車中泊をしてみたいと思っているのですが、女性だけでするのは危険だと聞きました。
女性が車中泊する際にはどんな危険性・注意点がありますか？
女性ができるだけ安心できる環境で車中泊できる方法や車内で快適に過ごすための女子ならではのグッズがあれば教えてください。
確かに、女性だけで車中泊をするのは危険なこともあります。
しかし、危険性や注意点をしっかりと把握して、対策をしておけば安心安全に車中泊を楽しむことが可能です。
今回は、女子でも車内で安心安全に過ごせる7つの方法や女性が車内で快適に過ごすための車中泊グッズなどについて解説していきます。
女性が車中泊をするのは危険！？女子でも車内で安心安全に過ごせる7つの方法
女性だけで車中泊をする際は、危険が伴います。
そのため、女性でも車内で安心安全に過ごすためには、下記の7つがとても重要です。
- 一人で車中泊するのを避ける
- 駐車場所に気をつける
- 防犯・プライバシー対策を万全にする
- 車中泊することを家族や友人に伝えておく
- すぐに連絡できる状態にしておく
- SNSの投稿は慎重に行う
- 緊急用のトイレも用意しておく
7つの方法をしっかり意識することで、事件などに巻き込まれるリスクを減らせるので、ぜひ参考にしてみてください。
一人で車中泊するのを避ける
女性が一人で車中泊をするのは、なるべく避けるようにしましょう。
もちろん女性も車中泊をするようになってきていますが、まだ男性の割合の方が多いです。
そこに女性が一人で車中泊をしていたらとても目立つので、目をつけられてしまう可能性があります。
「女性一人なら襲いやすい」「女性一人だから隙を見て盗難できる」など、良からぬ思考に至る人間がいることを、頭に入れておいてください。
女性が車中泊をする場合は、複数人でする方が安全性が高まります。
男性がいればさらに良いのですが、女性だけで楽しみたいのであれば、友人を誘ってみるようにしましょう。
どうしても女性一人で車中泊をする場合は、これから解説する方法をしっかり行うようにしてください。
駐車場所に気をつける
女性が車中泊をするときは、駐車場所に気をつけるようにしましょう。
人気がない場所だと防犯上良くないですし、事件に巻き込まれた際にはすぐに助けを求めることができません。
灯りがなくて真っ暗な場所も、不審者に気づきにくく、周囲も異変に気づかなかったりするので避けるべきです。
できるだけ人気が多く、明るく見通しの良い場所を選ぶようにしましょう。
防犯・プライバシー対策を万全にする
防犯・プライバシー対策を万全にしておくことも、女性が車中泊をする上でとても重要です。
しっかり事前に対策をしておくことで、事件に巻き込まれるリスクをグッと減らすことができます。
対策としては、下記のようなポイントを意識しておきましょう。
- 貴重品は持ち歩くようにしたり、逃げる時にすぐに取り出せるようにしておく
- 万が一盗まれてしまったことを考えて、現金は何箇所かに分けておく
- 車の盗難防止のため、鍵をつけたままや車内に置いたままにしない
- 外からの侵入防止のために全てのドアをロックする
- 車内を覗かれないように車用カーテンやサンシェードを利用する
- ドライブレコーダーを設置しておく
意識して行える対策から便利な防犯グッズを利用して行える対策まで様々です。
防犯対策をしておくだけで気持ちにも余裕ができて、安心して車中泊を楽しむことができます。
車中泊することを家族や友人に伝えておく
女性が車中泊をする際は、事前に「8月25日に車中泊をしてくるね！」と家族や友人に伝えておくようにしましょう。
日にちだけでなく、場所や予定なども細かく教えておいた方が安心です。
もしも誰にも伝えずに車中泊をした際に、何か事件に巻き込まれてしまった時、パニックに陥ってしまい詳細を伝えるのが困難になってしまう可能性があります。
日にちや場所を教えておけば、何かあった場合、家族や友人が通報することや急いで駆けつけることもできます。
一人でも良いので、とにかく自分の居場所を把握してもらうようにしましょう。
すぐに連絡できる状態にしておく
先述したように、事前に連絡をしておくことが大切だと説明しましたが、すぐに連絡ができる状態にしておくことも重要です。
車中泊に出かけた際にも、できるだけ連絡を取るようにしましょう。
常に連絡をとっておくことで、その時の居場所や状況を相手が把握しやすくなります。
さらに、何か事件に巻き込まれて連絡が取れなくなった時、今まで連絡がきていたのに急にこなくなることで「何かあったのかもしれない」と察知してくれる可能性が高いです。
