評判のいいおすすめのカーワックスがあれば知りたいです!
そこで今回は、カーワックスを選ぶポイントと元洗車マンがおすすめするカーワックスを厳選してご紹介します。これだ!と思えるワックスを選んでぜひ使ってみてください!
車用ワックスの選び方
まずは車用ワックスの選び方のコツを押さえておきましょう。
元洗車マンの見地からすると、実は重視しなければならない点は2つしかありません。購入前に理解しておきたいポイントは、カーワックスの種類とボディカラーとの相性です。
種類で選ぶ
カーワックスには4つの種類があって、それぞれが特徴を持っています。個々の違いを理解してどの車用ワックスが適しているかを考えてみましょう。
固形タイプは光沢感がはっきりとしていてツヤが良く、耐久性にも優れているのが特徴です。ただしテクスチャーが硬く伸びがあまり良くないので、塗りムラができないように注意しましょう。
半練りタイプは水分を含んでいて軟らかめにできているのが特徴です。適度な水分のお陰で伸びがよくて塗りやすい性質があります。コンパウンドを使用しているので、水垢や錆びなどを消すのにも適している種類です。
液体タイプはツヤや耐久性はやや劣りますが、多くはスプレーボトル式で誰でも簡単に使えるのが魅力です。洗浄効果があるタイプも多く、洗車をすることが難しいときでもまとめてきれいにできるメリットがあります。
シートタイプは拭くだけで汚れを落としながらワックスもかけられる最も手軽な種類です。日常的に使うのに適していて、特に自宅で洗車できない場合には用意しておくと役に立ちます。
愛車のボディカラーで選ぶ
カーワックスを選ぶときには、愛車のボディカラーとの相性を考えるのも大切です。
カーワックスの中にはボディカラーに合わせて作られているものもあります。合わないものを使うと色合いが悪くなるおそれがあるので注意しましょう。「黒い車に白用を塗ってボヤけてしまった」といったトラブルが代表例です。
特にこだわらないなら、全色対応タイプを選んでおくと無難でしょう。
また、濃い色やメタリック仕様のように表面にクリア層がある車には、コンパウンドを使用しているワックスは避けましょう。研磨作用によって汚れが落ちるだけでなく、クリア層も削り取ってしまうからです。
車用ワックスのおすすめ10選
固形タイプ
カーワックスの中でも定番の固形タイプは、光沢や艶にこだわりがある人にとってはコーティングでは難しい美しさを出せるのが魅力です。
硬いテクスチャーをうまく使いこなして塗るのにコツがいりますが、納得の仕上がりにできるでしょう。固形タイプでおすすめなのは以下の2つです。
シュアラスター マンハッタン ゴールドワックス ジュニア
シュアラスターのプレミアムワックスであるマンハッタンゴールドワックスジュニアは贅沢に仕上げられた逸品で、化粧品にも採用されている天然素材の最上級カルナバ蝋をふんだんに使用しています。
光沢の良さを極限まで追及しており「プロも納得のカーワックス」としてよくおすすめされています。
固形タイプの割に伸びが良くて扱いやすいのも魅力で、初心者からも人気がある固形タイプの製品です。撥水効果が長期間にわたって持続するという点でも定評があります。
全色対応でノーコンパウンドなので、どの車種でも使えるという点でも優れています。一見すると高価ですが、1缶で中型車約6台分も使えるので値段以上の価値があると言えるでしょう。
内容量 | 100g |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 2,364円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.surluster.jp/ |
シュアラスター カーワックス インパクト ジュニア
シュアラスターのカーワックス インパクトジュニアはベーシックグレードの秀逸品です。今では誰もが知っているシュアラスターの名前を世に知らしめたのはこのカーワックスと言っても過言ではありません。
低価格なのに天然由来のカルナバ蝋を使って自然な味のあるツヤと輝きを生み出せるように仕上げられています。仕上がりにこだわる人たちから安定した人気があるロングセラー商品です。
濡れたボディにも使え、固形タイプの割に伸びが良いので、初心者でも気軽にチャレンジできます。中型車6台分ほどの量で全色対応、ノーコンパウンドという点でもコストパフォーマンスが優れているカーワックスです。
内容量 | 100g |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 1,000円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.surluster.jp/ |
半練りタイプ
半練りタイプは固形タイプよりも水分を多く含んだ軟らかめのテクスチャーで、伸びが良く作業しやすいことからカーワックス初心者からも人気があります。ツヤ出しにも傷や水垢の対処にも効果的です。
半練りタイプにも色々な種類がありますが、どの商品が良いのでしょうか。元洗車マンのおすすめをご紹介します。
