そこで今回は、洗車用手袋の中でも元・洗車マンのイチオシ商品を厳選ピックアップしました。便利な「グローブ型スポンジ」もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
【元・洗車マンが語る】洗車用手袋を使うメリット
洗車を快適にするための専用手袋を選び出すためには、洗車用手袋を使うメリットを最大限に発揮できるようにするのが大切です。
そこでまず最初に、洗車のときに手袋をするのにはどのような魅力があるのかを確認しておきましょう。何となく手袋があった方が良さそうだと思っていた人も、メリットがわかるときっとこれだという手袋を選べるようになります。
冬は防寒アイテムとして必須!辛い手荒れもケアできる
洗車用かどうかにかかわらず、手袋は防寒アイテムです。
特に冬の寒い最中に洗車をするとなると、素手では寒さで凍えてしまうでしょう。気温が低いだけでなく、水で濡れるので気化熱を奪われてしまいます。
手が冷たくて洗車がつらいと思うと、手を抜いてしまうかもしれません。しっかり洗車するには手袋で防寒するのが肝心なのです。
また、手荒れの防止にも手袋は有効です。水や洗剤、ワックスなどの刺激から肌を守るのは特に女性や肌の弱い人にとっては切実なことでしょう。
普段はあまり肌のケアを気にしていない人も、手袋をしておくに越したことはありません。冬の乾燥している時期に素手で洗車をすると、一気に手荒れを起こしてしまうリスクが高いからです。
グローブ型スポンジなら洗車がはかどる!
洗車用にデザインされた手袋を手に入れると、作業がはかどって効率も良くなるのもメリットです。最近はグローブ型スポンジがよく販売されているので検討してみましょう。
グローブ型スポンジは手袋のように手がスッポリ入ってしまい、そのまま手で磨けるようにして洗えるスポンジです。グローブ型スポンジは一度に磨くことが可能な面積が広いので効率が上がります。
また、手の平で触るのと同じようなイメージで作業できるのも特徴で、力加減をうまくコントロールできます。従来のスポンジは厚みがあってどのくらいの力を込めたら良いのかがわからなくなりがちです。車を傷つけないようにしつつ、きちんと磨ける魅力があるのがグローブ型スポンジです。
冬の寒さ対策におすすめの洗車用手袋
防寒対策として手袋が欲しいという人は多いでしょう。ここでは洗車用手袋の中でも冬場の寒さ対策グッズとして優れているものをピックアップしました。
洗剤やコーティング剤などによる手荒れの対策としても優れていて、手肌をしっかり守れるようにしたいという女性や敏感肌の人にも魅力があるラインナップを見てみましょう。
ショーワグローブ 防寒テムレス
ショーワグローブの「防寒テムレス」は、寒い時期の水回りの作業のために作り上げられた手袋です。
ポリウレタンを活用した三層構造による独自の透湿防水設計になっていて、湿気を逃がしながら防水するので中が蒸れることもなく、手が濡れてしまうようなことももちろんありません。
肌にやさしくて暖かいパイル生地なので、ずっと手袋をしていると手から温まってきて快適に洗車を行えるでしょう。特殊ポリウレタンコーティングの丈夫で軽い手袋なので、防寒テムレスは使う人を選びません。
洗車に限らず雪かきなどの冬場の寒い中での作業にはうってつけなので、色々なシーンで使えるでしょう。高性能な手袋を選んでおきたい人にとって最もおすすめの冬用手袋です。
素材 | 【アウター】ナイロン/ポリウレタン 【インナー】アクリル/ポリウレタン |
サイズ | M・L・LL・3L 【全長】M27㎝/L27.5㎝/LL28㎝/3L30㎝ 【中指長さ】M7.8㎝/L7.8㎝/LL8.3㎝/3L9㎝ 【手のひらまわり】M21.5㎝/L24.5㎝/LL26.5㎝/3L28㎝ |
価格 | M1,236円/L1,400円/LL1,400円/3L1,236円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.showaglove.co.jp |
柏田製作所 5本指防寒グローブ I-SAVER
柏田製作所が手掛ける5本指防寒グローブ「I-SAVER」は、ハードな作業をするのにも耐えられる丈夫さと、冷凍庫の中でも作業が可能な保温性を持っているのが特徴です。プロも現場で利用しているハイスペックな防寒グローブで、作業がしやすいように5本指の大きさも調節してあります。
