初めて車中泊をすることになりました。
スマホのライトでも代用できそうだと思い、アウトドア好きの友人に相談したところ、「あかりは必要だからしっかり選んで購入した方がいい」と言われました。
しかし、選び方も人気の商品も全く分からないので、車中泊向けのおすすめのライトがあれば教えてほしいです。
車中泊では、夜間は真っ暗になるので、ライトがあるととても便利です。
ライトにも様々な種類の商品があり、明るさやコンパクトさ、デザインなどで車内の雰囲気もがらりと変わりますよ。
今回は選び方も合わせて、おすすめの車中泊用ライトのランキングを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
車中泊用ライトの選び方
車中泊用ライトを購入する際には、下記の3つのポイントを意識して選ぶようにしましょう。
- 電源のタイプで選ぶ
- 明るさで選ぶ
- コンパクトさで選ぶ
ここでは、どうして3つのポイントが大切なのかを詳しく紹介していきます。
電源のタイプで選ぶ
車中泊用ライトには、基本的に『充電式』と『電池式』といった2種類の電源のタイプがあります。
他にも太陽光によって発電する『ソーラータイプ』もありますが、充電式や電池式にプラスで備えられている場合が多いです。
充電式と電池式には、メリットとデメリットがあります。
- 充電式のメリット:充電しておけば長時間使用できて、機能面も充実している
- 充電式のデメリット:充電するのを忘れてしまうことがある
- 電池式のメリット:予備の電池があればバッテリー切れの心配がない
- 電池式のデメリット:電池切れを考えて電池を用意しておく必要がある
充電式の車中泊用ライトは、モバイルバッテリーとして使える商品もあるので、スマホの充電などに使用することも可能です。
万が一のバッテリー切れを防ぐために、事前にしっかり充電しておくようにしましょう。
電池を使用しない分、重量も軽いのが特徴ですね。
電池式の車中泊用ライトを購入する場合は、何泊するのかによって、必要な量の電池を備えておくようにしてください。
少しでも荷物を減らしたいという人は、充電式がおすすめですよ。
明るさで選ぶ
ライトは明るい方が見やすいと思う人が多いですが、車中泊の場合は明るすぎるのはNGです。
なぜなら、車内は自宅などに比べてかなり狭い空間になっているので、明るすぎると目が疲れてしまったり外から見えやすくなってしまったりするからです。
そのため、車中泊用ライトを選ぶ際は、程よく車内を照らしてくる明るさにするようにしましょう。
商品によって、明るさを調整できるライトもあり、用途に合わせて使い分けることもできます。
しかし、「明るすぎないってどのくらいなの?」と疑問に思った方もいるでしょう。
明るさは、lm(ルーメン)で表すので、その数値に注目するのがポイントです。
車中泊時には、約100〜200ルーメンを目安にしてくださいね。
就寝時のみ使うのであれば、読書ができるくらいの明るさの150ルーメンほどで十分ですよ。
コンパクトさで選ぶ
車中泊では、荷物が少ないとそれだけスペースが確保できて、快適に過ごすことができます。
そのため、車中泊用ライトもできるだけコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。
使用時にコンパクトで邪魔にならないことも大切ですが、収納時にコンパクトに折り畳める商品だとより使いやすいですよ。
手のひらサイズのライトや持ち運びに便利な軽量のライトもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
車中泊用ライトのおすすめランキング8選
車中泊用ライトの選び方が分かったら、実際にどんな商品があるのか見比べてみましょう。
ここでは、車中泊用ライトのおすすめランキングを8選紹介していきます。
人気メーカーの商品やアウトドア好きに評判の商品もあるので、参考にしてみてくださいね。
1位:ジェントス LEDランタン
車中泊用ライトの中で特におすすめな商品は、『ジェントス LEDランタン』です。
1位に選んだ理由は、とてもコンパクトで持ち運びに便利な上に、連続点灯時間が長くコストパフォーマンスが良いからです。
また、置いて使うことはもちろん、逆さに吊るして使用することもできます。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の3点。
- 電池式なのにコンパクトで軽い
- 明るさの調節ができる
- 点灯時間が長い
電池式は、電池の重さ分プラスになるので、重量が重くなってしまう傾向があります。
しかし、こちらの商品は単3形アルカリ電池を6本含んでも、本体質量が約400gとかなり軽量です。
大きさも500mlのペットボトルより小さく、約158mm×約73mmとコンパクトサイズです。
また、明るさの調節も可能で、『白色・昼白色・暖色』の3段階切り替えができます。
白色は最大約380ルーメンと明るめですが、暖色は最大約160ルーメンなので、車内で程よい明るさを楽しむことが可能です。
点灯時間も長く、『強』で使用した場合は、白色が約14時間・昼白色が約24時間・暖色が約28時間使用できます。