自分も相手も少し大変かもしれませんが、安全に車中泊をするために意識してみてください。
SNSの投稿は慎重に行う
車中泊をする際は、楽しくてSNSなどにシェアしたくなりますが、投稿は慎重に行うようにしましょう。
「◯◯キャンプ場についた！」「今から〇〇で就寝します！」などと、自分の行動をリアルタイムで知らせてしまうと、実際に現地に足を運ぶ人がいるかもしれません。
女性が一人で車中泊をしているなんてことを公表したらなおさらです。
どうしても投稿したい場合は、場所が分からないようにしたり、後日改めて投稿したりしましょう。
事前に「週末は〇〇で車中泊してくる！」などと予定を投稿するのもNGです。
緊急用のトイレも用意しておく
車中泊をする際は、トイレの近くに駐車することが多いと思いますが、女性が夜中に一人でトイレに行くのは危険です。
夜中に行く場合は、複数人で行くようにしてください。
しかし、友人が起きなかったり、一人で車中泊をするケースもあります。
その場合は、いざという時のために、緊急用のトイレを用意しておくようにしましょう。
小から大まで使える車用携帯・簡易トイレがあるので、常備しておくと安心です。
女性が車内で快適に過ごすための車中泊グッズおすすめ14選
女性が車中泊をする上での危険性や女子でも車内で安心安全に過ごせる方法が分かりましたが、「実際にはどんな商品があると安心なの？」と疑問に思った人もいますよね。
ここでは、女性が車内で快適に過ごすためのおすすめ車中泊グッズを紹介していくので、ぜひ利用してみてください。
サンシェード・車用カーテン
サンシェードや車用カーテンは、直射日光を防いだり車内の温度上昇を緩やかにするために設置することが多いですが、車中泊でも便利に利用できます。
車内や車外の光を漏らさないという点も車中泊にぴったりですが、外からの視界を遮ることができるのでプライバシー保護にも繋がります。
車内で着替えたり、用を足したりする場合にも、人目を気にせずに安心してできるのでおすすめです。
例えば、こちらの『ZATOOTO 車用カーテン CT77BK』は、見た目がプリーツになっているのでおしゃれで女性にぴったりです。
マグネットタイプで窓枠にぴったり貼り付けられて、上部に8つ、左右に4つずつ、計16個もマグネットがついています。
遮光性がかなり高いので車中泊向きで、ブラック・シルバー・ベージュの3色展開なのも内装に合わせやすいです。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは、車中泊の防犯対策にとても便利です。
ドライブレコーダーを設置しておくと、万が一盗難や嫌がらせなどのトラブルに巻き込まれても証拠として残すことができます。
さらに車内から車外の様子を確認することもできるので、外に出なくてもOKです。
ドライブレコーダーには常時録画タイプとイベント記録タイプがあります。
『常時録画タイプ』は、車両の動作に関係なく連続して映像を記録できるので安心です。
また、全方向録画可能なドライブレコーダーを選ぶようにすると、死角がなくなるのでおすすめです。
例えば、こちらの『コムテック 車用ドライブレコーダー』は、常時録画タイプで360度全方位カメラが搭載されています。
駐車監視機能もついているので、夜間の駐車時もしっかり記録することが可能です。
車中泊用マット・寝袋
車中泊用マット・寝袋も、女性が車内で快適に過ごすための便利なアイテムです。
シートをフラットにした状態でそのまま寝ると、シートの間に隙間ができて寝づらかったり、シートの凸凹が痛かったりします。
車中泊用マットを敷くことで、凹凸や隙間をなくしてまるでベッドのような空間を作り出してくれるのでおすすめです。
さらに寝袋を使用することで、防寒対策にもなりますし、布団がわりにもなるので便利です。
例えば、こちらの『SWTMERRY 寝袋』は、春・夏・秋と3シーズン使用できます。
また、軽いので持ち運びにも便利です。
カラーも豊富なので、女性にぴったりなレッドやパープルもあります。
ジッパーで筒状にしたり、敷布団のようにしたりもできるので、気温に合わせて使用可能です。
さらに、足元を開けることもできるので、温度調節がしやすいのがメリットです。
ポータブル充電器
車中泊をしていると、スマホの充電が減ってしまいます。
スマホは連絡手段になるので、充電がなくて使えないということは防ぎましょう。
そんな時に便利なのが、ポータブル充電器です。
ポータブル充電器を事前に充電しておくことで、車内でも気軽にスマホの充電ができます。
