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洗車は冬でもする?しない?寒い時期の正しい洗い方を元・洗車マンが解説!

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男性
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洗車作業は好きなのですが、冬は寒いし水も冷たいのでどうしても億劫になってしまいます。

夏場に比べて汚れもあまり目立たないですし、できればやりたくないのですが・・・。

koto
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確かに、冬はあたたかい家の中で過ごしていたいのが本音ですよね。その気持ちはよくわかりますが、愛車のためには季節を問わず定期的に洗車を行うことをおすすめします。

そこで今回は、冬期間の正しい洗車方法を元・洗車マンが詳しく解説します。寒い中でも快適に洗車するコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

洗車は冬でもしたほうがいい?

まず洗車は冬でもした方が良いのか、冬は避けて春先になるまで待った方が良いのかを理解しておきましょう。

結論から言えば、洗車は季節を問わずにやるのがおすすめです。

冬は車体に汚れが付着しやすい季節として知られています。日本の冬は乾燥するので土埃が舞いやすく、車全体を覆うようにして付着してしまうのです。

最初のうちは目立たないこともありますが、だんだんと積もって全体を薄化けた色に変えてしまいます。試しに車体の表面を指でこすってみると、茶色に汚れてしまって驚く人もいるかもしれません。

また、積雪が多い地域では雪を解かすための融雪剤がまかれることが多いでしょう。走行中は路面に付着している融雪剤がはねて車体に付いてしまいます。

融雪剤に用いられている塩化カルシウムは錆びを発生させる原因になることも知られているため、速やかに取り除くのが大切です。

このように冬は車体が汚れやすいので、きちんと洗車をして美しい状態を維持するようにしましょう。

融雪剤はすぐに洗車をした方がいい?融雪剤の対処法。冬の時期の融雪剤って車にどういった影響があるんだろう?と思った事はないですか?融雪剤の特徴や融雪剤が車に付いた時の対処法をまとめて書いていますので、融雪剤がよく撒かれる地域におられる方や、冬に洗車をされる方等必見の内容になっていますので是非一度ご覧ください。 ...

冬の洗車はこれが正解!寒い時期の洗車のポイント

冬に洗車をするときにはどのようなポイントを押さえておいたらうまくいくのでしょうか。

実は寒い冬には他の季節とは違う考え方でやらなければならないところもあります。これこそが正解と言える洗車のやり方のポイントを確認しておきましょう。

冬場に洗車をしようと思ったときによく疑問になる点についても詳しく説明します。

洗車の頻度はどれくらいがベスト?

まず冬の洗車の頻度はどのくらいが良いのかを知りたい人が多いでしょう。冬の場合には車が汚れやすいのなら頻繁に洗う必要があるのではないかと考えるかもしれません。

前提として知っておきたいのが他の時期での洗車頻度です。一般的な季節では月に一回が標準的とよく言われています。

ただ、実際には車にどのくらい乗るか、どのような環境に置かれているかによってかなり違いがあります。

冬の場合にも同様で、車の扱い方によって違うと考えましょう。他の季節と同様に乗っているのであれば洗車の頻度も同じくらいで大丈夫です。普段から月に一回にしているのなら冬も同じように月に一回を目安にしましょう。

汚れが気になる場合は、少し頻度を増やしても構いません。

洗車の頻度ってどのくらいがいいの?こんにちは!今日は洗車の頻度がいまいちわからない。。。という方に向けて記事を書いていこうと思います。 またよく洗車をしてる人より、ズボラ...

洗車に最適なタイミングはいつ?

洗車をするタイミングは車にとってダメージが大きいかどうかを左右する重要なポイントとして知られています。

暑い夏場は炎天下での洗車は避けるべきで、夕方などの涼しくて日差しが弱いときが最適だということは聞いたことがある人も多いでしょう。同じようにして冬の場合にも最適なタイミングがあります。

冬の洗車は気温の変化が安定しているときがベストです。気温が低いので熱によってワックスが台無しになるなどの問題は起こりにくく、気温による車体へのダメージはあまり気にする必要がありません。

気温の変化が激しいときには路面がドロドロになりやすいので洗ったのにすぐに汚れてしまうことになります。昼夜の気温差が低かった日を選ぶとあまり汚れが気にならなくなるでしょう。

ワックスやコーディングはしたほうがいい?

ワックスやコーティングは冬場にはした方が良いのは確かですが、注意点もあるので確認しておきましょう。

ワックスは冬でも車体に汚れが付きにくくなることに加え、雪も落ちやすくなるので効果的です。しかし、コーティングは積雪が多い地域では雪の滑りによって剥がれてしまいやすいので、強度が高いコーディング剤を使用する必要があります。

冬になるとワックスやコーティングを乾かすのに時間がかかってムラができやすいのも注意点です。積雪が始まってしまうと乾きにくくなるので、ワックスもコーティングも冬に入る前にきちんとやっておくのが大切です。

冬になってからする場合は、暖かな日が続いているときを選ぶようにすると乾きやすく、きれいに仕上げることができるでしょう。

寒いから手洗いできない!洗車機を使ってもいい?

