友人と久しぶりに会った時に、車に乗っていないのにエンジンがかかっていて驚きました。
その時に『エンジンスターターがおすすめだよ』と教えてもらいましたが、詳しくは聞けなかったのでどんな商品があるのか気になっています。
選び方からおすすめの商品まで教えてください!
エンジンスターターとは、車から離れた場所でエンジンをかけることができるとても便利なアイテムです。
事前にエンジンをかけておくと、夏場は車内を冷やしておけたり、冬場は温めてフロントガラスの凍結を溶かしておけたりします。
そのため、愛車に乗った瞬間から快適な運転を楽しむことができますよ。
今回は、エンジンスターターの選び方やおすすめランキングを紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
- エンジンスターターの選び方
- エンジンスターターのおすすめランキング10選
- 1位:コムテック アンサーバック エンジンスターター BeTime WR530
- 2位:カーメイト エンジンスターター TE-W7300
- 3位:コムテック アンサーバックエンジンスターター BeTime WRS-40
- 4位:ユピテル エンジンスターター VE-E7710st
- 5位:ユピテル エンジンスターター VE-E9910st
- 6位:カーメイト エンジンスターターTE-W5200A
- 7位:コムテック エンジンスターター BeTime CRS-1000
- 8位:カーメイト エンジンスターター プッシュスタート車専用 TE-X503T
- 9位:カーメイト エンジンスターター TE-W73PS
- 10位:ユピテル リモコンエンジンスターター VE-E6610st
- エンジンスターターの取り付け方法と初期設定のしかた
- エンジンスターターの使い方
- 【Q&A】エンジンスターターのよくある質問
- エンジンスターターのメリットとデメリットは?
- エンジンスターターでできることは?
- エンジンスターターの相場は?
- エンジンスターターの仕組みを教えてください
- どのくらいの距離まで電波が届きますか?
- 適合車種かどうかはどのように調べたら良いですか?
- 取り付け時間はどのくらいかかりますか?
- イモビライザーが装備されている車でも使えますか?
- 自分で取り付けが難しい場合、ディーラーや業者に依頼できますか?
- 持ち込みの場合、取り付け工賃はいくらぐらいかかりますか?
- スペアキーは必要ですか?
- 寿命はどれくらいですか?
- 故障や不具合が出た場合、修理はできますか?
- エンジンがかからないのは故障が原因ですか?
- スマホのアプリを使って操作できる商品があると聞いたのですが…
- エンジンスターターのリモコンカバーやキーケースは付属されていますか?
- メーカー別の特徴が知りたいです
- 車以外にも使えますか?
- まとめ
エンジンスターターの選び方
エンジンスターターを選ぶ際には、以下の5点を意識しましょう。
- 純正品・社外品
- 対応している車種
- 電波が届く距離
- 送信方法
- 機能面
ここでは、エンジンスターターの選び方を詳しく紹介していきます。
純正品・社外品から選ぶ
エンジンスターターを選ぶ時は、まず純正品か社外品かを選択するようにしましょう。
純正品は自動車メーカーが販売しているため、車種に完全に合うように制作されています。
つまり、動作保証がされていて誤作動やトラブルなどの心配が少ないということです。
メリットとしては、安心して利用できるという点がありますが、その分価格が高くなってしまいます。
一方の社外品は、純正品に比べてコスパが良いというのがメリットです。
また、様々なメーカーが販売していて、商品によって機能面も充実しています。
しかし動作に不具合が起こる可能性はあるので、安全性を重視するなら『純正品』、コスパや機能面の選択肢を重視するなら『社外品』がおすすめです。
対応している車種から選ぶ
エンジンスターターは、対応している車種が決まっているので、必ず対応車を確認しましょう。
せっかく購入しても、対応している車種でなければ作動しません。
対応メーカーや車種、年式などが決まっているので、しっかりチェックしてくださいね。
また社外品は、対応車種はもちろん、対応しているタイプの確認が必要です。
例えば、プッシュスタート車用・イモビライザー車用・ハイブリッド車用などでも利用できるのか、利用する際は別途専用のアダプターが必要かなど、細かい部分まで把握してから購入するようにしましょう。
電波が届く距離で選ぶ
エンジンスターターは、電波が届く距離で選ぶのもポイントの一つです。
「家から駐車場までの距離が遠すぎて、エンジンがかかっていなかった…」と後悔してほしくないので、必ず『実用距離』を確認するようにしましょう。
エンジンスターターには、最大距離も記載されているのですが、電波が障害物によって邪魔された時に作動しない可能性があります。
そのため、建物などの障害物に邪魔された時でも利用できる『実用距離』をチェックすべきです。