例えば、こちらの商品『Anker PowerCore 10000』は、iPhoneにもAndroidにも対応しているポータブル充電器です。
クレジットカードほどの大きさで、重さも約180gと卵3つ分くらいなので、かなりコンパクトで持ち運びに便利です。
暑さ対策グッズ
車中泊で快適に過ごすためには、暑さ対策も必須です。
特に夏は車内温度が上昇しますが、エンジンのかけっぱなしは一酸化炭素中毒の危険があるのでおすすめできません。
車用網戸を設置して窓を開けたり、車載用扇風機を使用したりしましょう。
例えば、こちらの『エマーソン 車内用扇風機 首振り機能付き DC12V』は、首振り機能で車内全体に風を送ることが可能で、『低速・高速』2段階の風量調整機能もついています。
また、クリップ式なので女性でも設置しやすいです。
防寒グッズ
寒い季節の車中泊なら、防寒グッズも必須です。
冬場の車内は冷え込みます。
ホッカイロ・湯たんぽ・電気毛布・ブランケットなどを活用して、少しでも寒さを凌ぐようにしましょう。
特に夜中はグッと気温が下がって寝袋だけでは寒い可能性があるので、電気毛布を使用するのがおすすめです。
例えば、こちらの『YOUTALLY 12V車用電気毛布』は、掛け敷き両用の電気毛布で、防寒保温効果はもちろん、3段階の温度調節も可能です。
毛布に張り巡らされている電熱線からの熱で、体を温めてくれます。
虫除けグッズ
夏場やキャンプ場・山奥などで車中泊をするときは、虫除けグッズも必須です。
虫が大量発生しているので、蚊に刺されたり、アブや蜂などの危険な虫が車内に侵入してきたりします。
そのため、防虫剤や虫除けスプレー、車用網戸などを利用してできるだけ車内に虫が入らないように工夫しましょう。
例えば、こちらの『メルテック 車用 虫除けウィンドーネット』なら、フロントドアに被せるだけで虫の侵入を防げるので、窓を全開にしていても安心です。
さらに忌避剤モスキーヒを使用していて、虫が寄り付きにくい加工になっています。
車用携帯・簡易トイレ
女性が夜中にトイレに行くのは危険だと解説しましたが、そんな時に便利なのが車用携帯・簡易トイレです。
夜中だけでなく、渋滞やトイレが近くにない時にも便利なアイテムです。
車用携帯・簡易トイレは、小のみOKな商品と小・大どちらもOKな商品があるので、大も可能な方が安心できます。
例えば、こちらの『エクセルシア ほっ! トイレ』は、体全体を覆えるポンチョが付属されているため、女性でも安心して他人の目を気にせず用が足せます。
また、石灰タブレットを使用しているため、便の雑菌を除菌してくれたり悪臭を分解吸着してくれたりして臭いが気にならないという点が嬉しいメリットです。
洗面道具
車中泊となると、自宅やホテルのように車内でお風呂に入ることができないので、近くに銭湯やシャワーがある場所を選ぶのがおすすめです。
シャンプー・リンス・ボディーソープなど、持ち運びが便利なトラベル用のものを用意しておきましょう。
しかし、車中泊する場所によっては、近くに銭湯やシャワーがない場合もあります。
そんな時は、車内でも手軽に利用できる体を拭くシートやドライシャンプーを利用するようにしましょう。
例えば、こちらの『ビオレｕ 全身すっきりシート』は、汗・皮脂・汚れを拭くだけでしっかり落としてくれる全身拭き取りシートです。
界面活性剤不使用・無香料・メントール無配合と、トリプルフリー設計になっているので肌に優しく、天然コットン100％で肌触りも最高です。
タオル
車中泊には、タオルも持っていくようにしましょう。
銭湯やシャワーに使えるのはもちろんですが、急な雨で体を拭いたり、汗をかいたときに拭いたりできます。
しかし、すぐに洗濯ができないので、できれば乾きやすい素材のタオルを選ぶのがおすすめです。
例えば、こちらの『nissen 洗濯脱水するだけですぐ乾くフェイスタオル』は、その名の通り速乾性があるふわふわした肌触りが特徴になります。
2枚セットになっているので、コスパも抜群です。
メイク道具
女性は、メイクをする人が多いので、メイク道具も忘れずに持っていきましょう。
荷物が多くなりすぎないように、必要最低限のコスメだけにして、できるだけコンパクトにまとめるのがおすすめです。
また、夜はメイクを落として寝ると思うので、メイク落としシートがあると便利です。
例えば、こちらの『ビオレ クリアふきとりシート』は、大判サイズで液がたっぷり染み込んでいるので、まるで洗ったみたいにスッキリメイクを落とすことができます。
毛穴に入り込んだメイクまで浮かせて落としてくれるので、肌にも優しいです。
