ハイコーキの高圧洗浄機の購入を検討しています。
洗車用としておすすめの機種はどれですか?
ハイコーキの高圧洗浄機は安心の国内メーカーで、数多くの人に愛用されています。
しかし種類がいくつもあるので、どれを選ぶべきなのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ハイコーキで販売中の5機種の口コミを徹底調査し、一つの記事にまとめてみました。
それぞれの特徴・違いがわかる比較表やプロがガチで選んだ機種もこっそりお伝えするので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ハイコーキ(旧日立工機)の高圧洗浄機の評判は?【人気モデルの口コミを製品別に紹介】
それでは早速、ハイコーキの高圧洗浄機5機種の評判や口コミを機種別に紹介していきます。
FAW105・FAW105(S)
FAW105・FAW105(S)は、ハイコーキの高圧洗浄機の中で最も人気のあるモデル。
使い心地や機能、価格の3つのバランスが非常に良いのが特徴です。
FAW105とFAW105(S)の違いは、付属品の数。
FAW105(S)には、FAW105には付いていない10mの延長ホースと洗浄ブラシがセットになっています。
- 購入したらすぐに使える
- 準備や使い方が簡単
- 耐久性に優れている
- 価格以上の価値が感じられる
- 家庭用としては100点の機能
- 音が大きい・サイズが大きい・重量があるなどのデメリットもある
FAW105・FAW105(S)が売れている理由として挙げられるのは、初心者でも使いやすい点。
組み立ての必要がなく、利用方法もシンプルなので、高圧洗浄機が初めての人でも直感的に操作できます。
スペック自体は高くないものの、家庭用としては十分の機能を備えているのも嬉しいポイントです。
ただし、水垢やエフロ、頑固な汚れには効果が薄いという声もいくつか見受けられました。
そのため、業務用として利用予定の人は、別の機種を選ぶことをおすすめします。
また、音の静かさやサイズ、重さにこだわりのある人にも不向きです。
FAW95
FAW95はコンパクトで軽量であることが売りの高圧洗浄機です。
サイズは30.5×24.5×46.5cmと非常に小さく、置き場所に困ることはありません。
また、重さはたったの4.5kg。
女性の方でも、片手で楽に移動できるのが魅力的です。
- 軽量で持ち運びが簡単
- 昼間なら問題なく使える程度の稼働音
- 水や汚れが飛び散らないように対策が必要
- 他メーカーと比べても、コスパ抜群
- 他機種と比較するとパワーはやや弱い
FAW95のメリットである軽量・コンパクトな点以外にも、稼働音の小ささやコスパの高さに満足する声が多数見受けられました。
ハイコーキの他の機種に比べて、スペック自体は高くないものの、「苔や黒ずみ、サビなども汚れも除去できる」というレビューもあり、家庭用としては申し分ないほどの洗浄力の高さがあることがうかがえます。
しかし、高圧ホースが短いという指摘があったため、使用するシーンによっては不便さを感じる可能性もあるでしょう。
また、付属品であるフォームノズルやブラシはあくまでもおまけ程度の品質です。
アクセサリーにも完璧を求める人には、向いていません。
FAW110・FAW110(S)
FAW110・FAW110(S)は、本体にホースリールが装備されたモデル。
FAW105・FAW105(S)と非常によく似ていますが、重さやサイズ、収納のしやすさ、価格が異なります。
いわば、FAW105・FAW105(S)のグレードアップ版のような製品です。
FAW105とFAW105(S)の本体は全く同じで、付属品の数が違います。
- 高圧ホースが長いため、広範囲の作業に向いている
- ホースが巻き取り式で、準備や片付けが断然楽
- 水圧の強さも洗浄力の高さにも満足している
- 耐久性に優れていて、壊れにくい
- 稼働音がうるさいため、周囲には配慮が必要
- 価格は高めだが、機能が充実している
FAW110・FAW110(S)は、とにかく使い心地の良さが強み。
作業中だけでなく、準備や片付けも簡単に行える優れた高圧洗浄機です。
幅広い層に人気がありますが、特に面倒くさがりな人におすすめします。
また、耐久性も高いため、末長く使える製品を探している人にもうってつけです。