200〜700m程のエンジンスターターが多いので、そのくらいを目安にしましょう。
送信方法で選ぶ
エンジンスターターの電波の送信方法には、『単方向性』と『双方向性』の2種類があります。
- 単方向性:エンジンスターターから一方的に電波を送る
- 双方向性:車に搭載した装置からエンジンスターターに向けて電波が返ってくる
単方向性のエンジンスターターは、価格も安く性能もシンプルなので、あまり車に関して知識がない人でも扱いやすいです。
しかし、エンジンがしっかりかかったかどうかなどを確認することはできません。
双方向性ならコストはかかってしまいますが、エンジンの状態はもちろん、車内の温度・バッテリーの電圧といったところまで確認することが可能です。
機能面で選ぶ
エンジンスターターを利用すると、離れた場所からエンジンがかけられるというメリットがありますが、実は他にも様々な機能を備えている商品が多いです。
- 温度センサー:リモコンで車内の温度を確認できる
- ドアロック・アンロック:離れたところから車のドアキーを閉鎖する
- オートライト制御機能:ヘッドライトを消灯してバッテリーが上がるのを防止する
- アンサーバック:エンジンの状態を表示したりブザーでリモコンに通知する
- スマホ対応:スマホをエンジンスターター代わりに使える
このように優れた機能が備わっているエンジンスターターを利用すると、離れた場所からでも車内の状態やドアの閉鎖などができるのでとても便利ですよね。
しかし、商品によってはエンジンスターター単体では使用できない可能性もあるので、購入する際にはしっかり確認するようにしましょう。
エンジンスターターのおすすめランキング10選
エンジンスターターの選び方が分かったら、実際にどんな商品があるのか見比べて、愛車に合ったものを探してみましょう。
ここでは、厳選したエンジンスターターのおすすめランキングを紹介していきます。
1位:コムテック アンサーバック エンジンスターター BeTime WR530
エンジンスターターの中で1番おすすめなのが、コムテックの『アンサーバック エンジンスターター BeTime WR53』です。
通信安定性がバツグンで、最長電波到達距離は3,300m、実用距離は200〜800mあります。
双方向モデルで、車の状態が液晶表示されるので初めて利用する人にもわかりやすくておすすめです。
コムテックの『アンサーバック エンジンスターター BeTime WR53』の具体的な特徴は以下の3点です。
- アイドリング機能が充実
- オートライト制御機能付き
- イモビライザー装備車対応
アイドリング機能が充実しており、アイドリング時間を10分・20分・30分・40分から選択することができます。
さらにリモコン操作でアイドリング時間の延長も可能で、アイドリング残時間を液量画面で確認できるのも便利です。
また、オートライト制御機能が付いているため、アイドリング終了時やエンジン停止時には、ヘッドライトを消灯してバッテリーが上がるのを防いでくれます。
しかし、この機能は専用ハーネス『Be-964(別売)』の接続が必要となります。
また、別売のイモビ対応アダプターを接続すれば、イモビライザー装備車にも取り付けることが可能です。
価格 | ¥24,800(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 200〜800m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
2位:カーメイト エンジンスターター TE-W7300
カーメイトの『エンジンスターター TE-W7300』は、アンサーバックがとても分かりやすい液晶リモコンというのが特徴です。
ホワイトバックライト液晶なので、夜間や暗い場所でも見やすくて便利です。
カーメイトの『エンジンスターター TE-W7300』には、3つのおすすめポイントがあります。
- インダッシュアンテナで車内がスッキリ
- アンサーバック機能が充実
- ドアロック機能に対応
メインユニットと車載アンテナを一体化した『インダッシュアンテナ』を採用しているため、車内にアンテナが出ず後付け感なく取り付けられるというのが魅力です。
後付け感があるとスッキリしなくて、見栄えが悪くなってしまいますよね。
そしてアンサーバック機能も充実しており、エンジンの状態はもちろん、車内温度・アイドリング残時間・車両バッテリー電圧などをチェックすることができます。
アニメーションで通信しているのが分かるので、とても見やすいです。
また、ドアロック機能にも対応しているので、車から離れた場所からでもドアロック操作が可能です。
ドアロック機能を利用する場合は、別売のオプションやアダプターが必要になります。
価格 | ¥14,726(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 500m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
