マキタの高圧洗浄機の購入を検討していますが、いくつか種類があるので迷っています。
洗車におすすめの機種はありますか?
信頼のマキタ製品といっても、種類が多いとどれが自分に合っているのか、判断するのは難しいですよね。
公式サイトを見ても具体的な違いはわからないですし、それぞれの口コミを一つずつ確認するのもかなり手間がかかります。
そこで今回は、マキタの人気モデル5機種の口コミを徹底的に調査し、この記事に全てをまとめてみました。
スペックや特徴がわかる比較表やプロが厳選した洗車向け製品も紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
マキタの高圧洗浄機の評判は?【人気5機種の口コミを製品別に紹介】
それでは早速、マキタの高圧洗浄機・人気モデルの評判や口コミを機種別に紹介していきます。
MHW0820
MHW0820はマキタの高圧洗浄機の中で一番人気のモデル。
高機能でありながら、使いやすさを重視して作られているのが魅力的です。
- 洗浄効果が高く、掃除の時短につながる
- ガンとノズルが軽量で負担にならない
- 収納スペースに付属品を保管できる
- セルフで泡洗車ができる
- 大きさと重さが気になる
MHW0820は業務用としても使えるほど、申し分ないスペックを誇っているため、洗浄力の高さに驚く声が目立ちました。
他メーカーの機種から買い替えたという人も、MHW0820の威力に満足しているので、機能性を重視したい人は、MHW0820を選んでおけば間違いないでしょう。
一方で、サイズが大きめで重量もあるため、持ち運びには向いていません。
また、価格もそこそこするので、安さを重視する人は別の機種を検討した方が良いでしょう。
MHW0800
MHW0800は収納のしやすさが特徴のハイパワーモデル。
高圧ホースが長い・泡洗浄ができる・水圧調整ができるなど、洗車向けのメリットが多い製品です。
- ホースリール付きでホースの収納が簡単
- 高圧ホースがやわらかく使いやすい
- 初めての人でも利用できるのが良い
- 汚れやコケもしっかりと落としてくれる
- デメリットもあるものの、洗浄力の高さがカバーしてくれる
MHW0800は丸みを帯びた可愛らしいデザインをしていますが、意外とパワフル。
常用吐出圧力が7.5MPaもあるので、頑固な汚れもきれいさっぱり除去できます。
高圧洗浄機の知識のない人でも簡単に使えるので、初心者の人にもおすすめです。
しかし、稼働音の大きい・ホースを取り出すときに本体が倒れやすい・ハンドル調整ができないなどのデメリットがあるので、人によっては不便さを感じるかもしれません。
業務用として利用予定の人も物足りなさを感じるでしょう。
MHW0700
MHW0700は本体重量が4.4kgとマキタの高圧洗浄機の中で最も軽量。
また、サイズも29.8×26.8×45.3cmと比較的コンパクトです。
- 収納性に優れていて、持ち運びも楽
- デザイン性の高さに満足している
- 価格がリーズナブル
- 付属品が充実している
- 勢いがすごいため、水はねしやすく、対象物を傷つける可能性がある
MHW0700はMHW0800と同じく収納のしやすさに定評がある製品。
また、軽量かつコンパクトなので、いろんなところに持ち運んで使いたいという人にうってつけです。
15,000円程度で購入できるのも、MHW0700の大きなメリットといえるでしょう。
ただし、ホースの長さが5m短い・セッティングに手間がかかる・音がやや気になるなどの意見もあったため、デメリットがあるということも頭に入れておいてください。
MHW080D
MHW080Dはマキタ初の充電式高圧洗浄機。
事前にバッテリーを充電しておくことで、近くに電源がない状況でも使うことができます。
- 場所を選ばず使えるのが良い
- 標準・静音の2つのモードがある
- タンクはパッキン付きで水を入れても運搬しやすい
- PG2とZKの2つのシリーズがある
- サイズが大きい・ある程度の音がする・準備に手間がかかるなどの欠点もある