しかし、「ホースを取り出す際に本体が転倒しやすい」という声や「FAW110(S)は付属品が多く、収納場所に困る」などの意見もあったため、自分が重視している点と照らし合わせて購入を決めてください。
FAW110SB
FAW110SBは、ハイコーキの高圧洗浄機の中で最上級モデル。
自吸での給水ができるため、従来の製品に比べて圧倒的に使い方の幅が広がります。
サイズや重さ、各スペックはFAW110・FAW110(S)とほぼ同じです。
- 頑丈な作りで安心できる
- 水や汚れが飛び散るのが気になるが、その分、汚れ落ちは良い
- 自吸機能が付いているため、溜め水も利用できる
- 人によっては稼働音がうるさいと感じる
- 価格以上の満足度が得られる
多くのユーザーが感じているFAW110SBの一番の魅力は、溜め水などを使った給水ができること。
雨水や風呂の残り湯を利用できるため、水道代の節約につながると好評です。
また、水源のない場所でも作業ができるので、作業範囲も広がり、非常に便利だという声も投稿されていました。
しかし自吸機能を使うには、ストレーナーホースセットを別途購入する必要があります。
約5,000円程度で手に入るので、FAW110SBとあわせて購入しておきましょう。
AW14DBL・AW18DBL
AW14DBL・AW18DBLは、ハイコーキのコードレス高圧洗浄機です。
事前にバッテリーを充電しておくことで、電源不要で作業できます。
また、タンク式であるため、水道も必要ありません。
- 意外と水圧は強く、ある程度の汚れは落ちる
- 好きな場所で使えるのが嬉しい
- 洗車にはあまり向いていない
- 他メーカーと比べてトリガーガンが軽い
- バッテリーは工具にも使い回しができる
水道・電源不要な点は、AW14DBL・AW18DBLの大きな長所です。
タンク式にしてはコンパクトで持ち運びにも優れているので、屋外や墓地、キャンプ、レジャーなど、さまざまな用途で活躍するという声が数多く見受けられました。
しかし、他の機種に比べて、最大許容圧力が低いのが欠点。
どちらかといえば、中圧洗浄機の部類に入るので、業務用として利用予定の人にはおすすめできません。
定期的に洗浄する人や思い立ったらすぐ使える気軽な製品が欲しい人に、ぴったりな製品です。
洗車向けのハイコーキ(旧日立工機)の高圧洗浄機の選び方
これまでに、ハイコーキの人気高圧洗浄機の評判や口コミについてご紹介してきましたが、「実際に洗車に使うには、どの機種が最適なのか悩んでしまう人もいるかもしれませんね。」
そこで、私がプロとして、洗車に最適な高圧洗浄機を選ぶ際の3つのポイントをお教えします。
スペック
まずは、「スペック」を確認することが重要です。
特に、「圧力と吐出水量」は必ず確認するようにしてください。
汚れのこびりついた車体を洗浄する際には、圧力の強いものを選ぶと効率的に汚れを落とすことができます。
また、吐出水量が多ければ、洗車時間の短縮が可能です。
ハイコーキの製品は、最大許容圧力が2〜7.5MPaと、他メーカーに比べると水圧は低めですが、水圧が強すぎるものは愛車を傷つける可能性もあるため、洗車には十分な圧力だといえます。
稼働音
高圧洗浄機を選ぶ際の2つ目のポイントは、稼働音の大きさです。
自宅の駐車場で洗車することが多い場合、高圧洗浄機の特有の機械音が騒音トラブルに発展する可能性があるため、注意が必要。
特に、集合住宅にお住まいの場合は、静音モードが付いている製品を選ぶことが望ましいです。
ハイコーキの製品には静音モードが付属されているものはありませんが、音がうるさいという指摘はあまり見受けられなかったため、時間帯や場所に配慮しつつ使えば問題ない程度なのでしょう。
しかし、音の感じ方は人によって異なるため、購入前には一度確認しておくと安心です。
サイズ・重量
最後に「サイズと重量」も確認してください。
高圧洗浄機のサイズや重量は、機種によってさまざま。
たとえコンパクトで軽量なタイプでも、パワーが不十分だったり、逆に大きくて重たいものは使いにくさを引き起こすことがあります。
自分がどのくらいのサイズや重さなら負担なく使えるかを考えながら、機種選びをすることが大切です。
また、保管場所を確保できるかどうかも事前にチェックしておくことがおすすめ。