3位:コムテック アンサーバックエンジンスターター BeTime WRS-40
コムテックの『アンサーバックエンジンスターター BeTime WRS-40』は、プッシュスタート車専用モデルのスズキ用になります。
他にも『ダイハツ用・ホンダ用・トヨタ・スバル用』があるので、購入する際は愛車に合ったものを選ぶようにしてくださいね。
リモコンは1年間ですが、3年保証がついているので安心して利用することができます。
コムテックの『アンサーバックエンジンスターター BeTime WRS-40』の具体的な特徴は以下の3点です。
- スマートキーリンクシステムを採用
- スマートスタート機能搭載
- オートライト制御機能搭載
スマートキーリンクシステムを採用しているので、リモコンが純正スマートキーと通信してエンジン始動が可能になります。
そのため、スペアキーを車内に置いておいたり、別にイモビライザー解除アダプターを取り付ける必要がないです。
また、ドアを開けたりフットブレーキを踏んだりしてもエンジンが停止しない『スマートスタート機能』が搭載されているので、乗車後はそのまま走行できます。
そしてオートライト制御機能もついており、車両のオートライト機能をONにしていても、ヘッドライトを消してバッテリー上がりを防ぐことが可能です。
価格 | ¥19,800(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外用 |
実用距離 | 250m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
4位:ユピテル エンジンスターター VE-E7710st
ユピテルの『エンジンスターター VE-E7710st』は、ターボタイマー標準搭載でアンサーバック対応のエンジンスターターとなっています。
実用通信距離が500mなので、家と駐車場が離れた場所にある場合でも利用しやすいです。
最大電波到達距離は、2,500mとなっています。
ユピテルの『エンジンスターター VE-E7710st』には、3つのおすすめポイントがあります。
- 液晶グラフィック&音階ブザーでアンサーバック
- アンテナ内蔵ジャンクションユニットで車内がスッキリ
- ドアロック・アンロック機能対応
エンジンの始動や車内温度、ドアロック操作の完了などを見やすい液晶グラフィックと音階ブザーで知らせてくれます。
音がなるので、正常に操作できたか確認しやすいですよね。
「早朝に音がなるのはちょっと…」という人は、音を鳴らさない設定もできるので安心してください。
そして、通常車内に取り付ける車載アンテナユニットがジャンクションユニットに内蔵されているので、車内をスッキリ見せることが可能です。
また、別売のキーレスエントリーを接続すれば、ドアロック・アンロック機能も利用できます。
価格 | ¥13,200(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 500m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
5位:ユピテル エンジンスターター VE-E9910st
ユピテルの『エンジンスターター VE-E9910st』は、実用距離の長さを重視したい人におすすめの商品です。
かつてない長距離通信を実現したLoRa『ローラ』を搭載しているので、従来のエンジンスターターよりも約4倍の通信距離を可能にしました。
最大電波到達距離が12,000m、実用距離が最大約2,000mなので、かなり遠くの場所からでもエンジンをかけることができます。
ユピテルの『エンジンスターター VE-E9910st』の具体的な特徴は以下の3点です。
- 液晶グラフィック&音階ブザーでアンサーバック
- 業界最長電波到達距離最大12km
- 7色LEDバックライト機能搭載
4位で紹介したユピテルの『エンジンスターター VE-E7710st』と同じで、液晶グラフィック&音階ブザーでアンサーバックしてくれます。
音が鳴るのは便利ですが、音を鳴らさない設定も可能です。
7色LEDバックライト機能が搭載されているので、暗い場所でも見やすく『白・黄色・紫・水色・赤・緑・青』の中から好きな色にカスタマイズできます。
気分に合わせて色を変えることができるのも嬉しい機能ですよね。
価格 | ¥19,800(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 2,000m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
6位:カーメイト エンジンスターターTE-W5200A
カーメイトの『エンジンスターターTE-W5200A』は、アンテナが内蔵されているリモコンなので、スタイリッシュな見た目のエンジンスターターです。
アンテナを伸ばさなくて良いので、荷物を持っている時でも片手で簡単に操作できます。