炎のように光量がランダムに変化するキャンドルモードも搭載されており、点灯時間が約90時間とかなり長いです。
サイズ・明るさ・軽さ・使い勝手などを考えるとかなりコスパが良くておすすめですよ。
価格 | ¥3,998(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | 380 |
電源のタイプ | 電池式 |
おすすめ度 |
2位:コールマン ハンギングEライト
次におすすめなのが『コールマン ハンギングEライト』です。
有名なアウトドアメーカー『コールマン』の商品なので、車中泊をする人にとても人気があります。
吊り下げ式のライトなので、車内全体をやさしく照らしてくれて、まるで自宅のリビングにいるような空間を作り出してくれます。
こちらの商品には、3つのおすすめポイントがあります。
- 充電式で繰り返し使えてスマホの充電が可能
- 明るさの調節ができる
- コンパクトでおしゃれなデザイン
こちらの商品は充電式の車中泊用ライトなので、充電をするだけで繰り返し何度も使用することが可能です。
本体充電時間目安は約5時間で、事前に充電しておけば、Highは約10時間・Middleは20時間・Lowは約40時間使用することができます。
携帯の充電が可能なのも嬉しいメリットですよね。
明るさの調節もでき、『Warm High・Middle・Low・Flash』を使い分けることで快適な車中泊ライフを楽しむことができます。
女性の手にもすっぽり収まるコンパクトさで、丸みのあるフォルムとメタリック風のレッドのデザインがとてもおしゃれです。
また、マグネット入りなので、ポールにつけることもできますよ。
価格 | ¥2,278(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | High250・Middle100・Low30 |
電源のタイプ | 充電式 |
おすすめ度 |
3位:キャリー・ザ・サン Medium Light
「持ち運びに便利で収納場所に困らない車中泊用ライトが欲しい!」という人には、『キャリー・ザ・サン Medium Light』がおすすめです。
ミディアムの使用時のサイズは『110×110×110mm』となっていますが、収納時は『210×110×12mm』とかなりコンパクトに収まります。
素材がポリエステルで折り畳むと厚さがほぼないので、まるでポーチのような感覚で気軽にバッグの中に入れておくこともできますよ。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の3点。
- コンパクトに折り畳める
- ソーラー充電式で点灯時間が長い
- 充電残量が見えて便利
サイズ展開がミディアムとスモール、カラー展開が暖色系のLEDライトと白色灯のLEDライトの2種類があります。
どちらも小さく折り畳むことができるので、収納場所には困りません。
また、防水仕様になっているので屋外で使うときも便利ですよ。
ソーラー充電式なので、太陽光が当たる場所に置いておく必要があり、充電時間は7〜9時間ほどです。
日中外に放置しておけば勝手に充電されるのでかなりエコですが、太陽が出ていない時は充電が難しいというデメリットもあります。
しかし、点灯時間が『10時間(強)・42時間(中)・72時間(弱)』と長いので、晴れている時にしっかり充電しておけば保ちます。
ミディアムサイズのみになりますが、充電残量が一目でわかるインジケーターもついているので急な電池切れを防ぐことができますよ。
価格 | ¥4,290(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | 強100・中20・弱10 |
電源のタイプ | ソーラー充電式 |
おすすめ度 |
4位:スノーピーク たねほおずき
「人気がある車中泊用ライトを試してみたい!」という人には、『スノーピーク たねほおずき』がおすすめです。
国内アウトドアブランドとして大人気の『スノーピーク』が開発した車中泊用ライトで、車内はもちろん、タープ下や小型テントにもぴったりの商品ですよ。
アウトドア好きにはとても人気があります。
こちらの商品には、3つのおすすめポイントがあります。
- カラー展開が豊富で見た目が可愛い
- 連続点灯時間が長い
- 新しい固定方法を採用
カラー展開は、『つち(ブラウン)・もり(グリーン)・ゆき(ホワイト)』の3色です。
丸みがあり、見た目がころんとしていて可愛らしいので、どのカラーもおしゃれですよ。
連続点灯時間は、Hiモードで40時間、Lowモードで70時間なのでかなり保ちます。
電池式ライトで単4電池を3本使用するため、心配な人は予備の電池を用意しておくのがおすすめです。
こちらの商品は固定方法が新しく、本体上部にマグネットキャッチ、ループにマグネットが装備されています。
そのため、紐を通してぶら下げたり、磁石につく素材に直接吊り下げたりすることができますよ。
価格 | ¥5,280(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | 60 |
電源のタイプ | 電池式 |
おすすめ度 |
5位:FIELDOOR アンティークLEDランタン