MHW080Dは18Vのバッテリー2つで稼働します。
コンセントの場所に左右されず使えるのは、他機種にはない魅力でしょう。
また、自吸での給水をすれば、水道がなくても使用可能。
利用シーンが一気に広がるので、せっかく買うのならとことん使い倒したいという人にもってこいです。
デメリットをあげるとすれば、付属品が多すぎる点。
基本的な使い方しかしないという人は、もったいなさを感じるかもしれません。
ちなみに、MHW080DにはMHW080DPG2とMHW080DZKの2種類があります。
PG2はバッテリーと充電器付きなので、購入後すぐに使えますが、ZKにはどちらも付属されないので要注意。
購入の際は、品番を間違えないように気をつけてくださいね。
MHW720
MHW720は吐出水量が多く、耐久性に優れている高機能タイプの製品。
そのスペックの高さから、業務用として用いられることが多いです。
- 本格的な清掃に向いている
- 別売りアクセサリーを購入すれば自吸もOK
- 3年以上特に問題なく使えている
- 吐出水量が多く、作業効率が良い
- 水圧調整ができるので、対象物に合わせて使い分けができる
MHW720のレビューで目立っていたのが、ハードな汚れにも対応できるという声です。
常用吐出圧力7MPa、最大吐出水量420L/minと他メーカーの最高峰モデル並みの威力を発揮するので、業務用として使いたい人にも向いています。
また、3年以上使っていても故障なしというレビューもあったので、耐久性も考慮したいという人は、MHW720だと安心です。
ネガティブな意見としては、稼働音がそれなりにする・ホースが硬く、長さが短めという投稿がありました。
静音モードはついていないので、使用する場所や時間帯には気をつけるようにしましょう。
また、高圧ホースにこだわりのある人は、別途、対応しているやわらかめの製品か延長ホースを購入した方が良いかもしれません。
洗車向けのマキタの高圧洗浄機の選び方
マキタの高圧洗浄機の人気機種の評判や口コミを紹介してきましたが、「洗車向けには、結局どれが良いんだろう?」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで、プロの私が洗車に最適な高圧洗浄機の選び方のポイントを3つ伝授します。
圧力と吐出水量
一つ目のポイントは、「圧力と吐出水量」です。
圧力の強さは洗浄力に直結し、吐出水量の多さは洗車時間の短縮に直結します。
どちらも数値が高ければ高いほど良いとされていますが、洗車用として使うのであれば、ほどほどでOK。
威力が強すぎるものは、愛車を傷つけてしまう可能性があるので、注意してください。
稼働音
二つ目のポイントは、「稼働音の大きさ」です。
セルフで洗車するとなると、基本的に自宅の駐車場で行うことが多いでしょう。
高圧洗浄機は特有の機械音が発生するため、騒音トラブルに発展しないように気をつけなければいけません。
マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの人は、できるだけ静音モードのついた製品を選ぶようにした方が良いです。
マキタの高圧洗浄機の中で静音モードに切り替えられるのは、MHW0820とMHW080Dシリーズ。
無音とまではいきませんが、一般的な高圧洗浄機よりも音が静かなので、周囲に気兼ねなく使えます。
サイズと重量
最後に、「サイズや重量」も必ず確認しておきましょう。
高圧洗浄機といえど、サイズや重量は機種によって大きく異なります。
コンパクトで軽量タイプは使い勝手が良い一方、パワーが物足りない傾向にありますが、あまりにも大きくて重量があるものは使いづらさが否めません。
自分がどのくらいのサイズや重さであれば、負担なく使えるのかを考えつつ、機種選びをすると良いでしょう。
また、保管場所が確保できるかどうかも、事前にチェックしておいてくださいね。
マキタの高圧洗浄機を機種別に徹底比較
マキタの人気機種をわかりやすく比較表にまとめました。
ぜひ参考にしてください。