服
車中泊する際は、キャンプ場や山奥に遊びにいく人が多いです。
その際に、着てきた服が汚れてしまったり、雨で濡れてしまったりする可能性があります。
着替えや予備の下着は必ず持っていくようにしましょう。
また、快適に車中泊をするためにパジャマもあると、ゆったり寝ることができるのでおすすめです。
例えば、こちらの『メリーナイト 眠+』は、トラベルパジャマです。
肌面は綿100%で肌触りがよく、表側はポリエステル100%の吸水速乾素材を使用しているので、睡眠時の汗をしっかり吸い取って蒸発させてくれます。
サニタリー用品
車中泊に限らずですが、女性はサニタリー用品も必須です。
いざという時のために、しっかり用意しておきましょう。
鞄の中に常備しておけるように、コンパクトな商品を選ぶのはもちろんですが、長時間使用できるかどうかも選ぶポイントです。
例えば、こちらの『ソフィ ソフトタンポン スーパープラス 特に量の多い日用』なら、4〜8時間使用できるので、熟睡したい夜にも安心です。
タンポンにすることで、「漏れていないかな…」と気にすることなく快適に過ごせます。
常備薬
車中泊中に怪我をしてしまったり、体調を崩してしまったりする可能性があります。
そんな時のために、常備薬を持参するようにしましょう。
普段使っている薬はもちろんですが、頭痛薬や絆創膏などあまり使う機会がないものも持っておくと安心です。
例えば、こちらの『ケアーズショップ 救急箱S』は、緊急時に便利な消毒液や絆創膏、ハサミ、ガーゼなどがセットになった商品です。
1つ持っておくと安心して車中泊を楽しめます。
他にも車中泊を快適にするグッズはたくさんあるので、チェックしてみてくださいね。
【Q&A】女性の車中泊に関するよくある質問
女性が車内で快適に過ごすためのおすすめ車中泊グッズについて紹介してきました。
「女性が車中泊する際によくあるトラブルは？」「車中泊に適した服装は？」などと、疑問を抱いた人もいると思うので、女性の車中泊に関するよくある質問をまとめました。
女性が車中泊する際によくあるトラブルは？事件になることもある？
女性が車中泊をする際によくあるトラブルは、覗きや盗難、嫌がらせなどです。
最悪の場合は、襲われてしまうケースもあるので、しっかり対策をしてから車中泊するようにしてください。
女性一人で車中泊するのは危険？
女性が一人で車中泊をするのは危険です。
できるだけ、友人や恋人、家族など複数人で車中泊するようにしましょう。
どうしても一人でする場合は、しっかり防犯対策を行うことが重要です。
車中泊する際の女性のトイレやお風呂事情が知りたい！
銭湯やトイレが近い場所に車中泊する場合は、昼間の利用はOKです。
しかし、夜に女性がトイレや銭湯に行くのは危険なので、車内でも気軽に利用できる簡易トイレや体拭きシートなどを常備しておきましょう。
女性が車中泊するならどんな車種がおすすめ？
女性が車中泊をする際は、室内スペースが広くて、フルフラットのシートアレンジが可能な車種がおすすめです。
例えば、スズキのハスラーやダイハツのウェイクなどが、広くて快適に眠れます。
車中泊に適した服装は？
おしゃれをしたい女性も多いと思いますが、車中泊はアウトドアのため、機能性を重視しましょう。
夏場は涼しく通気性の良い服装をするのがおすすめです。
冬は暖かくて嵩張らない服をチョイスしましょう。
また、夏も冬も汚れにくい素材の服装をするのがポイントです。
女性におすすめの車中泊スポットは？
女性におすすめの車中泊スポットは、ズバリ『道の駅』です。
人気が多く明るいので防犯対策にもなりますし、温泉施設が併設されていることが多いです。
また、電波が通じやすいので何かあった時に連絡を取りやすいというメリットもあります。
女性におすすめの車中泊YouTubeチャンネルは？
女性におすすめの車中泊YouTubeチャンネルは、こちらです。
- 嫁vs姑 キャンピングカーのある暮らし
- ななみはんチャンネル
- 野外のもりこ
実際に行った車中泊を見ることができるので、とても参考になります。
まとめ
女性が一人で車中泊をするのは危険なので、しっかり対策を行うことが重要です。
事件に巻き込まれる可能性も０ではないため、できるだけ複数人で行ったり、夜は車内にこもるようにしましょう。
また、女性が車内で快適に過ごすための車中泊グッズを最大限に活用して、安心安全の車中泊ライフを楽しんでください。
車内で快適に過ごすための車中泊グッズを選ぶ時間も楽しいのでおすすめです。
準備万端にして、楽しく快適に車中泊をエンジョイしましょう！
