ガソリンスタンドの洗車機で車を洗った後、つい面倒で拭き取りをせずにそのまま帰る事があるのですが…
特にドライブスルー洗車の後はわざわざ車を降りるのも煩わしいですし…
しかし、洗車の後の拭き取りはとても重要です。
今回は元洗車マンの私が洗車後の拭き取りが必要な理由とできるだけ楽に拭き取りができるおすすめグッズを紹介します。
洗車の後の拭き上げは必要!拭き取りしないとダメな理由
先ほどもお伝えしたとおり、洗車後の拭き取りはとても重要です。
その理由は以下の2つ。
- 汚れがつきやすくなる
- 水シミの原因になる
一つずつ詳しく解説していきますね。
汚れがつきやすくなる
洗車後に拭き上げが必要な一つ目の理由は汚れがつきやすくなるため。
洗車した後の車は濡れています。
濡れている状態だと空気中の見えない汚れやホコリが付着しやすくなります。
拭き取りを怠ったがゆえに「洗車したばかりなのに、すでに茶色っぽくなってる…」という経験をした人もいるでしょう。
拭き上げは面倒な作業ですが、すぐに車が汚れてしまったら洗車した意味がなくなります。
そのため、洗車後は必ず拭き上げを行ってください。
水シミの原因になる
拭き上げが必要な二つ目の理由は水シミの原因を作ってしまうため。
拭き上げをしないまま走行しても、完全に乾かすことはできません。
水滴の跡が残り、そのまま水シミとなることも。
水シミになると洗車だけでは取れなくなるので、拭き取り以上の手間がかかります。
余計な手間をかけないためにも、やはり拭き上げは行いましょう。
拭き取りをする際、意外に見落としがちなのがミラーやヘッドライト付近。
表面だけをさっと拭いても中から水が出てくることもあるので、しっかりと拭き上げてください。
拭き上げが楽になるおすすめ洗車グッズ3選
洗車後の拭き上げが重要だといっても、やはり手間がかかるので面倒ですよね。
そこで、元洗車マンの私ができるだけ楽に拭き取れる洗車グッズを3つ紹介します。
洗車タオル・洗車クロス
最初に紹介するのは洗車タオル(クロス)です。
洗車タオルは一般的なタオルと違って吸収力が強く、車に残った水分を簡単に拭き取ることができます。
中でも大判タイプは一気に拭き上げができるのでおすすめです。
水切りワイパー・ブレード
続いて紹介するのは、水切りワイパー(ブレード)です。
ボディの水滴を一気にかき集めて除去してくれるので、タオルやクロスでの拭き取りがかなり楽になります。
値段は400〜3,000円。
種類はたくさんありますが、握りやすくワイパー部分が大きめのものがより効率的に水分を取り除けます。
エアーコンプレッサー
水切りするのも面倒という人はエアーコンプレッサーがぴったりです。
エアーコンプレッサーとは空気で水を吹き飛ばす機械。
洗車タオルやワイパーと比べて値段は高めですが、洗車後の拭き上げ作業が圧倒的に楽になるので予算に余裕のある人はぜひ取り入れてみてください。
【Q&A】洗車後の拭き上げのよくある質問
洗車後の拭き上げに関するよくある質問にお答えします。
拭き上げを行う際のコツはありますか?
拭き上げには以下の2つのコツがあります。
- 上から下に一方方向へ行う
- 余計な力は入れずに優しく行う
水は上から下に流れ落ちます。
そのため、流れ落ちる方向に合わせて拭き取ると効率的に水分を除去できます。
また洗車後の拭き取りは雑巾掛けのように力を入れて行う必要はありません。
洗車タオルやクロスをボディにフワッとかけてさっと下方向へ引くだけでOKです。
力を入れて拭くと車に傷をつけてしまうので、優しく拭き取るようにしてください。
雨の日は拭き上げしないでも大丈夫ですか?
結論からお伝えすると、雨の日は拭き上げする必要はありません。
今までお伝えしたのはあくまでも晴れの日の場合です。
その理由は洗車後の水分を拭き取っても雨で濡れてしまうからです。
しかし、完全に濡れたままだとどうしても空気中の汚れやホコリを引き寄せてしまうので、できれば拭き上げはした方が良いでしょう。
走って乾かすのはありですか?
走って乾かすことはおすすめできません。
拭き取りをしないとダメな理由でもお伝えしたとおり、濡れたまま走行すると汚れやすくなるだけでなく、水シミの原因となります。
まとめ
洗車後の拭き上げは必要です。
濡れたまま走行すると汚れやすく、水シミの原因にもなります。
雨の日は無理に拭き取る必要はありませんが、行っていた方がベターです。