撥水や親水と何が違うのかよく分かりません。
この疎水というのも撥水や親水と似ていますが、違う所もありますので違いをまとめて書いていきたいと思います。
車のコーティングで【疎水】と聞くんだけど、撥水や親水とどう違うの?
では本題です。
主に聞いたことがあるのは撥水性と親水性のコーティングだと思います。
なので一つずつ特徴を書いていきたいと思います。
撥水性の特徴
これは皆さんご存じかもしれませんが、上記の画像の様に水が付くと水玉になります。
その水玉が転がっていき、水が残らないようにしています。
見た目上では一番水を弾いてる感があり、見ていて気持ちいいのが特徴です。
一番日本人では馴染みのある弾き方だと思います(‘ω’)
もちろん撥水にもデメリットがあり、先ほどいった水玉がレンズ変わりとなり、太陽光を吸収してしまう為、イオンデポジットが非常に付き易くなってしまいます。
この辺は別記事で詳しく書いていますので、そちらの方をご覧ください。
親水性の特徴
続いては親水性の特徴です。
親水性は水が付くとそのままボディに残る様に働き、他の水とまとまって水が引いていくように流れるのが特徴です。
この親水性のメリットとしては、水玉を極力作らない為、撥水とは違いイオンデポジットがかなり付きにくい性質をもちます。
その為、黒色や赤、青、紺などと言った車の方には相性がいいといえます。
ただもちろんデメリットもあり、多少濡れた程度では水がまとまらない為、流れ落ちません。
なので、中途半端に濡れてしまうのを繰り返すと汚れが乗ったままになるので、見た目も悪くなりますし、コーティングの被膜が傷んできやすくなります。
こちらの親水性のコーティングも別記事で詳しく書いてありますので、気になる方は一度ご覧ください。
https://kkouki.com/sinsui/
疎水性の特徴
最後にメインとなる疎水性の特徴です。
疎水性は水がボディにつくと、親水性の様に水が広がり、そのまま流れ落ちていくイメージです。
なので親水性と疎水性は結構似ているので、ぱっと見は全然分らなかったりします。
そして厳密にいえば疎水性も撥水性なのですが、混乱するかもしれませんのであまり詳細は書かない様にします。笑
親水性と違う点は、少し濡れた状態だと水玉を作るのですが、その水玉がキレイな丸ではなく、少し潰れた様な水玉になる為、撥水よりはイオンデポジットが付きにくくなります。
では疎水性をした方がいいのか?という話になりますが、ここは正直好みの問題にもなってきますので、無理に疎水性をする必要もないかと思います。
ですが、黒や赤、青、紺と言った濃厚色車に乗られている方は、撥水だけは控えた方がいいです。
まとめ
- よく聞く、撥水性、親水性、そして疎水性とは水の弾き方を表した言葉である
- 撥水性は水玉を作って水を落とすが、その水玉がレンズ替わりとなりイオンデポジットが付きやすくなってしまう傾向がある
- 親水性は水がつくとまとまって流れ落ちる為、イオンデポジットが非常に付きにくい性質といえる
- 親水性にもデメリットがあり、多少の水ではまとまって流れ落ちるまでいかない為、かえって汚れてしまう
- 疎水性は親水性とかなり似ており、まとまってからサッと落ちるのが疎水性だが正直見分け自体もぱっと見では分からない
- 疎水性は撥水性と親水性のいい所どりの性質であるが、だからと言って絶対に疎水性が良いというわけではなく、後は好みの問題になってくる
- 黒、赤、青、紺などと言った色はなるべく親水性か疎水性を施工するのをオススメします
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。