興味はあるのですが詳細がわからないので利用するかどうか迷っています…
しかし、キーパーコーティングについて詳しい人は少ないのが現状です。
そこで今回はキーパーコーティングの評判や口コミを徹底的に調査しました。
元コーティングマンの私の本音レビューも記載しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
キーパーコーティングの評判は?
それでは早速キーパーコーティングの評判をお伝えします。
まずはネガティブな口コミから紹介していきますね。
ネガティブな口コミ
施工1ヵ月くらいから弾かなくなり、イオンデポジットも付着しだしました。
あまりお勧めできません。
一応もう愛車に施工したからには、3年間はこちらで洗車メンテナンスはしますが、その後は他で親水仕様での再コーティングしようと思います。
洗車するにしても予約が必要で、気軽に『ちょっと洗車して~~』みたいな感じでは立ち寄れません。
・・・・・かなりガッカリです。
引用:みんカラ
前回、ステップワゴンの時は満足の仕上がりでしたが、今回は虫のシミも取れてないし、ウオータースポット閉じ込めたままコーティングしてるし。担当によるのかな。
指摘すると58600円の鏡面研磨しないとと言われました。
あのー納車してまだ2週間なんですが。シミは爪で取れました。次は店舗を変えてみます。
→再施工の流れとなりました。
その後、再施工はしない話に勝手になりました。
引用:みんカラ
他の車種と同じようにダイヤモンドキーパーを施工しました。
コーティングとしては満足している訳では無いですが、ディーラーコーティングよりマシだしメンテナンス、無料洗車がついてくるのは良いと思います。
コーティングの艶は新車だからか、変化は分かりませんでした(^^;
引用:みんカラ
レビューを一通り確認しましたが、ネガティブな意見は少ない印象。
- 予約が必須なので気軽に行えない
- 効果がわからない
などの口コミは一部見られましたが、大部分がキーパーコーティングそのものに対する内容ではなく、施工店に対する不満でした。
ポジティブな口コミ
新車の納車後すぐに施工してもらいました。
雨染みのウォータースポットに強いダイヤモンドキーパーです。
スバルのディーラーコーティング(おそらくウルトラグラスコーティングNEO)は頻繁に洗車できる人でないと雨染みを防ぐのがかなり困難です。
過去、スバルのガラスコーティングをしていたことがありますが、メンテが大変過ぎるだけでなく、すぐ雨染みができてしまうのでこりごりでした。
その点、ダイヤモンドキーパーはガラスコーティングの上にレジン被膜を重ねてつけてくれるので雨染みができにくいです。
ノーメンテでも3年、年1回のメンテで5年間、ガラスコートが維持できます。引用:みんカラ
いつものキーパーLaboでダイヤモンドキーパーを施工しました。
クリスタルキーパー+軽研磨のつもりでしたが、軽研磨付帯のダイヤモンドキーパーを薦められました。
パールでは仕上がり具合が分かり難い…
気になっていた傷やシミが目立たなくなったので、良しとします。
引用:みんカラ
ダイヤモンドキーパーを施工して1年が経ったので、コーティングのメンテナンスをしてきました。
最初に施工してから2、3か月の撥水はすごく良かったのですが、半年経過頃からボンネット・ルーフの撥水性能が低下。
1年経過後もドア等の側面の撥水はソコソコ維持していました。
青空駐車、カーポート、車庫などの環境で持続加減は変わるのかな?ポツポツと少しだけ雨に降られて乾いた後の点々とした汚れは、ホースからブシャーっと強めの水圧で水を掛ければ落ちるので、汚れの落ちやすさは良いと思います。
昨年11月に一度、ボンネットに付いた鉄粉を粘土で除去したのですが、粘土使用直前よりも撥水性能が明らかに低下したので、鉄粉取り用の粘土はあまりお勧めできないです。
今日、標準のメンテナンスをしてもらったので撥水性能が復活したと思います。
ツヤは、ボディカラーが白なので他のコーティングと比べにくいですが、普通にテロッテロに輝いています。
全体的には満足ですが、撥水効果の持続力の点で☆1個マイナス。
引用:みんカラ
ポジティブな意見は非常に多く、日本最大級の車のレビューサイト「みんカラ」では星5つ中4.64と高評価。
(2021年8月26日時点。ダイヤモンドハイブリッドの場合。)
上記以外にも
- 洗車がらくちん
- めちゃくちゃ綺麗!
