子供でも使用できる
- コンパクトで場所を取らない
- 稼働音が大きい・ホースが短め・水ハネするなどのデメリットもある
K2と変わらない品質でありながらコンパクトかつ付属品も充実しているため、全体的に良い評価が多い印象です。
K2と比較するならK2 コンパクト KMRの方が買いではありますが、稼働音が大きく、ホースが短いというデメリットもあるので、集合住宅に住んでいる人や使い勝手を重視する人は一度別の機種とも比べてみるのもありでしょう。
洗車向けのケルヒャーの高圧洗浄機の選び方
高圧洗浄機を選ぶ際に何を基準にしたら良いのかわからない人も多いはず。
そこで、この項目では洗車向けのケルヒャーの高圧洗浄機の選び方をお伝えします。
高圧洗浄機を選ぶ際のポイントは「洗浄力の高さ・稼働音の静かさ・サイズや重量」の3つです。
一つずつ具体的に解説していくので、買ってから後悔しないためにも、必ず目を通してください。
洗浄力の高さ
高圧洗浄機を選ぶ際の一つ目のポイントは「洗浄力の高さ」です。
ケルヒャーの高圧洗浄機はK2からK5までシリーズ化されており、製品の名称を見ると洗浄力の高さを簡単に判断できます。
こちらはケルヒャーの公式サイトに掲載されている画像です。
「K2サイレント」「K3サイレント」のようにKの後に付いている文字が大きいほど洗浄力を重視したモデルになっています。
ぶっちゃけると、洗車用であればK2シリーズで事足ります。
しかし、「より本格的な洗車がしたい!」という人や「車だけでなくいろんな場面で利用したい!」は、K3シリーズだと間違いないでしょう。
「洗浄力は高ければ高い方が良い!」「業務用として使いたい!」という人はK4やK5がおすすめです。
しかし、「洗浄力が高い=取り扱いも難しい」ということも頭に入れておいてください。
洗浄箇所によっては、削れたり剥がれたりする可能性もあるので、十分な注意が必要です。
稼働音の静かさ
高圧洗浄機を選ぶ際の二つ目のポイントは「稼働音の静かさ」です。
高圧洗浄機は独特な機械音が発生するため、騒音トラブルに発展する可能性も。
ケルヒャーにはあらかじめ静音設計されたモデルがあります。
基本的に名称に「サイレント」と入っているものは、従来の製品に比べて音が静かなので安心。
特にマンションやアパートなど集合住宅にお住まいの人は、稼働音の大きさをチェックするようにしてください。
また、「静音設計=無音」というわけではありません。
掃除機レベルの音はするので、早朝や深夜の時間帯に使うのは控えましょう。
サイズや重量
最後に「サイズや重量」も確認しておきましょう。
同じケルヒャー製品といえど、機種によって大きさや重さは大幅に異なります。
サイズが大きすぎるものは取り扱いが不便になるだけでなく、場所を取るので収納もしづらいのがデメリット。
また重さがあるものは、持ち運びが不便で疲れやすいという欠点があります。
とはいえ、コンパクトで軽量なものは、その分パワーも控えめになるので、自分の重視する点に応じて選ぶのがベストです。
ケルヒャーの高圧洗浄機を22機種別に徹底比較
各機種ごとの評判・口コミや選び方をお伝えしてきましたが、結局どれが良いかわからないという人もいるでしょう。
そこで、全22機種をわかりやすく比較表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
機種 | 価格 | 高圧ホースの長さ | 静音設計 | サイズ(長さ×幅×高さ) | 重さ | 最大許容圧力(MPa) | 最大吐出水量(L/h) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
K2 | 22,880円 | 8m | × | 24.2×28×78.3cm | 5.5kg | 9 | 360 | 全体的にバランスの取れたスタンダードモデル |
K2 ホームキット | 25,278円 | 8m | × | 24.2×28×78.3cm | 5.5kg | 9 | 360 | K2にテラスクリーナーと洗浄剤が付属されたセット |
K2 バッテリーセット | 60,280円 | 4m | × | 24.5×30.3×62.9cm | 4.5kg | 11 | 340 | K2シリーズ唯一のコードレスタイプ |
K2 サイレント | 29,480円 | 8m | ◯ | 53.8×29.3×30.3cm | 5.8kg | 10 | 360 | K2シリーズ唯一の静音モデル |
K2 クラシック | 15,180円 | 5m | × | 39.3×17.1×24.3cm | 3.8kg | 8 | 330 | K2シリーズで最安値のモデル |
K2 クラシック カーキット | 17,380円 | 5m | × | 39.3×17.1×24.3cm | 3.8kg | 8 | 330 | K2 クラシックにフォームノズルとウォッシュブラシ、洗浄剤が付属されたセット |
K2 クラシック プラス | 17,380円 | 5m | × | 46.2×17.1×24.3cm | 3.9kg | 8 | 330 | K2 クラシックと機能はほぼ同じだがノズルが異なる |
K2 クラシック プラス カーキット | 22,880円 | 5m | × | 46.2×17.1×24.3cm | 3.9kg | 8 | 330 | K2 クラシック プラスにフォームノズル、ウォッシュブラシ、洗浄剤が付属されたセット |
K3 サイレント | 30,778円 | 10m | ◯ | 33.1×28.6×56.3cm | 10.3kg | 10 | 360 | K2に比べて耐久性が高い水冷式静音タイプ |