たとえば、屋内や屋外の収納スペースを有効活用できるか、車のトランクに収納できるかなどを検討してみてくださいね。
ハイコーキ(旧日立工機)の高圧洗浄機を機種別に徹底比較
ハイコーキの全5機種をわかりやすく比較表にまとめました。
ここまでの振り返りとして、ぜひ参考にしてください。
機種 | 価格 (Amazon) | 高圧ホースの長さ | 静音 | サイズ(長さ×幅×高さ) | 重さ | 常用吐出圧力(MPa) | 最大許容圧力(MPa) | 最大吐出水量(L/h) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FAW105/FAW105(S) | 16,809円/16,876円 | 10m | × | 32.5×26×79cm | 6.5kg | – | 7.5 | – | ハイコーキ製品の中で最も人気な標準モデル |
FAW95 | 13,466円 | 5m | × | 30.5×24.5×46.5cm | 4.5kg | – | 6.5 | – | 取り扱いしやすい軽量・コンパクトモデル |
FAW110/FAW110(S) | 21,715円/26,829円 | 10m | × | 42.5×34.5×90.5cm | 11.5kg | – | 7.5 | – | ホースリール搭載の収納性抜群モデル |
FAW110SB | 25,078円 | 10m | × | 42.5×34.5×90.5cm | 11.5kg | – | 7.5 | – | 自吸機能付きの高機能モデル |
AW14DBL/AW18DBL | 34,100円/43,537円 | – | × | 30.2×25.4×47.3cm | 5kg/5.2kg | – | 2 | – | 電源・水道不要のコードレスモデル |
※2023年5月4日時点
元・洗車マンがピックアップ!ハイコーキ(旧日立工機)のおすすめ高圧洗浄機はこれ!
機種の特徴や口コミ、選び方がわかったものの、結局どの商品を選べば良いのかわからないという人もいるでしょう。
そこで、私がこの分野(洗車)での経験を元に、厳選した3つの商品を紹介します。
これらの商品から選べば、失敗することはありません。
FAW95
ハイコーキの高圧洗浄機の中で、どれか一つ選ぶならFAW95です。
洗車に十分な機能が備わっているにもかかわらず、初心者でも手を出しやすい価格帯であることが何よりの魅力。
また、軽量・コンパクトであるため、取り扱いがしやすく、駐車場への持ち運びも楽に行えます。
ただし、付属の高圧ホースが5mしかないのが唯一のデメリット。
不便を感じる場合は延長ホースをあわせて購入すると良いでしょう。
FAW105(S)
ある程度予算がある人は、FAW105(S)を検討してみてください。
FAW95よりも3千円ほど高いものの、最大許容圧力が高く、高圧ホースも長いため、よりパワフルで快適な洗車が可能です。
また、洗浄ブラシがセットになっており、タイヤや下回りの洗浄にも最適。
実際に口コミを見ても、洗車用として活用している人が多数いることがわかります。
FAW110SB
「値段は関係ないから、一番良いものが欲しい!」という人には、FAW110SBがおすすめ。
自吸機能が搭載されており、水道が近くになくても洗車ができる非常に画期的な製品です。
この機種は、ハイコーキの高圧洗浄機の優れた点を凝縮した最上位モデルなので、高い品質を求める方でも満足できるでしょう。
まとめ
ハイコーキの高圧洗浄機は、他メーカーに比べてパワーが弱いものの、洗車には十分な性能を持っています。
どれも魅力的な製品ですが、それぞれメリット・デメリットがあるので、この記事をしっかりと読んだ上で決断してください。
「どれにすれば良いか自分で決められない!」という人は、以下の3機種のどれかであれば、間違いありません。
- FAW95:リーズナブルなのに充実した性能が魅力!初心者は迷わずこれ!
- FAW105(S):ハイコーキの製品で最も人気が高い!より本格的なセルフ洗車がしたい人向け!
- FAW110SB:ハイコーキの良さが全て詰まった高機能製品!高圧洗浄機中級者以上にぴったり!
「他メーカーの高圧洗浄機も見てみたい!」という人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。