ライナーグローブ付きなのでより保温性が高く、付けたり外したりするのも楽です。厚みと重さがあるので細かい手元の作業となると効率の低下が懸念される面はありますが、洗車作業くらいなら問題はありません。
北国の厳しい寒さだったとしても、手だけはしっかりと温かくて助かるという定評があるのがI-SAVERです。まさに「寒さから身を救ってくれる」グローブと言えます。
素材 | ポリエステル/ポリウレタン/その他 |
サイズ | フリー 全長:31㎝/幅:13.5㎝ |
価格 | 4,090円(Amazon調べ) |
公式サイト | http://www.kashida.co.jp |
使い捨てOK!ニトリル製のおすすめ洗車用手袋
使い捨てで気軽に使用できる洗車用手袋が良いという人もいるでしょう。ここでは薄手で使いやすく、コストパフォーマンスが良いニトリル製の手袋を集めました。
ニトリル製の手袋は、ゴム製よりも耐久性、耐油性、耐薬品性に優れていて指先の感覚もよくわかるのが特徴です。グローブ型スポンジの内側で使うこともできるのでどんな商品があるかを確認してみましょう。
ワークマン ニトリル 使いきり手袋(粉なし) 100枚入り
(出典:ワークマン公式サイト)
ワークマンの「ニトリル使いきり手袋」は、コストパフォーマンスの高さが突出しているので気軽に使い捨てできます。1枚あたり13.8円と、他社製品に比べるとかなり安上がりです。
安かろう悪かろうではなく、作業用品のワークマンがオリジナルブランドとして手掛けているものなので安心して使えます。ニトリル製なので防水性があるだけでなく、カーシャンプーなどが浸透してしまうこともありません。
ぴったりとフィットするようにデザインされているので細かい作業もしやすいでしょう。薄手なので繰り返し使うのは難しいですが、使い捨てと思って使えば何も問題はありません。
食品衛生法に適合していてキッチンでも安心して使えるため、普段使いに買っても良い手袋です。
素材 | ニトリル |
サイズ | S・M・L・LL 【全長】24.5㎝共通 【中指長さ】S7.8cm/M8.3㎝/L8.4㎝/LL8.9㎝ 【手のひらまわり】S17.2㎝/M19.3㎝/L20.4㎝/LL22.5㎝ |
価格 | 1,380円(ワークマン調べ) |
公式サイト | https://workman.jp |
MGブラックニトリルグローブ 100枚入り
MG製の「ブラックニトリルグローブ」は「少しくらい高くても良いから安心して使えるニトリルグローブを選びたい」という人に向いています。
MGのニトリルグローブは一般的な使い捨てグローブよりも少し厚めで、手首のところが長めに設計されているのが特徴です。
十分な強度があるので、作業中に破れてしまうような心配がありません。何回か使い回すこともできるくらいに丈夫なので、洗車以外にも手袋をして作業したいものがたくさんある人にとってはコストパフォーマンスがかなり高くなるでしょう。
手首のところが長いお陰で、水仕事にも適しています。
キッチンでの洗い物に使った後、最後は洗車に使って捨てるといった使い方もできるので、水回り用に調達するのがおすすめです。
素材 | ニトリル |
サイズ | S・L・XL |
価格 | 4,070円(MG Corporation調べ) |
公式サイト | http://www.mg-corp.co.jp |
五本指手袋タイプのおすすめ洗車スポンジ
手にはめて使うグローブ型のスポンジは、手のひらの感覚でそのまま洗えることから洗車効率が高くスムーズに作業を進められるのが魅力です。
特に五本指タイプは細かい隙間に指が入るので、隅々までしっかり洗い上げることができます。
ここではユニークなネーミングと見た目が人気のプロスタッフシリーズの商品から、人気のボディ用スポンジ、車内用スポンジを紹介します。
プロスタッフ ボディ用グローブ ゴリラの手
プロスタッフのボディ用グローブ「ゴリラの手」は、見た目も色もゴリラの手のようなデザインになっています。もちろんただのお遊びアイテムということはなく、洗車に特化した仕様のグローブです。
表と裏が別々の設計になっていて、一方はツイスト面、他方はクロス面と命名されています。ツイスト面は長い洗浄用の毛がたくさん付いているのが特徴で、狭いところにも入り込んできれいに汚れを落とせます。
クロス面は平らで汚れ落としに適している仕様になっていて、虫の汚れも簡単に落ちるのが魅力です。指が独立しているので細かい作業も妨げることなく、効率的に洗車を行えます。
見た目もネーミングも面白いので、子供と一緒に楽しみながら洗車をすることもできるでしょう。
