ヘッドライトクリーナーの選び方
ヘッドライトクリーナーは主に樹脂でできているため、紫外線に当たり続けると劣化し、黄ばみやくもりが発生します。黄ばみの取り方は簡単で、耐水ペーパーや溶剤で研磨すればOKです。可能であれば最後にコーティングまで行うとヘッドライトを美しく保てます。
ヘッドライトクリーナーは一般の方も作業しやすい簡単なキットからプロ仕様の溶剤までラインナップが豊富です。購入する際は「効果」「磨きやすさ」「セット」という切り口から選ぶと良いです。
効果で選ぶ
ヘッドライトクリーナーは数百円で買えるものから5,000円以上するものまであります。軽度な黄ばみなら1,000円程度のクリーナーで、黄ばみやくすみ度合いが強い場合は業務用やプロ仕様を選ぶと良いでしょう。ただ、5年、10年、15年と時が経つほど新品同様にまで輝きを復活させることはプロでも難しい作業です。
磨きやすさで選ぶ
耐水ペーパーやピカールなどで黄ばみを取る方もいらっしゃいますが、耐水ペーパーを数種類用意したり、作業時間がかかり腕が疲れることがデメリットです。しかしヘッドライトクリーナーの中には、溶かして黄ばみを取る製品があり、こちらなら短時間で作業が完了します。
セットで選ぶ
ヘッドライトを綺麗にしたくても専門的なことがわからない、溶剤の違いがわからない方は研磨剤やウエス、コーティング剤がセットになった商品を選ぶと良いでしょう。施工に必要なものが全て揃っているので、説明書どおりに行うだけで黄ばみを取り、ヘッドライトを綺麗にできます。
ヘッドライトクリーナーのおすすめ最強ランキング10選
ヘッドライトクリーナーは、一般の方も簡単に施工できるものから上級者向け、業務用など種類が豊富です。その中でも、コスパや効果、売れ筋を考慮し特におすすめのヘッドライトクリーナーを厳選してご紹介します。
1位:ワコーズ ハードコート復元キット
ワコーズの「ハードコート復元キット」は、黄ばみを取るヘッドライト用下地処理とコーティング剤がセットになった商品です。下地処理はヘッドライトの黄ばみやくすみを素早く除去し、コート剤は常温で硬化し耐候性・耐久性・密着性に優れています。
一般向けのヘッドライトクリーナーの中ではやや高価な価格帯ですが、その分、一度の施工で満足行く仕上がりになります。実際に「少し値段は高いと感じましたが、お値段以上の価値あり!!」「半端な物を使うよりこれを使えば、黄ばみ、くすみなど一発解消です」との口コミがありました。
また、何度か使えることを考えればコスパも充分で、「リピート3回目です。色々使ってみましたがこれが一番」「年に4回塗付しても4年分くらいはありそうでコスパも非常に良い」と費用面でも満足している方も多く、評価は4.3とアマゾンの中でも大人気商品です。
セットだけでも十分ですが、より一層綺麗にさせたいときは、耐水ペーパーやコンパウンドを別途用意し、ヘッドライトを丁寧に下処理すると良いでしょう。
価格 | ¥6,600(Amazon調べ) |
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容量 | ベース処理剤:50g コート剤:15ml |
内容物 | ベース処理剤、コート剤、研磨専用パッド×2、塗布専用スポンジ×1、施工手順書 |
おすすめ度 |
2位:CarZoot ヘッドライトクリーニング&コーティング
CarZootの「ヘッドライトクリーニング&コーティング」は、黄ばみ・くすみを取るクリーナーと綺麗な状態を維持するコーティング剤のプロ仕様セット。クロスやスポンジが付属するオールインワンなので、あれこれ買い揃える必要がありません。
プロ仕様ながら初心者の方も簡単施工が可能で、黄ばみを取るだけでなく、透明感を維持したい人にもおすすめできます。
実際に使用された方からは「私見ですが比べものにならないほど取れます。これで取れなかったら原因は別にあるとしか思えません」「夜の視界が大幅に改善されたため、田舎に住む私にはとても助かりました」とかなりの高評価を得ています。
また、クリーナーには研磨剤が含まれているので細かい傷まで取れ、「この値段で3台できたのでコスパはいいと思う」との声もあります。
価格 | ¥3,680(Amazon調べ) |
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容量 | 不明(商品重量160g) |
内容物 | ヘッドライトクリーナー(専用研磨剤)、ヘッドライト専用コーティング、専用スポンジ、専門クロス×2、施工マニュアル |
おすすめ度 |
3位:SOFT99 ヘッドライトリフレッシュ