SOFT99 ワックス(ハンネリ)
SOFT99の半練りタイプのワックスは1969年に発売された長い歴史を持っていて、ユーザーが多いおすすめ品です。
ソフトなねり状のペーストワックスで、今までワックスを塗ったことがない人でも隅々まできれいに塗れるのが魅力です。拭き取って仕上げるのも簡単なので、自分でワックスをかけるが初めてで不安な人も安心して使えます。
汚れやシミを落とす力も備えているので、落ちにくい汚れなどはこのワックスできれいにしても良いでしょう。艶や光沢も長持ちしやすいので安心です。
ただし、黒には対応していないので注意しましょう。黒以外であれば色の濃い車でも問題はありません。
内容量 | 280g |
対応カラー | 黒以外の全色対応 |
価格 | 1,180円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.soft99.co.jp/ |
リンレイ ジャパンワックス
リンレイのジャパンワックスは、その名のとおり日本車を日本で乗る人のためにデザインされた半練りタイプのカーワックスです。
ジャパンワックスが優れているのは、湿潤で雨がちな気候の日本でもボディを傷めないように防水効果を重視して作られていることです。使い心地の良さも半練りならではの伸びの良さで、真冬でも薄く伸ばしやすくなっています。
木蝋とカルナバ蝋の配合による独自のツヤや光沢はしっかり持続し、コンパウンドを使用しているので小さな傷などもきれいに消せます。
これだけメリットが多いのに、Amazonならワンコイン以下で買えてしまうお手頃プライスも魅力の逸品です。
内容量 | 358g(スポンジ付き) |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 492円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.rinrei.co.jp |
液体タイプ
液体タイプのカーワックスは作業性が優れていて気軽に使えるので、初心者からは特によく選ばれています。汚れ落としにも効果的な製品もあり、目的に応じた選び方がポイントになります。
ここでは特におすすめのカーワックスをピックアップしてご紹介します。
CARALL 液体カーワックス 車まるごとワックススプレー
岡本産業のブランド「CARALL」の液体カーワックス 車まるごとワックススプレーは、洗浄とワックスがけを一つできれいにできる洗浄ツヤ出しワックスです。
スプレーしてタオルで拭くだけで良いのが魅力で、簡単でありながらツヤや撥水効果は2ヶ月も持続します。
洗車をしてまだ濡れている状態でも使えるので、汚れがひどいときには洗車をしてからこの液体カーワックスで仕上げるとスムーズに作業を行えるでしょう。
ボディだけでなく窓ガラスやホイールにも使用可能で、日常的なケアならこれ一本でも十分です。
全色対応という点も安心で、コストパフォーマンスも良好なことからファンの多いスプレーワックスです。
内容量 | 608g |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 605円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.harukado.co.jp/ _carall/index.html |
ニューポート FW1 水を使わない洗車/ワックス剤
ニューポートのFW1は、水を使わずにスプレーをして拭き取るだけで簡単に洗車もワックスがけもできるのがセールスポイントです。累計250万本を突破しているロングヒット商品で、現在も多くの人が愛用しています。
全色対応で外装全面に使用できるのも魅力ですが、油汚れやタールなどの汚れを落とす効果の高さは特によく着目されている点です。独自の成分によって泡で汚れを包み込み、浮き上がらせることができます。
ツヤ出しや汚れ防止の効果も優れていて、柔らかくて汚れ落としに適しているマイクロファイバーとの相性も抜群です。
ただし、特殊コーティングやラッカー塗装をしている車には使用できないので注意しましょう。
内容量 | 517ml |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 2,500円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://fw1wax.jp/ |
シートタイプ
シートタイプは拭くだけで簡単なのが魅力で、洗車ができないときでも使えます。
車に常備しておけば、時間がない人でも気軽に愛車のケアができます。マンションなど自宅で洗車するのが難しい人や、青空駐車場を利用している人にもおすすめです。
ここではシートタイプのカーワックスの中でもイチオシの商品をご紹介します。
SOFT99 フクピカ ストロング
SOFT99のフクピカストロングは、拭き心地の良さと効果の高さ両方において好評価を獲得しているワックスシートです。