- 新車のような輝きをとり戻しました
など満足しているという声が多々ありました。
これをふまえて次の章では元コーティングマンの私がキーパーコーティングを忖度なしで評価します。
元コーティングマンの視点でキーパーコーティングを徹底評価!
上記の評判をもとに「実際のところキーパーコーティングはどうなのか?」を深堀りしていきます。
まずは良い点からお伝えします。
良い点
キーパーコーティングの良い点は以下の3つです。
- 施工代がリーズナブル
- 品質や性能が高い
- こまめなメンテナンスが不要
それでは一つずつ詳しく解説していきます。
施工代がリーズナブル
新車を購入する場合、ディーラーでコーティングをすすめられると思います。
しかしディーラーコーティングは5万円以上と非常に高額で、ためらう人も多いでしょう。
(ディーラーによって金額は異なります。)
一方、キーパーコーティングはプロが対応するにもかかわらず、値段は比較的安価。
車のサイズやコーティングの種類にもよりますが、16,600円から可能です。
他のコーティング専門店に比べても価格はリーズナブルなので出来るだけ費用を抑えたい人には向いています。
品質や性能が高い
品質や性能の高さもキーパーコーティングのメリットです。
キーパーコーティングは皮膜が厚く(他社ガラスコーティングの約50倍)、それに加え水シミが付きやすいというガラスコーティングの弱点を克服しています。
さらに撥水性も高く、クリスタルキーパー・ダイヤモンドキーパー・ダブルダイヤモンドキーパーに至っては強撥水で見ていて気持ち良いくらい水を弾いてくれます。
値段以上の品質や性能があるので、コスパ抜群です。
こまめなメンテナンスが不要
通常、ディーラーでコーティングをお願いする場合、自分自身でも1〜2ヶ月おきにメンテナンスを行う必要があります。
(地味ではありますが、これがかなりめんどくさいです。笑)
キーパーコーティングの場合は、基本的にノーメンテナンスなので自分でメンテナンスをしなくてもOK。
コーティング後にわずらわしい思いをしなくてすみます。
悪い点
続いて悪い点をお伝えしていきます。
キーパーコーティングのデメリットは以下の4つ。
- 濃色車には向いていない
- ある程度のメンテナンスが必要
- 施工店ごとに技術の差がある
- 100%ガラス成分ではない
こちらも一つずつ解説していきます。
濃色車には向いていない
キーパーコーティングは濃色車(黒・赤・青など)には向いていません。
理由はイオンデポジット(リング状のシミ)が発生する可能性があるため。
先ほどお伝えしたようにキーパーコーティングは撥水性が非常に高いです。
そのため小雨が降った場合、ボディに水玉状の水が残ってしまいます。
この水玉が太陽の光を吸収してレンズの変わりになり、あっという間にイオンデポジットになってしまうのです。
特に、濃色車を屋根なし駐車されてる人は速攻でイオンデポジットが付着するので要注意。
淡色車の場合は光を吸収しづらいので問題ありませんが、濃色車はイオンデポジットが発生しやすいので疎水性か親水性のコーティングをおすすめします。
ある程度のメンテナンスが必要
キーパーコーティングはノーメンテナンスをうたっていますが、効果を維持するためにはある程度のメンテナンスは必要です。
半年に一度はメンテナンスをしないとコーティングの皮膜を良い状態でキープできません。
これには理由があり、どんなに良いコーティングをしても汚れが少しずつ蓄積してくるからです。
メンテナンスは洗車では落とせない蓄積した汚れを除去し、皮膜を整える役割をしてくれます。
これはキーパーコーティングに限った話ではありません。
どこで施工したとしても定期的なメンテナンスは行いましょう。
施工店ごとに技術の差がある
個人的に一番のデメリットだと感じる点は施工店ごとに技術や熱意に差があるということです。
同じキーパーなのだから同じ技術でおこなって欲しいところですが、残念ながら店舗によって(特にガソリンスタンド)その差が大きいのが現状です。
実際に、コーティングに力を入れていなかったり、スキル自体が低い店舗を何度も見てきました。
こういった店舗で施工してしまうと、キーパーコーティングの良さも全く引き出せないですし、お互い嫌な気持ちで終わってしまいます。
その為、施工店選びはかなり重要です。
元コーティングマンの私が行くとしたら、洗車ブースがある店舗です。
洗車ブースを設置するにはそれなりのお金がかかる為、洗車に力を入れている店舗じゃないと簡単に建てることはできません。
「キーパーコーティングをして欲しいけど、どの店舗が良いかわからない…」という場合は洗車ブースを目安に選んでみてください。
100%ガラス成分ではない
キーパーコーティングのガラスコーティングはガラス成分100%ではありません。
その他の成分が入っているガラス系コーティングです。
ガラスコーティングとガラス系コーティングの違いは以下のとおり。
- ガラスコーティング:性能もトップだけど施工が難しく設備が必要
- ガラス系コーティング:性能は物によっては良く、施工もある程度しやすい
キーパーコーティングはガラス系コーティングの中でかなりトップクラスで性能が良いですが、本家のガラスコーティングと比べるとどうしても性能は劣ります。
結局キーパーコーティングは施工するべき?