機種 | 価格 (Amazon) | 高圧ホースの長さ | 静音 | サイズ(長さ×幅×高さ) | 重さ | 常用吐出圧力(MPa) | 最大許容圧力(MPa) | 最大吐出水量(L/h) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MHW0820 | 39,200円 | 10m | ◯ | 29.2×35.8×83cm | 10.3kg | 8 | 11 | 450 | 全体的にバランスの取れたミドルモデル |
MHW0800 | 28,273円 | 8m | × | 43×38.5×63.5cm | 7.4kg | 7.5 | – | – | 洗車向けのメリットが豊富なハイパワーモデル |
MHW0700 | 15,989円 | 5m | × | 29.8×26.8×45.3cm | 4.4kg | 7 | – | – | 最もリーズナブルなコンパクトモデル |
MHW080DZK | 54,501円 | 5m | ◯ | 43.8×21.8×26.9cm | 6.7kg | 5.5 | 8 | – | マキタ初の充電式モデル |
MHW080DPG2 | 83,108円 | 5m | ◯ | 43.8×21.8×26.9cm | 6.7kg | 5.5 | 8 | – | マキタ初の充電式モデル(バッテリー・充電器付き) |
MHW720 | 66,521円 | 7.5m | × | 35×39×75〜94cm | 16kg | 7 | – | 420 | 業務用としても使える高機能モデル |
元・洗車マンがピックアップ!マキタのおすすめ高圧洗浄機はこれ!
それぞれの口コミや選び方を見ても、自分ではなかなか決められないという人のために、元・洗車マンの私が3機種を厳選しました。
この中から選んでおけば、間違いないですよ。
MHW0800
マキタの高圧洗浄機の中で洗車用としてイチオシなのは、MHW0800です。
洗車用としておすすめの理由は以下の3つ。
- ボディやタイヤ、下回りなど車のパーツに合わせて水圧が調整できる
- 付属の高圧ホースが8mと長く、大きな車種でも洗車しやすい
- 洗剤用ボトル&ノズルがセットになっているので、自宅で泡洗車ができる
3万円弱と手が届きやすい価格帯であるのもおすすめしたいポイントです。
MHW0820
静音モードがついていないと困る…という人は、MHW0820が最適です。
MHW0800に比べて1万円ほど高いものの、静音モードが搭載されており、簡単に切り替えができます。
また、高圧ホースの長さが10m・常用吐出圧力が8MPaと、MHW0800よりも全体的に機能が高いので、価格以上の価値を感じられるでしょう。
自吸ホースセットもついているので、近くに水道がなくても洗車ができます。
MHW080D
「値段が高くてもいいから、一切妥協したくない!」という人は、MHW080D一択です。
バッテリー式なので、場所を選ばずに愛車を洗うことができます。
また、自吸ホースセットや泡ノズルに加えて、洗浄ブラシも付属されているので、タイヤや下回りの汚れも強力に除去可能。
ちなみに、一度の充電でミニバン1台分を余裕で洗車できるようです。
まとめ
マキタ製品は他メーカーに比べて種類が少ないものの、一つ一つの質が高く、根強い人気を誇っているのが特徴的です。
どれも優秀な高圧洗浄機ですが、目的が洗車の場合、あまり向いていない機種もあるので、本記事をしっかりと読んで上で決断してください。
自分ではなかなか決められないという人は、以下の3つの機種のどれかであれば、買って後悔することはないでしょう。
- MHW0800:洗車に嬉しいメリットがいっぱいのハイパワーモデル!初心者ならこれだと間違いなし!
- MHW0820:静音モードに切り替え可能なスタンダードモデル!周囲に気を遣いたくない人にぴったり!
- MHW080D:電源不要の充電式モデル!高圧洗浄機中級者以上の玄人向け!
「他メーカーの高圧洗浄機はどうなんだろう…」という人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。