SOFT99の「ヘッドライトリフレッシュ」は、研磨剤とコーティングの2種類がセットになっています。そのため、研磨剤とコーティング剤の一体型に比べるとワンランク上の仕上がりに。1,000円以下で購入可能で、お安く、お手軽に今より綺麗にしたい人におすすめです。
ガラス状硬質コート仕上げで防汚効果が約6ヶ月。ヘッドライトカバー、ウインカー、テールランプ、バイザーなどの他の透明樹脂パーツにも使えます。
口コミでは「物は試しと使用してみたら、大変綺麗になりました」「個人的には市販のものの中で1番コスパがいいと思ってます」「夜間暗かったヘッドライトの明かりもかなり明るくなりました」「とっても簡単でした」と高評価。
ただ「唯一の欠点はハードトップコートが完全硬化に3~4日かかるので天気がいい日を狙わないといけません」「事前に耐水ペーパーなどで研磨しておくと、より一層綺麗になった」と、乾燥時間や下準備の大切さを説く意見もあります。
価格 | ¥991(Amazon調べ) |
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容量 | ベースクリーナー:50ml ハードトップコート:8ml |
サイズ | ベースクリーナー、ハードトップコート、専用クロス×2、専用スポンジ×2 |
おすすめ度 |
4位:SMART SHINE ヘッドライトコート
SMART SHINEの「ヘッドライトコート」は、研磨剤とコーティング剤のセット商品。コート剤は2種類入っており、塗布直前に混合させる珍しいスタイルです。
特殊コーディング皮膜を形成し、紫外線による樹脂の劣化を長期間防止してくれます。
内容物が他社製品より多いため説明書をしっかり読む必要がありますが、アマゾンでの評価は4.3で口コミも上々の人気商品です。1,000円台のクリーナーでこの仕上がりはコスパも良好◎。
また、「購入13年目のまっ黄色だったヘッドライトが驚愕の透明度に生まれ変わりました」「施工後半年になりますがほとんど変化はなく、耐久性は十分と思います」など仕上がりの完成度や耐久性に満足という口コミがあります。
塗りムラができたといった意見もありますが、これは風がある状態でやったり、研磨が足りないことが原因と考えられます。説明書どおりの条件下で施工することがコツです。
その他、施工の参考になる口コミもご紹介します。
「6000番の耐水ペーパーは1枚しか付属してません。別途購入した方が安心です」
価格 | ¥1,470(Amazon調べ) |
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容量 | 14ml |
サイズ | コート剤A液、コート剤B液、研磨ペーパー(粗磨き用×2、仕上げ用×1)、研磨パッド、塗布用スポンジ×2、マスキングテープ、使用説明書 |
おすすめ度 |
5位:ZYMOL HD-Cleanse HDクレンズ
ヘッドライトの黄ばみ取りに耐水ペーパーやピカールを使う方もいらっしゃいますが、ポリッシャーで簡単に落とすこともできます。しかもこちらはプロも使う専用溶剤なので、一撃必殺です◎。
優しい天然由来素材を使った非研磨剤塗装クリーナーなので、ヘッドライト以外にボディにも使える優れものです。これ一本あれば大抵のものがカバーできます。
ただし溶剤のみの商品ですので、クロスとコーティング剤は別途用意する必要があります。
口コミは「作業は大変ですがコレをやるのとやらないのでは確かに差は出ますね。それなりの価値はあります」「匂いが本当にチョコレートなのにびっくり。塗装面をツルツルにできます」「匂いもいいので、ワックスがけがさらに楽しくなります」など作業環境面を指して良好なものが多いです。
価格 | ¥3,690(Amazon調べ) |
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容量 | 250ml |
内容物 | クリーナー×1 |
おすすめ度 |
6位:カーピカイズム ヘッドライトクリーナー
カーピカイズムの「ヘッドライトクリーナー」はプロ仕様の業務用で、5分ほど磨くだけで黄ばみやくすみがすっきり分解除去されます。
ヘッドライト以外に、テールライトやサイドバイザーの樹脂製パーツ等のくすみや黄ばみにも効果を発揮し、口コミの評判も上々です。
実際に使った方の声を紹介すると、「結果から報告しますと大満足。結構力を入れてゴシゴシ擦っても傷が付く事は無かったです。コーティングは各個人の自由だと思いますが絶対にやった方が良いと思います」「市販されてるヘッドライトクリーナーを数多く使ってきて従来はダメだったが、今回の商品は驚くほど黄ばみが落ちた」など、とにかく仕上がりに驚く声が多いです。