上記の良い点と悪い点をふまえた上で、プロ視点から見て「結局キーパーコーティングを施工するべきなのかどうか?」をお伝えしていきます。
結論からいうとキーパーコーティングはおすすめです。
しかし、全ての人におすすめできるというわけではありません。
車のカラーや予算によって異なるので、以下で詳しく解説します。
車のカラーによって異なる
キーパーコーティングは相性の良いカラーと悪いカラーがあります。
白やシルバーといった淡色車の場合、キーパーコーティングとの相性は抜群。
淡色は光を吸収しづらいため、キーパーコーティングのデメリットであるイオンデポジットの発生を心配する必要がありません。
しかし黒、赤、青といった濃色車はおすすめできません。
理由は前述したように、イオンデポジットができやすいためです。
屋根つき駐車場がある場合は濃色車でも問題ありませんが、屋根なしの場合は疎水性や親水性のコーティングを施工するようにしましょう。
予算がある人にはおすすめ
上記はあくまでも元コーティングマンの私の意見です。
人それぞれ相性もあるので予算がある場合は一度実際に試してみると良いでしょう。
ただ「せっかくお金を払うなら後悔したくない…」という人はキーパーコーティングのガラス系コーティングではなくガラスコーティング専門店の「100%ガラスコーティング」をおすすめします。
値段は15万円〜と高額ではありますが、その分効果は凄まじいので必ず満足するはずですよ。
とはいえ、「お金にあまり余裕がない」「コーティングにお金を使いたくない」という人もいると思います。
そんな人のために次の章ではキーパーコーティングをセルフで行う方法を紹介します。
キーパーコーティングをセルフで行う方法
実はキーパーではコーティング剤を販売しているのでセルフで施工が可能です。
手間はかかりますが、費用はぐっと抑えられるので試してみる価値は大いにあります。
セルフキーパーコーティングのステップは以下の3つ。
- 洗車
- 鉄粉や水垢の除去
- コーティング剤の塗布
必須アイテムとともに詳しく解説していくので、「キーパーコーティングにチャレンジしたい!」という人はぜひ参考にしてください。
【STEP1】洗車
コーティングといっても、いきなり溶剤を塗るのはNGです。
車に汚れや異物が残っていたら、コーティングの効果が半減するどころか車を傷めてしまいます。
そのため、しっかりと洗車を行ってから溶剤を塗りましょう。
洗車の際に使用するのは以下の4つのアイテム。
- コーティング専門店のカーシャンプー※必須
- コーティング専門店のホイールクリーナー※状況に応じて
- ラ・モップ2※必須
- キーパークロス※必須
全てキーパーで実際に使われているプロ仕様の洗車グッズです。
コーティング専門店のカーシャンプー
コーティング専門店のカーシャンプーは洗車に欠かせない車用のシャンプー。
泡立ちが良く使いやすいのでキーパー技研のアイテムの中でも特に人気があります。
きめ細かい泡で汚れだけでなく黄砂もしっかりと落としてくれる優れものです。
コーティング施工車にも使用できるので、コーティングをほどこしたあとも継続して使えます。
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容量 | 700ml |
コーティング専門店のホイールクリーナー
ある程度の汚れはカーシャンプーで落とすことができますが、ホイールなどの油汚れはなかなか除去できません。
そこで活躍するのがコーティング専門店のホイールクリーナー。
油汚れはもちろん鉄粉も化学の力で強力に落としてくれます。
洗浄力は高いものの、ホイールやホイール周りは傷つけない中性タイプなので安心して使用可能です。
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容量 | 300ml |
ラ・モップ2
ラ・モップ2はオーストラリア産の羊毛を100%使用した洗車グローブです。
通常の洗車スポンジとは異なり、手にはめるタイプなので圧倒的に使いやすいと好評です。
また、手洗い洗車に最適な毛の密度とやわらかさを追求して作られているので、大事な車を優しく丁寧に洗い上げることができます。
価格 | ¥2,913(Amazon調べ) |
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サイズ | 20×25cm |
キーパークロス
洗車後にはクロスでしっかりと水を拭き取ることが必要です。
数あるクロスの中でもキーパークロスは抜群の吸収性が魅力。
一度で水分を吸収してくれるので、何度も拭き取る手間を省いてくれます。
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サイズ | 40×40cm |