また、液晶画面がなくその分大きなボタンがついているので、シンプルで誰でも使いやすくなっています。
カーメイトの『 エンジンスターターTE-W5200A』には、3つのおすすめポイントがあります。
- リモコンへアンサーバック
- ドアロック機能に対応
- インダッシュアンテナで車内がスッキリする
先述したように液晶画面はないですが、ホワイトLEDが点灯してエンジンのスタート・ストップなどをリモコンへアンサーバックします。
光なので暗い場所でも分かりやすいのですね。
また、別売のオプションやアダプターを使えば、遠距離でも車両のドアロック操作が可能です。
そしてシンプルなのはリモコンだけでなく、車内に取り付けるアンテナも、メインユニットと車載アンテナが一体化しているので後付け感がありません。
大きなボタンで簡単操作がしたい人にはおすすめのエンジンスターターです。
価格 | ¥9,581(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 500m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
7位:コムテック エンジンスターター BeTime CRS-1000
コムテックの『エンジンスターター BeTime CRS-1000』は、トヨタ・スバルのプッシュスタート車専用エンジンスターターです。
エンジンがかかったことが手元で分かるアンサーバックタイプで、液晶画面はなく、『緑・オレンジ・赤』の3色に光って教えてくれます。
他にもホンダ・ダイハツ用、スズキ・ニッサン用もあるので、愛車に合わせて購入することが可能です。
コムテックの『エンジンスターター BeTime CRS-1000』の具体的な特徴は以下の3点です。
- スマートキーリンクシステム採用
- スマートスタート機能・オートライト制御機能搭載
- 防水リモコン
リモコンが純正スマートキーと通信してエンジン始動を可能にするスマートキーリンクシステムを採用しているので、スペアキーを車内に置いたり、別途イモビライザー解除アダプターを購入する必要がありません。
しかし別売オプションを取り付けると、エンジン始動後そのまますぐに走行できたり、オートライト機能をONにした状態でもヘッドライトを消灯してバッテリー上がりを防いでくれたりと、様々な機能が利用できます。
他のエンジンスターターとの違いは、『防水リモコン』であることです。
水没したとしても防水性があるので焦らなくて済みます。
雨の日に屋外で作業する人などにもおすすめのエンジンスターターですよ。
価格 | ¥21,490(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 250m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
8位:カーメイト エンジンスターター プッシュスタート車専用 TE-X503T
カーメイトの『エンジンスターター プッシュスタート車専用 TE-X503T』は、トヨタ・スバル用のエンジンスターターです。
アンサーバックが分かりやすい液晶リモコンなので、アイドリング状況や車内温度などをいつでも確認することができます。
液晶画面はアニメーションで分かりやすく、夜間も見やすいホワイトバックライトです。
カーメイトの『エンジンスターター プッシュスタート車専 TE-X503T』には、3つのおすすめポイントがあります。
- スペアキー取り付けが不要
- イージーエントリー機能
- オートリスタート機能
TE-X503Tは、純正スマートキーのイモビライザーデータをリモコンから通信するので、スペアキーの車両取り付けが不要です。
しかし、リモコンに純正スマートキーを取り付けて使用する必要があります。
また、純正キーによるドアロック操作がアイドリング中でも可能になっています。
そして車に乗った後は、ブレーキを踏むだけでエンジンスターターの停止とエンジンの再始動が自動でできて便利です。
機能が揃っている分、値段は高くなってしまいますね。
価格 | ¥26,450(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 500m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
9位:カーメイト エンジンスターター TE-W73PS
カーメイトの『エンジンスターター TE-W73PS』は、トヨタ・スバルのプッシュスタート車専用モデルです。
車内温度も分かる液晶リモコンがとても便利で、スペアキーを取り付けずにイモビライザーにも対応可能な商品となっています。
液晶画面では、アイドリング状況やエンジンスタート・ストップなどを確認できますよ。
カーメイトの『エンジンスターター TE-W73PS』の具体的な特徴は以下の2点です。
- インダッシュアンテナで後付け感がない
- ドアロック・オートライト機能に対応