また、「私のは黄ばみすぎていたのか、新品まではなりませんでした。それでも対費用効果で満足です」との声もあり、コスパ面での評価も◎。
価格 | ¥2,200(Amazon調べ) |
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容量 | 50g |
内容物 | 溶剤×1 |
おすすめ度 |
7位:3M ヘッドライト用クリア コーティング剤
3Mの「ヘッドライト用クリア コーティング剤」は、研磨剤とヘッドライトコーティング2回分のセット商品。研磨剤が付属しますが、コーティング剤目当てで購入する人が多いです。
自前の耐水ペーパーやピカール、ポリッシャーでヘッドライトの黄ばみを処理した後のコーティング剤を探している人にもおすすめできます。コーティングは10分ほどで乾燥し、とてもスピーディー◎。
研磨の方も、「付属された3Mトライザクト フィニッシングディスクP3000を初めて使いましたが、目消しの速さは特筆モノです。驚きました」と評判◎。
しかし、「塗った方向に筋ムラができてしまった」「(コーティング)シートが乾くのが早くムラになりやすくなってくるのでお金に余裕が有る方、極力失敗したくない方は2個購入してもいいかも」「若干ムラっぽくなりましたが、かなり近付いてよく見ない限りは仕上がりは満足出来るレベル」と仕上がりが若干気になるといったネガティブな口コミもありました。
準備が甘かったりコーティングに慣れていないとムラができる可能性があるので注意が必要です。
価格 | ¥2,436(Amazon調べ) |
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容量 | 20g(商品重量) |
内容物 | クリアコーティング剤×2、トライザクトフィニッシングディスクP3000×1 |
おすすめ度 |
8位:Linda Linda ヘッドライトコーティングシステム
Linda Lindaの「ヘッドライトコーティングシステム」は、黄ばみ取り溶剤とコーティング剤がセットになったキット商品で、アマゾンでは4.5と高評価です。
快速5分で簡単施工でき、短時間で簡単に綺麗にしたい人におすすめです。ただ、12時間以上乾燥させる必要があります。
口コミには、「化学反応で落とすタイプなので作業は楽」「新車の時のような艶々透明感まで行かないにしても、私個人では満足のいく輝きに戻りました」「他の製品と比較して、光沢や透明感の持続力は優れていると思います」と、作業が楽・満足いく仕上がりになったと高評価が多数ありました。
また、「作業自体は短時間でムラなく塗るのがコツ」「古い車は黄ばみが出なくなるまでしっかりクリームを塗った方が良いみたい」との声もあったので、使う際には参考にしてみてください。
価格 | ¥5,800(Amazon調べ) |
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容量 | ベースクリーナー:360ml ガラスプロテクト:35ml |
内容物 | ベースクリーナー(360ml)×1、ガラスプロテクト(35ml)×1、ベースクリーナー用キャップ×1 |
おすすめ度 |
9位:プロスタッフ ヘッドライトガチコート
プロスタッフの「ヘッドライトガチコート」は、黄ばみ・くすみを落とし、表面をコートするヘッドライト用コーティングセットです。手軽にヘッドライトを綺麗にしたい人におすすめします。
ガラス系コートの強固な皮膜で表面にクリアな輝きと光沢を与えます。必要なアイテムがセットになっているので、これだけで新車の様なヘッドライトの輝きが甦ります。
口コミにも、「1回塗りしてめっちゃ綺麗になったのでびっくりしました」「この値段で、ここまでのクオリティーはいいと思う」と仕上がりに満足という声が多数ありました。
中には低評価の口コミもありますが、それをカバーする意見として「1000円もしない商品でショップ並の高クオリティー求める事がまず間違い」といった「値段相応」とする声も見られました。
重度な黄ばみなら、施工前に自前のコンパウンドなどで丁寧に磨く良いですよ。
価格 | ¥777(Amazon調べ) |
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容量 | 下地クリーナー:45ml コート剤:5ml |
内容物 | 下地クリーナー×1、コート剤×1、手袋×1、クロス×12、ヘルパー×1、マイクロファイバークロス×1 |
おすすめ度 |
10位:シュアラスター ヘッドライトクリーナー ゼロリバイブ
シュアラスターの「ヘッドライトクリーナー ゼロリバイブ」は、コスパよく研磨とコーティングが一度にできる製品です。手軽にヘッドライトの黄ばみを取りたい人におすすめします。