K3 サイレント ベランダ | 41,580円 | 10m | ◯ | 33.1×28.6×56.3cm | 10.3kg | 10 | 360 | K3 サイレントにデッキクリーナーと自吸用ホースが付属されたセット |
K4 サイレント ホームキット | 61,380円 | 10m | ◯ | 34.9×42.7×86.7cm | 14.4kg | 11 | 400 | K3よりもパワーが強い水冷式静音タイプでテラスクリーナーと洗浄剤が付属されたセット |
K5 サイレント ホームキット | 71,280円 | 12m | ◯ | 34.9×42.6×87.8cm | 16.6kg | 12 | 430 | K3やK4よりもパワーが強い水冷式静音タイプでホームキットが付属されたセット |
K5 サイレント カー & ホームキット | – | 12m | ◯ | 34.9×42.6×87.8cm | 16.6kg | 12 | 430 | K5 サイレント ホームキットにカーキットが付属されたセット |
K MINI | 25,080円 | 5m | × | 28×23.3×29.5kg | 3.9kg | 9 | 330 | ケルヒャーの高圧洗浄機史上、最もコンパクトなモデル |
K MINI プラス | 24,800円 | 5m | × | 28×23.3×29.5kg | 3.9kg | 9 | 330 | K MINIに水道ホースと折り畳み収納ケースが付属されたセット |
KHB 5 バッテリーセット | 32,780円 | – | × | 36.5×10.5×29.5cm | 2.9kg | 2.4 | 200 | コードレスで手持ちタイプのバッテリー式のモバイル中圧洗浄機 |
KHB 6 バッテリーセット | 32,780円 | – | × | 30.2×8.9×26.5cm | 1.3kg | 2.4 | 200 | KHB 5バッテリーセットの改良版 |
マルチクリーナー OC 3 | 25,080円 | – | × | 27.7×23.4×20.1cm | 2.2kg | 2 | – | コンパクトで持ち運び可能なバッテリータイプの洗浄機 |
JTK サイレント S | 37,980円 | 10m | ◯ | 29.7×48.0×25.1cm | 5.3kg | 10 | 390 | 付属品が充実したジャパネット限定モデル |
K2 Follow Me K | 21,780円 | 6m | × | 40.6×32.6×48cm | 4.7kg | 8 | 330 | コーナン限定ケルヒャー初タンク式高圧洗浄 |
K2K ユニバーサルエディション | 18,480円 | 8m | × | 28×18.2×39cm | 4kg | 9 | 390 | 軽量でコンパクトかつパワフルなコーナン限定モデル |
K2 コンパクト KMR | 17,800円 | 8m | × | 19.6×28×49.8cm | 4.4kg | 9 | 360 | K2を小型化したコメリ限定モデル |
※2022年12月22日時点
元・洗車マンが厳選!ケルヒャーのおすすめ高圧洗浄機はこれ!
比較表を見てもまだ決められない人のために、元・洗車マンの私が本当におすすめできる高圧洗浄機を3つ厳選しました。
K2 クラシック
ケルヒャーの高圧洗浄機はハズレなしの優れものばかりですが、私がどれか一つ選ぶなら断然「K2 クラシック」。
全機種の中で15,180円と最安でありながら、他の機種と比べて機能も見劣りしません。
なおかつ、軽量・コンパクトなので使い勝手の良さもピカイチ。
高圧洗浄機を初めて使う人にも自信を持っておすすめできます。
K2 サイレント
静音設計されてないと困るという人は「K2 サイレント」で決まりです。
K2 クラシックよりも価格は高いものの、体感音が従来のK2シリーズの約半分というから驚き。
また、洗浄力も高くコードの長さが8mもあるので、予算に余裕があれば、K2 サイレントを購入するのもありでしょう。
K3 サイレント
高くても良いから本格的な高圧洗浄機が欲しいという人は、ずばり「K3 サイレント」一択です。
家庭用といえど、K3以降のシリーズは業務用に匹敵するほどのパワーを持っています。
もちろん、K4やK5の方が強いものの、最大許容圧力を比べるとわずかな差しかありません。
(にもかかわらず、値段は2〜3万円も違います…)
価格や機能面を総合して考えると、コスパ最強なのはK3 サイレントです。
K2シリーズだと物足りなさを感じそう…という人はK3 サイレントだと間違いありません。
まとめ
ケルヒャーには高圧・中圧洗浄機やマルチクリーナーなど種類豊富な製品があり、どれもユーザー満足度の高いものばかりです。
それぞれメリットとデメリットがあるので、この記事で紹介した選び方を参考に自分に最適な機種を選んでください。
「自分では決められない…」という人は元・洗車マンが厳選した3つの中から選ぶと失敗しませんよ。
- K2クラシック:迷っているならとにかくこれ!初めて使う人にぴったり
- K2サイレント:静音性と機能性を兼ね備えた優れもの!音が気になる人に最適
- K3サイレント:価格は高くてもコスパ最強!買ってから絶対に後悔したくない人向け
「ケルヒャー以外の製品も視野に入れて検討している!」という人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。