低摩擦ピンホール加工をシート表面に施すことによって滑りの良さを追求しているのが特徴で、拭いているそばから美しいツヤが出てきているのがよくわかります。すいすいと軽く拭けるため、疲れ知らずで隅々まできれいにできるでしょう。
シリコーンオイルと強密着ワックスを配合し、固形タイプのワックス並みの撥水力を備えている点も魅力です。
その撥水効果は3ヶ月も続き、メーカーの公式サイトによれば一般的な洗車機を5回使用した後でも強力な撥水効果が維持できるそうです。
内容量 | 10枚 |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 764円(Amazon調べ) |
公式サイト | http://www.fukupika.jp/ |
CARALL 車まるごとワックスウェット
CARALLの車まるごとワックスウェットは先にご紹介した「車まるごとワックススプレー」の成分を使用している製品で、シートタイプにすることでより使いやすさを追求して仕上げられています。拭くだけで洗車とワックスを同時にできるというコンセプトは同じです。
窓やミラー、レンズなどにも使える3層構造の高性能シートを採用しているのが魅力で、スプレーの場合と同様にこのシートだけで車を端から端まできれいにできます。撥水性を重視しているのでワックスの本来の持ち味をはっきりと示してくれる逸品です。
20枚入りの大容量でありながら低価格になっているため、コストパフォーマンスも優れています。
内容量 | 20枚 |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 574円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://www.harukado.co.jp/ _carall/index.html |
高級タイプ
ワンランク上の仕上がりにしたいというこだわりのある人には、高級カーワックスがおすすめです。
ここではカーマニアや高級車のオーナーからよく選ばれている製品を取り上げました。一度は使ってみたいという人も多い、秀逸なカーワックスを見てみましょう。
ザイモール チタニウムグレイズ ハンドメイド
ザイモールのチタニウムグレイズハンドメイドは、全ての塗装と色に対応している耐久性の高いワックスです。天然成分と天然オイル100%で、愛車のボディにも優しいデザインになっています。
みずみずしい光沢感を生み出すために配合を工夫していて、最高品質のブラジル産カルナバ蝋も51%配合しています。
「古くなった愛車に新車の輝きが蘇る!」との声もあるほど、鏡面のような仕上がりになるのが魅力です。
内容量 | 226g |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 11,500円(Amazon調べ) |
公式サイト | http://www.fit-net.co.jp/zymol/ |
スパシャン クラシックワックス カルナバ78%配合
スパシャンのクラシックワックスはカルナバ蝋78%配合の最高級ワックスの一つです。
フェラーリやランボルギーニなど高級車基準のカー用品ブランドとして知られるスパシャンが手掛けているだけあって、品質も価格もトップクラスです。
カルナバ蝋にこだわって、石油系活性剤を一切使用していません。特殊な樹脂を使用することによって撥水効果の耐久性と持続性を実現し、約3ヶ月の高耐久ワックスに仕上げています。
通常のワックスにはないウルウルとした光沢を見ると、お金をかけた価値があったと感動するでしょう。数量限定発売なので手に入れるのは大変ですが、本気でこだわりたい人に最適な逸品です。
内容量 | – |
対応カラー | 全色対応 |
価格 | 33,000円(Amazon調べ) |
公式サイト | https://spashan.net/ |
カーワックスと一緒に揃えておきたい便利な洗車グッズ
カーワックスを決めて手に入れたとしても、他にも洗車グッズがきちんと揃っていないと愛車はピカピカにはなりません。
カーワックスをかけるときは、あらかじめ洗車をして砂埃や汚れを洗い落とすのが重要です。汚れが付着していると効果は半減するので、しっかり洗い上げられるように洗車グッズを整えておきましょう。
スプレータイプやシートタイプも簡単な汚れを落とすためのものなので、きちんと汚れを落としてからの方がワックスの効果がはっきりと表れます。
ワックスがけの前に疲れ果ててしまわないように「洗車自体にかかる時間と労力を抑える」という観点でも洗車グッズの準備は重要です。
以下のページでは、元洗車マンおすすめの洗車グッズをご紹介しています。これは良さそうだというものを選んで、ワックスがけの前にぜひ用意しておきましょう。
まとめ
カーワックスは目的や用途に応じて適切な種類を選び、さらにボディカラーに合わせて決めましょう。
ここに挙げたカーワックスならツヤも光沢も美しくなり、撥水効果も長持ちするのできっと納得できます。自分でワックスをかけるのが初めてなら、手軽なものを選んで試してみるのがおすすめです。
洗車グッズも揃えて洗車からワックスまでスムーズにやり通せるようにしましょう。