「コンパクトさや収納のしやすさというより、アウトドアの雰囲気を全力で楽しみたい!」という人には、『FIELDOOR アンティークLEDランタン』がおすすめです。
人気のアウトドアメーカー『FIELDOOR』の商品で、見た目がまさにキャンプなどのアウトドアをイメージさせるアンティークデザインなので、それだけでテンションが上がりますよね。
シルバー・レッド・ブラックとカラー展開が豊富なのも嬉しいメリットです。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の3点。
- 光によって雰囲気を味わえる
- 明るさを自分の好みに調節できる
- 連続点灯時間が長い
本物のオイルランプのようなLEDランタンとなっているので、炎のようなやさしい灯りが車内を包んでくれます。
吊るしたり持ち歩くときに便利な持ち手がついているので、車内でも屋外でもアウトドアの雰囲気を楽しめますよね。
明るさはダイヤル式で無段階調節が可能なので、自分が好きな明るさで照らすことが可能です。
また、連続点灯時間が約100時間と長いのも特徴の1つです。
単1アルカリ電池が2本必要なので、一緒に購入しておくのがおすすめですよ。
価格 | ¥1.680(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | – |
電源のタイプ | 電池式 |
おすすめ度 |
6位:クイックキャンプ アンティーク風LEDランタン メノーラ
「機能性もあって、見た目がおしゃれでインスタ映えな可愛い車中泊用ライトが欲しい!」という人には、『クイックキャンプ アンティーク風LEDランタン メノーラ』がおすすめです。
持ち手が麻のロープになっていて、見た目が本当に可愛いので車内に設置するだけで楽しくなりますよ。
カラーはブラックとホワイトの2種類があります。
こちらの商品には、3つのおすすめポイントがあります。
- 充電式で何度でも使用可能
- 電源元にもなる
- 暖色から寒色まで無段階調節ができる
充電式の車中泊用ライトで、充電時間は約7時間です。
電源元にもなり、いざという時にスマホなどを充電できるのも特徴の1つですよ。
アンティーク風LEDランタンなので、電球色からやさしい明るさなどに無段階調節することができます。
自分の好みの明るさにできるので、眠る時も自宅に近い環境を演出できますよ。
価格 | ¥3,980(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | 20〜370 |
電源のタイプ | 充電式 |
おすすめ度 |
7位:NaFro 意外と便利なランタン
「機能性が充実した車中泊用ライトが欲しい!」という人には、『NaFro 意外と便利なランタン』がおすすめです。
商品名にも『意外と便利な』と採用されているように、電源システムや使用の仕方などが切り替えられるなど、使い勝手がかなり良いです。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の3点。
- コンパクトに収納できる
- 2つの電源システムが便利
- ランタンにもトーチにもなる
アコーディオン型のライトなので、使わない時は折り畳むことで厚みが約4.7cmとコンパクトになり、重さも147gと軽量です。
収納場所にも困りません。
また、太陽光によるソーラー充電とUSB充電の2つの電源システムが搭載されているので、バッテリー切れの心配も少ないですよ。
軽く回して伸ばすだけで立派なランタンになりますし、アコーディオンを閉じた状態ならトーチにもなります。
場面に合わせて使い分けることができるのは良いですよね。
価格 | ¥2.480(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | 140 |
電源のタイプ | 充電式 |
おすすめ度 |
8位:MOMEKI LED充電式ライト
「マグネットタイプのバーライトが欲しい!」という人には、『MOMEKI LED充電式ライト』がおすすめですよ。
4つの強力磁石がついているので、鉄製品などにくっつけてしっかり固定することができます。
こちらの商品には、2つのおすすめポイントがあります。
- 5つの点灯モードが搭載されている
- モバイルバッテリーにもなる
常時点灯は『強・中・弱』と3段階で明るさを調節できます。
そのほかに白と赤のライトが点滅するモードと赤いライトが点灯するモードもあります。
災害が発生するなどの非常時・緊急避難時に使用できるのでいざという時に役に立ちますよ。
モバイルバッテリーにもなるので、スマホやタブレットなどの電子機器も充電できて便利です。
価格 | ¥1,980(Amazon調べ) |
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明るさ(ルーメン) | – |
電源のタイプ | 充電式 |
おすすめ度 |
【Q&A】車中泊用ライトのよくある質問
車中泊用ライトのおすすめ商品を紹介してきましたが、「どこで売ってるの?」「スマホのライトじゃだめなの?」と疑問が湧いてきた人もいるでしょう。
ここでは、車中泊用ライトのよくある質問をまとめたので参考にしてみてください。
車中泊用ライトはどこで売っていますか?