冬は寒いから洗車機を使いたいというのはもっともなことです。洗車機で洗うこと自体には問題はありませんが、デメリットを理解して対処をしておくようにしましょう。

冬は車体に付着している汚れが多いので、直接洗車機に入れると傷が付きやすいのがデメリットです。洗車機に入れる前に大量の水で洗って汚れを大まかに落としておくようにしましょう。

また、洗車機では足回りなどがあまりきれいにならない場合がほとんどです。融雪剤は足回りに付着しやすいので、洗車機はあくまでボディの洗いにかかる労力を減らせるだけのものと考えて足回りは別に洗いましょう。

なお、極寒の時期には洗車機が凍結していることもあるので、暖かい日が続いたときに利用するのが安全策です。

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冬の洗車で注意すべき3つのポイント

冬の洗車ではやってしまいがちな”ミス”があります。

注意しておかないと車をきれいにするどころか台無しにしてしまう可能性があるので、特にこれだけは押さえておきたいという3つの注意点を紹介します。

それぞれの注意点について安心してできるようになるためのポイントも解説するので、きちんと理解してから洗車を始めるようにしましょう。

熱いお湯を車体にかけない

車の表面で凍結が起こっているときには熱いお湯をかけてとかしてしまいたいと思う人もいるでしょう。熱湯の方が汚れも溶けやすいのではないかと考えて、やかんやポットで熱湯をかけてしまう人もいないわけではありません。

しかし、熱いお湯をかけるのは厳禁です。

熱湯を直接かけると、温度差によって車体が傷んでしまいます。塗装やコーティングだけでなく、車体の金属がダメージを受けることになってしまうので絶対にやめましょう!

さらに、零下まで冷えているときにはかけたお湯が冷えて凍結を起こすことも少なくありません。

もし早く氷をとかしたいならぬるま湯を使うようにしましょう。熱いお湯を準備して適宜温度を下げながら使っていくとスムーズに氷をとかせます。

霜や雪を落とす時は車体を直接こすらない

霜が降りていたり雪が積もっていたりするときには、洗車をする前にまず落としてしまいたいと考えるでしょう。そこでスノーブラシなどでごしごしと車体を直接こすって落とすのは厳禁です。

霜や雪に含まれている氷はとても固いので、車体に押し付けてこすったら傷だらけになってしまいます。コーティングが剥がれたり、塗装に傷がついたりする原因になるので避けましょう!

スノーブラシなどを使うときには車体に触れないようにしておけば問題はありません。最後に少し残ってしまった霜や雪は水で洗い流すか、ぬるま湯を使ってとかすようにしましょう。

暖かい日なら朝のうちに霜や雪を大まかに取り除いておくと昼間には溶けて洗車できるようになるので、それまで待つという選択肢もあります。

下回りは念入りに洗う

下回りは冬でなくとも汚れやすい箇所なので、徹底して最初に洗うのが原則です。

しかし、冬は他の季節に比べても汚れがひどくなりがちなので念入りに洗いましょう。タイヤやホイールだけでなく、その周りまで丹念に洗って泥はねなどをきれいに取り除くのが基本です。

また、前述のように融雪剤が付着したままになっていると錆びが発生してしまうリスクが高くなります。水で十分に流して塩化カルシウムなどの錆びの原因をきちんと取り除くようにしましょう。

泥や融雪剤は粘性が高いので水だけではきれいになりません。手抜きをして水をかけるだけで終わらせず、洗車ブラシでよくこすることも重要です。寒いとはいえブラシなら直接水に触れるわけではないので時間をかけて丁寧に磨き上げましょう。

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冬の洗車を快適にする服装&アイテム

冬の洗車をスムーズに終わらせるには、洗車のための道具をきちんと揃えておくのがとても重要になります。さらに冬にはできるだけあたたかい服装で、少しでもつらさを軽減するのが大切です。

ここでは、服装と道具という観点から冬の洗車を快適にするためのアイテムを紹介します。

冬の洗車におすすめの服装

寒い中での洗車を途中で投げ出してしまわないためには「いかに快適に作業をに行うか」を考える必要があります。
服装選びのポイントとなるのは「中は温かくして外はバリアに」することです。

洗車をしているときには水が体にはねてきてしまうので、一番外側に着るものは雨合羽のように防水性があるものが適しています。

冬の乾燥した冷たい風を遮るにはウインドブレーカーが最適でしょう。その内側に着ているもので十分に温かくすることで寒さを乗り越えられます。ヒートテック素材などの温かいインナーを着て洗車をするのが良い方法です。

手袋や靴も防水性のものにして、それでも寒いなら手袋や靴下を二重にしたり、使い捨てカイロを使って温めたりしながら作業を進めましょう。

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冬の洗車におすすめの道具

冬の洗車を快適にするためには、水に直接手を触れなくて良いような洗車グッズを揃えるのが良い方法です。

モップできれいに洗車できるようにして、足場として折り畳み式のチェアを用意すると良いでしょう。ホイールをきれいにするためには専用の洗車ブラシがあるのが理想的です。

汚れを手早く落とせるカーシャンプーや、洗車後の拭き上げ時間を短縮するために吸収性に優れたタオルも用意しておくと良いでしょう。

「洗車グッズは色々な種類があってどれを選んだらいいか迷ってしまう」という方は、以下の記事で元・洗車マンおすすめのアイテムを詳しくご紹介しています。

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ここで紹介しているアイテムは、実際に使ってみて良さを実感できたものだけをピックアップしています。冬の洗車に役に立つものばかりですので、どんな道具を選んだら良いか具体的に知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は冬に洗車を行うポイントについてご紹介しました。

冬になって寒い日が続いていると洗車をするのが億劫になってしまいますが、愛車の美観を保つためには寒い時期でも定期的に洗車をするのが大切です。冬は汚れが付きやすいので洗車に適切なタイミングを見計らってするように心がけましょう。

きちんとグッズを揃えれば冬の洗車も快適になるので、まずは道具を揃えて冬に備えましょう。

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koto
元・超激務コーティング店副店長。(多い月でコーティング売上400万円) 現在は洗車ブログ運営等のWEBマーケティングをメインに活動。 今まで培ってきた知識を元に、主に洗車やコーティングについて書いていきます。 アニメ、ゲーム好きのポンコツでジョジョのブローノ・ブチャラティ激推し。 『黄金のような【夢】にかけよう』 Twitterもやっているので、是非フォローもよろしくお願いします!

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