カーメイトのエンジンスターターは、インダッシュアンテナを採用している商品が多く、 TE-W73PSもその一つです。
メインユニットと車載アンテナが一体化されているので、アンテナがでないというメリットがあります。
また、遠距離からでもドアロックができたり、オートライト機能をONにした状態でも使用できたりと機能面も充実しています。
しかし、別売のオプションやアダプターが必要なので購入する際はしっかり確認するようにしましょう。
価格 | ¥19,430(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 500m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
10位:ユピテル リモコンエンジンスターター VE-E6610st
ユピテルの『リモコンエンジンスターター VE-E6610st』は、LED点灯と音階ブザーでアンサーバックしてくれる、とてもシンプルで使いやすいエンジンスターターです。
リモコン本体は1年ですが、ジャンクションユニットは3年保証がついているので安心して利用できますね。
値段もお手頃価格となっているので、「できるだけコストを抑えたい」という人におすすめのエンジンスターターです。
ユピテルの『リモコンエンジンスターター VE-E6610st』には、2つのおすすめポイントがあります。
- LED点灯・音階ブザーでアンサーバック
- アンテナ内蔵ジャンクションユニットで車内がスッキリ
VE-E6610stは、エンジン始動・停止などの車内状況を分かりやすいLED点灯と音階ブザー(ドレミ音)で教えてくれます。
そのため、液晶画面などがなくシンプルでスタイリッシュなリモコンがオシャレです。
また、車内に取り付けるジャンクションユニットにアンテナが内蔵されているので、リモコンだけでなく車内もスッキリしてスマートになりますよ。
価格 | ¥13,000(Amazon調べ) |
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タイプ | 社外品 |
実用距離 | 500m |
送信方法 | 双方向性 |
おすすめ度 |
エンジンスターターの取り付け方法と初期設定のしかた
おすすめのエンジンスターターを紹介してきましたが、「取り付け方が分からないから不安…」「初期設定ってどうすればいいの?」と疑問が湧いてきた人もいるでしょう。
ランキングでは双方向性のエンジンスターターのみを紹介しているので、双方向性の大まかな流れを解説します。
- キーシリンダーを外す
- エンジンスターターの車種別専用ハーネスとキーシリンダー本体を接続
- ブレーキ検出コードをサイドブレーキに接続
- エンジンスターター本体を空いているスペースにしまって固定する
上記である程度イメージがついたと思いますが、商品や追加オプションによっても工程が変わってきます。
またメーカーによって取り付け方法や使い方が異なるので、ここではランキング1位で紹介したコムテックの『アンサーバック エンジンスターター BeTime WR53』について解説します。
- バッテリーのマイナス端子を外す
- ステアリングコラムカバー(ハンドルの付け根部分のパネル)を外す
- キーシリンダーに接続されているコネクターを抜く
- 抜いたコネクターの間に車種別専用ハーネスを繋ぐ
- スターター本体のアースを接続する
- 本体と専用ハーネスを接続する
- バッテリーのマイナス端子を接続
続いては『アンサーバック エンジンスターター BeTime WR53』の初期設定の仕方について流れを紹介します。
- キーをACC(アクセサリー)の位置まで回して止める
- キーをONの位置まで回して止める
- キーをOFFにせずに10秒以内にセルを通常より長めに回しエンジンをかける
- キーをOFFの位置まで回して抜く
- リモコンの『ENGINE』スイッチを押し、液晶部分に『SET』と表示されている間に『START』スイッチを押す
各種の項目を設定する場合は、エンジンを停止してキーを抜いた状態でリモコンの『ENGINE』と『START』を同時に5秒間長押しすると、ブザー音が鳴り設定モードに入ります。
設定する際の操作方法はこちらです。
- 『START』スイッチ1回押し:項目を変更
- 『STOP』スイッチ1回押し:設定を選択
設定内容は10項目あります。
- アイドリング時間
- ターボタイマー
- セルストップ方式
- セル延長時間
- セルストップ時間
- グロー時間
- オートロック
- カーテシ検出
- スイッチモード
- ディスプレイモード
これらの項目を全て設定したら、『TM.O』とエラーが表示される前にリモコンの『ENGINE』と『STOP』スイッチを同時に5秒間長押しします。
リモコンからブザー音が『ピー』と鳴り、メインユニットから『ピーピー』と鳴れば、設定完了です。
取り付け方法や初期設定の流れが分かりましたでしょうか?