施工後はUVカットで劣化を防止し透明感も維持してくれます。テールランプやバイザー、ウインカーなど他の樹脂パーツにも使用可能です。
口コミを見ると、「簡単、綺麗に黄ばみ、曇りがなくなります」「新品までにはいかないですが、施工後艶がでるので、ピカールなどよりは全然いいです」と黄ばみの取れ方は◎。
ただ「使用後は数ヶ月から半年でもう一度くすみ取りするべき」という意見や「10年落ち以上の黄ばみの強い物になると、ポリッシャーなどを使わないとキツい」「汚れが多いなら交換用のウエスは多めに用意したほうが良い」といった声もあるので、長年の頑固な汚れがある方は他の製品が良いかもしれません。
費用面に関しては「2〜3回は使えそう」という口コミがあり、コスパ良好です。
価格 | ¥955(Amazon調べ) |
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容量 | 70ml |
内容物 | 溶剤×1、マイクロファイバークロス×1 |
おすすめ度 |
11位:Allplace ヘッドランプ リムーバー セット
Allplaceの「ヘッドランプ リムーバー セット」は、耐水ペーパーで下処理し、溶剤を温めスチームにして施工する本格派のクリーナーセットです。ただ、上級者向け・玄人向けで、いざやってみても施工が甘いと効果がイマイチの可能性があります。
スチーマーを使うので慣れていないとやりづらいかもしれませんが、「使い勝手がなんともいえない良さ」「作業自体は難しいことも無く下処理をしっかりすれば失敗する事はないと思う」と口コミも好評です。
実際に使ってみた感想は「ヘッドライトスチーマ最初は不安でしたが何台かやってみて良いものだとわかりました」「使ってみてビックリ!クリアになるのはもちろん、施工して現在3ヶ月ですがまったく曇りません…家族の車にも施工しようと思います」と、初めての作業でも無事に完了&仕上がりに満足しているとの声があります。
また、初期不良や故障の保証は180日と長いのも◎。
ただ、「製品の一部が使いづらい」「絶対無風が良い。多少の風でも非常にやりにくく効率が悪い」といった口コミもありました。
まとめ
ヘッドライトの黄ばみを落とすクリーナーはコーティング剤も入ったもの、天然由来素材のもの、プロ仕様のものなど様々です。
また、容量も製品によって異なるため、使いやすいヘッドライトクリーナーを見つけると良いでしょう。
最後に、これまでご紹介してきたおすすめのヘッドライトクリーナーをまとめました。ぜひ参考にしてください。
商品名 | 価格 (Amazon) | タイプ | こんな人に おすすめ |
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【1位】ワコーズ ハードコート復元キット | ¥6,600 | ベース処理剤:50g コート剤:15ml | 一発でヘッドライト黄ばみ・くすみを一発で綺麗にしたい人 |
【2位】CarZoot ヘッドライトクリーニング&コーティング | ¥3,680 | 不明(商品重量160g) | プロ仕様のクリーナーとコーティングを使いたい人 |
【3位】SOFT99 ヘッドライトリフレッシュ | ¥991 | ベースクリーナー:50ml ハードトップコート:8ml | コスパ良くヘッドライトを綺麗にしたい人 |
【4位】SMART SHINE ヘッドライトコート | ¥1,470 | 14ml | コーティングにもこだわりたい人 |
【5位】ZYMOL HD-Cleanse HDクレンズ | ¥3,690 | 250ml | 天然由来素材のクリーナーを使いたい人 |
【6位】カーピカイズム ヘッドライトクリーナー | ¥2,200 | 50g | プロ仕様業務用クリーナーを使いたい人 |
【7位】3M ヘッドライト用クリア コーティング剤 | ¥2,436 | 20g | コーティングもこだわりたい人 |
【8位】Linda Linda ヘッドライトコーティングシステム | ¥5,800 | ベースクリーナー:360ml ガラスプロテクト:35ml | 簡単に黄ばみを取りたい人 |
【9位】プロスタッフ ヘッドライトガチコート | ¥777 | 下地クリーナー:45ml コート剤:5ml | 手軽に綺麗にしたい人 |
【10位】シュアラスター ヘッドライトクリーナー ゼロリバイブ | ¥955 | 70ml | クリーナーとコーティングを一度に行い人 |
【11位】Allplace ヘッドランプ リムーバー セット | ¥6,980 | 800g | スチーマーで施工した人 |