ですが要点を抑えれば、かなり分かるようになると思いますので今回はその辺の事を書いていこうと思います。
コーティングの種類が多くて分かりにくい!を解決します。
上記の通り、洗車にあまり知識がない方(特に女性)だとコーティングの種類が結構多い為、調べようにも分からなったりしますよね。
なのでこれからコーティングごとの特徴等を書いていこうと思います。
油脂系コーティング(ワックス)
石油系天然系
これはコーティングと名がついてますが従来から存在する【ワックス】です。
主にカルナバ蝋(ろう)をツヤ出しとして使っています。
ワックスとコーティングの違いについては別記事があり、詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。
ポリマーコーティング(樹脂系コーティング)
比較的安価で施工できるのがこちらのポリマーコーティングです。
ワックスより耐久性に優れ、短時間で施工できるのが特徴です。
ただワックスより耐久性が優れるといっても3か月持つか持たないかです。
ただ、キズから守る効果は弱い為、どうせするならガラス系以上をオススメします。
ガラス系コーティング
~
次は一番よく聞くガラス系コーティングです。
値段的にもかなり上がってきますが、その分性能もいいので安心できるラインです。
ガラス系って何と思われるかもしれませんが、上記のポリマー系にガラス繊維を一部含んだ物の事をいいます。
ガラス系コーティングの特徴ですが、ツヤがポリマーとは比較にならない程出て、キズにもある程度耐性があります。
また持続時間も6か月~3年と長い物も多く、コーティングをするならこのガラス系コーティングラインからだと思います。
ちなみに市販やガソリンスタンドさんで売られているガラスコーティング剤のほぼというかほとんどはガラス系コーティングになります。
また最近よく聞くKeePerさんもガラス系になります。
ちなみにですが、個人的にはガラス系で一番いいのはKeePerさんだと思ってます。
そしてここがややこしいというか厄介な部分があります。
例えば極端な例ですが、ガラス繊維が1割で残りがポリマー系だとガラス系コーティング。
逆にガラス繊維9割、ポリマー1割でもガラス系コーティングです。笑
ですのでガラスコーティングと謳っておきながら実際には成分はほとんどポリマー系という事もあります。
なのでもし市販の溶剤でする場合は成分をしっかり確かめて、分からなければ店員さんに聞いて購入するのをオススメします。
ただガラス、ガラス系では残念なことに無機質になる為、水シミ等に弱い特徴があります。
もちろん対処してあるコーティングもあるので一概には言えませんが、その為半年に一回位はメンテナンスを推奨します。
また別記事ではガラスコーティングメインの記事も書いているのでそちらの方も是非ご覧下さい。
ガラスコーティング~
続いてはガラスコーティングになります。
これは100%ガラス成分の保護膜によるコーティングになります。
その性能は凄まじく、現在存在するコーティングの中でも最も高性能と言っても過言ではありません。
特徴はツヤがとても出るのと、ガラス硬度も高いものが多くキズへの耐性がかなり高まります。
デメリットとしては、もちろん自分で施工はできませんので、専門店での施工になります。
そして料金も10万円~だったりとコストの面でかなり掛かってしまいます。
また先に述べた水シミへの耐性はガラスの為同じ無機質になり、定期的にメンテナンスが必要になってきます。
ですが、ガラスコーティングで親水系のもあり、親水は比較的水シミには強いのでガラスコーティングをする際は親水をオススメします。
コーティングの種類を比較
ここまで文章でなんとなく理解をしていただけたと思いますので、次は分かりやすく表にしましたので情報をまとめてイメージできると思います。
コーティングの種類と水はじきの関係性
これも結構ごちゃごちゃになりやすいですよね。
コーティングに種類があるのはお分かり頂けたかと思いますが、そのコーティングがどのように水をはじくかというのもあるので説明します。
主に水のはじき方は2種類
主に大きく水はじきの種類を分けると2種類しかないのでその種類別に書いていきます。
ちなみに水をはじく角度で決めているですが、参考に載せておきます。
引用:CAR HEART
撥水性
よく見る弾き方だと思います。
水がかかると水玉状になり、滑るように水玉が落ちていきます。
このはじき方のデメリットとしては、水玉がレンズ替わりになり、乾くのが早くなる為水シミがかなり付きやすくなる可能性があるという事です。
なので先ほど説明した、ガラス系、ガラスコーティングでの撥水はオススメできません。
また、屋外駐車で原色の黒、赤、青系の車にもオススメはできません。
※ガラス系やガラスコーティングでも水シミ汚れに対応している物もあるのでその場合は問題ありません
親水性
あまり聞かない方もおられるかもしれませんが、これは水をそこまで撥水せず、まとまって流れ落ちるように水を落とします。
まとまって水が流れ落ちる為、撥水性の様なレンズ効果で水シミが付き易くなることもない為、ガラス系やガラスコーティングととても相性がいいと言えます。
また、原色の黒、赤、青系の塗装にもとてもオススメです。
ただデメリットとしては、まとまった水がないと落ち切らないので、中途半端に濡れてしまうとその水に汚れがたまり、そのまま乾くので汚れが付き易くなる恐れがあります。
ただ水シミが付くより全然マシですけどね(‘ω’)
まとめ
・コーティングの種類は主に
油脂系コーティング(ワックス)、ポリマー系コーティング(樹脂系)、ガラス系コーティング、ガラスコーティングの4種類になる
・ガラス系コーティングから性能が上がり、値段も高くなる為、自分で施工する場合は溶剤選びが重要
お店でしてもらう時はお店やガラス系コーティングの種類がとても重要になってくる
・ガラス系とガラスコーティングの違いは、樹脂系のコーティング混ざっているかどうかで配分は溶剤によってバラバラの為、注意が必要
・コーティングでも水のはじき方に種類があり、主には
撥水系と親水系の2種類に分かれる
・撥水系は水シミが付き易くなってしまう可能性が上がる為、ガラス系、ガラスコーティングとは相性がよくないがその問題に対応してある物であれば問題ない
・レンズ効果がある為、撥水系は屋外駐車で原色の黒、赤、青系の車にもあまりオススメはできない
・親水系は基本的には水シミに強い為、原色車やガラス系、ガラスコーティングと相性がいい
・親水系のデメリットはまとまった水がないと流れない為、かえって汚れやすくなることもある
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。