「文章だけでは分からなかった…」という人は、色んな動画が上がっているのでチェックしてみてくださいね。
エンジンスターターの使い方
エンジンスターターの取り付け方法や初期設定の仕方が分かったら、次は使い方ですね。
商品によって使い方は異なるので、ここでもランキング1位の『アンサーバック エンジンスターター BeTime WR53』を例に解説していきます。
- エンジンスタート:『ENGINE』→『START』
- エンジンストップ:『ENGINE』→『STOP』
- 車両ドアロック:『START』2回押すor『START』2秒長押し
- 車両ドアアンロック:『STOP』2回押すor『STOP』2秒長押し
このようにボタンを押す順番・回数・長押しなどで、遠隔操作することが可能です。
各商品ごとに取扱説明書がついているので、リモコン操作方法を確認してから利用するようにしましょう。
【Q&A】エンジンスターターのよくある質問
エンジンスターターの選び方やおすすめランキング、取り付け方法などを紹介してきましたが、他にも知りたいことがある人もたくさんいるでしょう。
ここでは、そんな方のためにエンジンスターターのよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
エンジンスターターのメリットとデメリットは?
エンジンスターターのメリットは、離れた場所からでもエンジンをかけることができるので、乗車前に車内を快適な温度にしておける点です。
真夏は冷房をつけておけるのでモワモワ〜という暑さを我慢しなくて良いですし、冬は暖房をつけて温めておくことでフロントガラスの凍結を溶かしておけて寒い思いをしなくて済みます。
また、エンジンをかけてすぐに走行するよりも、エンジン周辺が温まってから走り出した方が車にも優しいです。
エンジンスターターのデメリットとしては、注意して利用しないと車が勝手に動き出してしまう可能性があることです。
シフトレバーがパーキングになっていなかったり、パーキングブレーキをかけ忘れていたりすると、離れた場所からエンジンをかけた瞬間に動いてしまうかもしれません。
しっかり意識しておけば防げるので、うっかりしないように注意しましょう。
エンジンスターターでできることは?
エンジンスターターは、商品によってできることがたくさんあります。
離れた場所からエンジンをかけることはもちろんですが、他にも以下のような機能が備わっています。
- 温度センサー:リモコンで車内の温度を確認できる
- ドアロック・アンロック:離れたところから車のドアキーを閉鎖する
- オートライト制御:ヘッドライトを消灯してバッテリーが上がるのを防止する
- アンサーバック:エンジンの状態を表示したりブザーでリモコンに通知する
- オートリスタート:エンジンをかけ直すことなく走行できる
リモコン1つで車内の状況が分かるのはとても便利ですよね。
エンジンスターターの相場は?
純正エンジンスターターの相場は、5〜7万円になります。
安心して利用できるので、それだけお値段も高めです。
社外品であれば、相場は2〜4万円です。
ただし、本体価格の他に専用ハーネスなどが必要になる場合や、取り付けを依頼する場合は価格が上乗せされるので注意しましょう。
エンジンスターターの仕組みを教えてください
エンジンスターターは、スターター本体を車内に設置して、リモコンから電波を発信してエンジンがかかる仕組みです。
双方向性の商品であれば、本体からも電波を発信してリモコンに車内状況を通知します。
どのくらいの距離まで電波が届きますか?
エンジンスターターによって違いますが、200〜800mまで電波が届きます。
商品を選ぶ際は、『問題なく電波が届く距離=実用距離』を目安にしましょう。
適合車種かどうかはどのように調べたら良いですか?
メーカーによって、車種別専用ハーネス適合表などが用意されているので、そちらを参考に調べるようにしましょう。
取り付け時間はどのくらいかかりますか?
エラーなどが出ない限りは、1時間から1時間半くらいかかりますが、慣れている人ならもう少し早く取り付けられます。
しっかり配線しないと正常に動かないので、説明書をよく見て取り付けるようにしましょう。
イモビライザーが装備されている車でも使えますか?
イモビライザー車対応のエンジンスターターなら利用可能です。
ランキング1位で紹介しているコムテックの『アンサーバック エンジンスターター BeTime WR53』などを参考にしてみてください。
自分で取り付けが難しい場合、ディーラーや業者に依頼できますか?
ディーラーや業者に依頼することができます。
費用はかかりますが、プロに任せた方が安全に効率良く取り付けることが可能です。
持ち込みの場合、取り付け工賃はいくらぐらいかかりますか?
取り付け工賃は店舗によって異なります。
例えば、イエローハットの取り付け工賃は9,900円です。
ドアロック付きだと、13,200円かかります。
オートバックスでは通常6,480円の取り付け工賃に、場合によっては追加料金が上乗せされていきます。
しかし、店舗で購入したものでなく持ち込みの場合は、さらに持ち込み手数料などがかかり通常よりも高い価格となるので注意しましょう。
スペアキーは必要ですか?