【STEP2】虫の死骸や鉄粉、水垢の除去
続いて洗車では落としきれない虫の死骸や鉄粉、水垢の除去を行っていきます。
使用するアイテムは以下の3つです。
- コーティング専門店の虫とりクリーナー※状況に応じて
- コーティング専門店の鉄粉クリーナー※状況に応じて
- コーティング専門店のコート前のクリーナー※必須
コーティング専門店の虫とりクリーナー
基本的に虫の死骸や鳥のフンは洗車で取れることも多いですが、こびりついてしまったものはカーシャンプーで落とすのは困難です。
そんな時はコーティング専門店の虫とりクリーナーがおすすめ。
特殊な浸透剤を含んだ泡が頑固にこびりついた虫の死骸や鳥のフンをふやかしてくれるので、塗装を傷めずに綺麗に取ることができます。
虫の死骸や鳥のフンは放置すると車を傷めてしまう原因になるので、コーティングするしないにかかわらず常備しておきましょう。
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容量 | 300ml |
コーティング専門店の鉄粉クリーナー
鉄粉は溶剤の密着度を低下させるため、コーティング前には必ず落とす必要があります。
使用するのはコーティング専門店の鉄粉クリーナー。
Amazonで1,500件以上のレビューがあり、星5つ中4.1を得ている大人気商品です。
(2021年8月26日時点)
元ディーラー営業マンからもおすすめするとの口コミが届いています。
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容量 | 300ml |
コーティング専門店のコート前のクリーナー
虫の死骸や鳥フン、鉄粉以外にも除去しなければならない異物はいくつかあります。
例えば、水垢や古いワックスなどです。
それぞれ専用のクリーナーを使って落とすのもありですが、手間がかかるので面倒ですよね。
しかし、コーティング専門店のコート前のクリーナーがあれば水垢やワックスなども一気に落としてくれます。
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容量 | 300ml |
【STEP3】コーティング剤の塗布
下地処理が終わったらいよいよコーティング剤を塗っていきます。
使用するアイテムは以下の3つです。
- キーパーファイナル1※必須
- コーティング専門店のヘッドライトクリーナー&コート※状況に応じて
- ホイールコーティング2※必須
キーパーファイナル1
メインで使用するのはキーパーファイナル1。
塗装を保護しつつ、ツヤを出してくれるポリマーコーティング剤です。
誰でも短時間で高いレベルのコーティングができるので、初心者の人でも安心して施工できます。
また繰り返し使用すると塗装が良くなる効果があるのも魅力的です。
価格 | ¥4,450(Amazon調べ) |
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容量 | 420ml |
コーティング専門店のヘッドライトクリーナー&コート
キーパーファイナル1はボディ専用なので、ヘッドライトは別途専用の溶剤が必要になります。
数あるヘッドライトコーティングの中でも、コーティング専門店のヘッドライトクリーナー&コートはクリーナーやスポンジ、マイクロファイバークロスまでセットになっているのでかなりお得。
コーティング効果があるだけでなく、くもりや黄ばみがあるヘッドライトも新車のようによみがえります。
価格 | ¥2,035(Amazon調べ) |
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容量 | クリーナー30ml、コーティング剤2ml |
ホイールコーティング2
タイヤホイールも専用のコーティング剤が必要です。
ホイールコーティング2は超強力撥水。
施工すると驚くほどのツヤが出て、汚れもつきにくくなります。
1回使い切りタイプなので使いやすさも抜群です。
価格 | ¥990(Amazon調べ) |
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容量 | 2ml |
まとめ
キーパーコーティングの評判は良い意見の方が圧倒的に多いです。
しかし、プロ目線で評価すると全ての人におすすめできるというわけではありません。
「レビューがいいからキーパーコーティングを施工しよう!」と決めるのではなく、自分の車を駐車する環境や車のボディ色を考慮しつつ判断してください。
試してみたいけど予算がない…という人は、ぜひ自分自身でキーパーコーティングにチャレンジしてみてくださいね。
手間はかかりますが数回使用できるので、まずはセルフでお試しするのも良いかもしれないですね。