素材 | マイクロファイバー |
サイズ | 全長:29.5㎝/幅:24㎝/奥行:3.5㎝/(110g) |
価格 | 830円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://prostaff-jp.com |
プロスタッフ 車内用グローブ コアラの手
プロスタッフの車内用グローブ「コアラの手」は、コアラの手のように灰色でやさしいイメージのデザインになっています。
マイクロファイバー製でホコリやチリなどの吸着し、手垢などの汚れをきれいに落とせるのが魅力です。隅々まで手で軽く撫でていくような感覚で車内をきれいにできます。
ダッシュボードなどの収納も手で表面を撫でるだけなので簡単に掃除できるでしょう。拭いているときに痛くないようにマイクロファイバー層と手の間にクッションスポンジ層も設けているので、頑張って拭いても大丈夫です。
使い終わった後は水洗い可能なので何度でも繰り返し使えます。
こちらも見た目が面白いので、子供と一緒に車の中をきれいにしたいというときに向いている逸品です。
素材 | マイクロファイバー |
サイズ | 全長:29.5㎝/幅:24㎝/奥行:2.5㎝/(68g) |
価格 | 474円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://prostaff-jp.com |
愛車にやさしい!おすすめムートングローブ
グローブ型スポンジを選ぶときには素材へのこだわりも大切です。
羊毛を使っているムートングローブは柔らかい素材で泡立ちもよく、少量の洗剤でもきれいに洗えるのが特徴です。湿気を帯びているので静電気が起こりにくくてチリやホコリが付着しにくい魅力もあります。
天然羊毛なら細部や曲線も優しくきれいに磨くことができるので、天然羊毛を使っているおすすめ商品を紹介します。
シュアラスター ウォッシンググローブ S-106
シュアラスターの「ウォッシンググローブS-106」は、プロも納得の洗いやすさで定評があります。スポンジ面積が広めに設計されているので、大きな車でも簡単に洗えるからです。
五本指タイプと違って柔軟に形を変えられる面で洗えるため、曲面を簡単に洗えるのも特徴でしょう。オーストラリア産の天然羊毛を使っていてボディを傷つける心配もなく、効率良くボディやガラス面を美しい姿にできます。
洗浄効率の向上のために側面にまで天然羊毛を使って磨けるようにしているのも魅力です。
天然素材は耐久性が問題になることがありますが、シュアラスターのウォッシンググローブは耐久性重視でデザインされているので何度も洗って使用することが可能です。
素材 | オーストラリア産 天然羊毛 |
サイズ | 全長:25㎝/幅:19㎝/奥行:4㎝ |
価格 | 2,110円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.surluster.jp/ |
【イチオシ】キーパー ラモップⅡ
元・洗車マンとしてはイチオシしたいのが、キーパーの「ラモップⅡ」です。
洗車用手袋の紹介なので番外編ですが、寒い冬の洗車は防寒用の手袋をしてこのモップで洗えば効率も良くて、寒さも最低限になります。
手軽なサイズのモップで取り回しが良く、洗車のときには遠くまできれいに洗えます。向こうの方までグローブ型スポンジで洗おうとして体が車体に触れたら濡れてしまって一気に寒くなるでしょう。モップで洗車をすれば車体との距離を置けるので安心です。
ラモップⅡは天然羊毛100%なのでボディにも優しく、傷を付けずに洗車できます。洗車用手袋は別に用意しておいて、ラモップⅡを使って洗車をすれば、寒い冬の洗車もずっと楽になります。
素材 | オーストラリア産羊毛100% |
サイズ | 全長:23.5㎝/幅:15㎝(±1㎝) |
価格 | 2,640円(Yahoo!ショッピング調べ) |
公式サイト | http://www.keepercoating.jp |
なお、ラモップⅡについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
洗車用手袋は寒くて乾燥している冬の洗車では必需品です。
最近では防寒重視の手袋だけでなく、グローブ型スポンジになっていて作業効率を上げられる手袋もあるので、どれを選んだら良いか悩んでしまうでしょう。
元・洗車マンとしては寒さを乗り越えるための洗車用手袋をして、モップで効率を上げるのがおすすめなので、ぜひ検討してみて下さい。