スペアキーが必要な商品もありますが、スペアキーを車内に置く必要がない『スマートキーリンクシステム』を採用しているエンジンスターターもあります。
また、スペアキーをリモコン本体につけておく商品もありますよ。
寿命はどれくらいですか?
エンジンスターターの寿命は3年〜7年と言われています。
しかし、リモコンを落としてしまったり水没して壊してしまったりすると故障の原因になる可能性もあるので、丁寧に扱うようにしましょう。
故障や不具合が出た場合、修理はできますか?
故障や不具合が出た場合は、メーカーによって修理に出すことができます。
3年保証などがついている商品を選んでおくと安心です。
エンジンがかからないのは故障が原因ですか?
エンジンがかからない原因は、正しく接続ができていないというケースが多いです。
もう一度正しく付け直して再設定してみるか、ディーラーや業者に依頼してみるのがおすすめですよ。
スマホのアプリを使って操作できる商品があると聞いたのですが…
ランキングでは紹介していませんが、スマホアプリを使って操作できる商品もあります。
スマホ専用のアプリと連携して、エンジンをかけたり車内の状況確認したりできます。
エンジンスターターのリモコンカバーやキーケースは付属されていますか?
エンジンスターターのリモコンカバーやキーケースは、基本的に別売になっています。
シリコン製や抗菌カバーなどをつけておくと、リモコンを落としてしまった時の衝撃が減るなどのメリットがあるのでおすすめです。
メーカー別の特徴が知りたいです
エンジンスターターで有名なメーカーは、『ユピテル・コムテック・カーメイト』の3つです。
無線通信機器メーカーの大手であるユピテルは、ドライブレコーダーやカーナビなどのカー用品からスポーツ用品まで、幅広く取り扱っています。
エンジンスターターでは、機能性があり操作しやすく、価格もリーズナブルです。
ドライブレコーダーで有名なコムテックでは、コスパが良く機能性を重視しているエンジンスターターがたくさんあります。
ランキングでも1位に躍り出るほど、とても優秀な商品が揃っていておすすめです。
そして老舗カー用品メーカーのカーメイトは、高級感のあるデザインでありながら、機能面もクオリティの高いエンジンスターターを製造しています。
おすすめポイントは、アニメーション付きの液晶表示が分かりやすい点ですね。
車以外にも使えますか?
エンジンスターターは車用なので、車以外に利用することはできません。
まとめ
エンジンスターターは、離れた場所からエンジン操作ができたり車内状況が分かったりと、とても便利なカー用品です。
『純正品か社外品・対応車種・実用距離・送信方法・機能面』の5点を意識して選ぶようにしましょう。
ランキングで10商品を紹介してきましたが、「比較してどのエンジンスターターを購入するか検討したい!」という人もいると思うので、一覧表を載せておきますね。
商品名 | 価格 (Amazon) | タイプ | こんな人に おすすめ |
---|---|---|---|
【1位】コムテック アンサーバック エンジンスターター BeTime WR530 | ¥24,800 | 社外品 | 初めてエンジンスターターを利用する人 |
【2位】カーメイト エンジンスターター TE-W7300 | ¥14,726 | 社外品 | 見やすさを求める人 |
【3位】コムテック アンサーバックエンジンスターター BeTime WRS-40 | ¥19,800 | 社外品 | スズキのプッシュスタート車に乗っている人 |
【4位】ユピテル エンジンスターター VE-E7710st | ¥13,200 | 社外品 | ターボタイマー標準搭載を求める人 |
【5位】ユピテル エンジンスターター VE-E9910st | ¥19,800 | 社外品 | 実用距離の長さを重視したい人 |
【6位】カーメイト エンジンスターターTE-W5200A | ¥9,581 | 社外品 | シンプルさを求める人 |
【7位】コムテック エンジンスターター BeTime CRS-1000 | ¥21,490 | 社外品 | 防水リモコンが欲しい人 |
【8位】カーメイト エンジンスターター プッシュスタート車専用 TE-X503T | ¥26,450 | 社外品 | スペアキー取り付けがしたくない人 |
【9位】カーメイト エンジンスターター TE-W73PS | ¥19,430 | 社外品 | トヨタ・スバルのプッシュスタート車に乗っている人 |
【10位】ユピテル リモコンエンジンスターター VE-E6610st | ¥13,000 | 社外品 | できるだけコストを抑えたい人 |
エンジンスターターを使用すると、暑い夏も寒い冬も快適なカーライフを楽しむことができますよ!