こんにちは!
コーティングをする際に、有機質や無機質のコーティングって聞いたことないですか?
この事についてはユーザーの方は知らない方もかなり多く、案外こちらから聞かないとお店の人も答えてくれない事もあります。(それかお店の人じたいも知らない)
なので今回はこの有機質、無機質について書いていこうと思います。
有機質、無機質のコーティングって何が違うの?
基本的には有機質のコーティングはポリマー系コーティング。
無機質のコーティングがガラス、ガラス系コーティングになります。
有機質、無機質の特徴
ここで有機質と無機質の特徴があるので書いていきます。
まずこの有機質、無機質ですが、お互い同じ物だと引き付け合う特徴があります。
具体的にいうと
有機質と有機質は相性がよく、引っ付きやすいです。
また無機質と無機質も相性がよく、引っ付きやすいです。
そして逆に質が違えば相性が悪くなり、互いに引っ付きにくくなります。
なので有機質と無機質は相性が悪いという事になります。
そして有機質は劣化しやすく、無機質は劣化しにくい性質もあります。
なのでポリマー系のコーティングは劣化が早く、ガラス系やガラスコーティングは劣化をしにくい為、長く持ちます。
・有機質はポリマーコーティング。
・無機質はガラス、ガラス系コーティング。
・相性は同じ性質同士だとよく、有機質と無機質は相性が良くない。
・有機質は劣化が早く、無機質は劣化しにくい。
では実際にコーティングをする際に注意するべきこと
有機質と無機質の違いや性質はなんとなくわかったけど、コーティングとどういう関係があるの?
と思われた方もおられると思うので、その辺りを書いていきます。
水シミ等の原因物はほとんど無機質
車をキレイに維持しようと思った時にかなり厄介なのが【水シミ】や【ウォータースポット】だと思います。
この主な原因は、雨や洗車後の水の拭き残しで出来ます。
そしてこの原因となってくるのは基本的には【無機質】になります。
ですので上記の通り、無機質のガラスコーティングだと相性がいい為、水シミ等がかなり付き易くなってしまいます。
もちろんこれでだったらガラスコーティングがダメ!という訳ではなく、コーティングによってはこの問題が対策してあったりします。
またはガラスコーティングでも水の弾きを【親水】にすれば水シミ等はとても付きにくくなるので解決できます。
そう考えるとポリマーコーティングは雨等と相性は悪い為、ポリマーコーティングというだけで付きにくくなります。
ただポリマーコーティングは劣化が早い為、早い時期でまた再施工をしないといけないので値段や手間がかかります。
ですので個人的には水シミ対策してあるガラスコーティングか親水のガラスコーティングをオススメします。
・水シミ等の原因となってくるのはほとんどが無機質。
・ガラスコーティングは無機質の為、水シミ等を引き込みやすいが対策してあるコーティングもある。
・ガラスコーティングでも親水にすれば水シミが付きにくくなる。
・ポリマーだと水シミは付きにくくなるが劣化が早い為、再施工の手間やお金がかかる。
まとめ
・お店の人も有機質と無機質は知らないパターンがある為、コーティングをかける際には注意が必要。
・有機質はポリマー系、無機質はガラス系やガラスコーティング。
・有機質同士、無機質同士は相性がいい為、引っ付きやすい。
また有機質と無機質は相性が悪い為、引っ付きにくい。
・有機質は劣化しやすく、無機質はしにくい。
・水シミの主な原因になってくる成分は主に無機質。
・ガラスコーティングは無機質の為、水シミを引っ付けやすいが対策してあるものもある。
・ポリマーコーティングは水シミが付きにくいが、劣化が早い為に再施工の手間と費用がかかる。
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。