車中泊用ライトが売ってる場所は、アウトドア用品店はもちろん、カー用品店やディズカウントストアなど様々です。
イエローハットやドンキホーテなど、身近な店舗で購入することができます。
また、ランキングで紹介したようにAmazonや楽天などのネット購入も自宅にいながら気軽に手に入るのでおすすめですよ。
100均のライトやランタンでも車中泊用として使えますか?
100均のライトやランタンでも車中泊用として使えますが、広範囲まで照らすことができないのが難点です。
広範囲までしっかり照らして車内で快適に過ごすなら、車中泊用ライトを購入するのがおすすめですよ。
インスタ映えするようなおしゃれな車中泊用ライトは?
インスタ映えするようなおしゃれな車中泊用ライトは、ランキング6位で紹介した『クイックキャンプ アンティーク風LEDランタン メノーラ』です。
アンティーク風LEDランタンなのでおしゃれなのはもちろん、持ち手もカラーも可愛らしくて映えること間違いなしですよ。
ハイエースで車中泊する際におすすめのライトは?
ハイエースで車中泊する際におすすめのライトは、ランキング8位で紹介した『MOMEKI LED充電式ライト』です。
マグネット式で色々な場所に固定できるので、広い車内も満遍なく照らすことができますよ。
ルームランプだけでは対応できませんか?
ルームランプだけでは、バッテリーが上がってしまう可能性があるのでおすすめできません。
また、持ち運びができないので、暗闇の中を外に出るときに不便です。
車中泊用ライトなら持ち運びもできて、充電式や電池式なのでバッテリーを気にする必要がありません。
スマホのライトで代用できますか?
スマホのライトもルームランプ同様に、スマホの充電が減っていってしまいます。
また、広範囲を照らすのが難しかったり、光が眩しく感じてしまう可能性が高いです。
そのため、光の調節ができる車中泊用ライトを購入するのがおすすめですよ。
車中泊ライトを使用するには電源が必要ですか?
ランキングでも紹介している充電式や電池式であれば電源は不要です。
その際に使う電池は使い捨てでも良いのですが、何度でも繰り返し使えた方がコスパが良いので、環境にも優しい充電池がおすすめですよ。
まとめ
車中泊用ライトは、『電源のタイプ・明るさ・コンパクトさ』を意識して選ぶようにしましょう。
特に明るさはとても重要なので『調節できるのか』『ルーメンはどのくらいなのか』などを見て、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。
また、ソーラー充電やモバイルバッテリーなど機能面も重視してみるのがおすすめです。
今回はおすすめの車中泊用ライトを紹介してきましたが、「上手く比較できなかった」という人もいると思うので、それぞれの一覧表を用意しました。
ぜひ参考にしてみてください。
商品名 | 価格 (Amazon) | タイプ | こんな人に おすすめ |
---|---|---|---|
【1位】ジェントス LEDランタン | ¥3,998 | 電池式 | コンパクトな電池式ライトがほしい人 |
【2位】コールマン ハンギングEライト | ¥2,278 | 充電式 | スマホの充電もしたい人 |
【3位】キャリー・ザ・サン Medium Light | ¥4,290 | ソーラー充電式 | コンパクトに収納したい人 |
【4位】スノーピーク たねほおずき | ¥5,280 | 電池式 | 人気がある商品を試してみたい人 |
【5位】FIELDOOR アンティークLEDランタン | ¥1.680 | 電池式 | 明るさは無段階調節がいい人 |
【6位】クイックキャンプ アンティーク風LEDランタン メノーラ | ¥3,980 | 充電式 | 見た目の可愛さを重視する人 |
【7位】NaFro 意外と便利なランタン | ¥2.480 | 充電式 | 機能性を重視する人 |
【8位】MOMEKI LED充電式ライト | ¥1,980 | 充電式 | マグネットタイプのライトが欲しい人 |
車中泊用ライトには、様々なデザインや特徴をもった商品があります。
明るさは車中泊を快適に過ごすための重要な要素になるので、しっかり見極めて購入してみてくださいね。