という事が起こらない為にも今回は分かり易く、説明していこうと思います。
融雪剤で汚れたらすぐに洗車をした方がいい?融雪剤の対処法
では本題です。
まずは融雪剤は、地域や人によっては凍結防止剤と言われたりしますが、今回はややこしい為、融雪剤で説明していきます。
まずこの融雪剤ですが、主な成分は
- 塩化カルシウム
- 塩化ナトリウム
- 塩化マグネシウム
とまぁ簡単にいうと塩がたくさん入ってるという認識で大丈夫です。笑
ちなみにこの融雪剤ですが近年では塩分が強い為、車もそうですが、他の物にも多大なる影響を与える為に問題視されています。
詳しい説明がWikipediaに載っていたので引用させてもらいます。
融雪剤による塩害[編集]
融雪剤の主成分は塩化カルシウムであり、雪や氷を融雪するメリットの反面、鉄製品(ガードレールや基礎)・植物・コンクリート・通行する自動車に悪影響を与え、これが近年きわめて重大な問題となっている。
特に鉄筋コンクリートの構造物で、融雪剤がコンクリートの割れ目から浸透し、鉄骨や鉄筋を錆により腐食・劣化させ、強度減少が発生し安全性が保てなくなってしまう。また、植物に関しては、生化学的性質が食塩に類似しているため、塩化カルシウムの塩害により、海岸部のように草木が生えなくなってしまう(植物を植えても枯れてしまう)。このような事態を防ぐために、塩化カルシウムに代わる『代替品』に切り替える等の対策が模索されている。
引用:Wikipedia
どうでしょうか?
これを見たら融雪剤がいかに車に悪いか分かりますよね?
なので融雪剤が付着したらなるべく早く洗車してあげましょう!
融雪剤がボディについたまま時間が経つとどうなる?
特に洗車機でいつも洗ったりされてる方は、融雪剤が撒かれる時期になると洗車機が凍って使えない日があると思います。
なのでそのままでいいかと放置してしまいがちですが、時間が経つと果たして融雪剤はどうなるのでしょうか?
その辺を少し書いていきます。
車に付いた鉄粉をひどい状態にしてしまう
車にはほとんどの確率で鉄粉が多かれ少なかれ乗っかってます。
ちなみに原因は主に排気ガスやブレーキをした時に出るブレーキダストです。
※下の画像参照
そして融雪剤は上記の通り塩分なのでこの鉄粉と塩分が反応し合い、錆の進行をかなり早めてしまいます!
なのでよっぽどありませんが、その反応が原因でボディに穴があいたりとかもたまに聞いたりします。
ですので、鉄粉取りをここ1年位してない等は洗車後に鉄粉取りもするのをおすすめします!
融雪剤をそのまま放置していると取れない水シミに
実際に融雪剤が付いたまま放置していると、なかなか取れない水シミになってしまいます。
まぁイメージで言えば、塩を車に刷り込んでるみたいなものなので当然と言えば当然ですよね・・・。笑
更に融雪剤って走って付くものなので、車のボディ全体についてますよね?
なので下手したら、なかなか取れない水シミがボディ全体に付いてしまう恐れがありますので、白くなってきたら、洗ってあげましょう。
水シミになるべくならない為に
こまめにといってもなかなか年末年始は忙しくて洗えない事も多い方もいるはず。
そういった方はどうしたらいいかですが、答えは・・・
前もってコーティングをしておきましょう!
コーティングはワックスより塗装面の保護機能が強い為、融雪剤がかかって放置されていてもある程度は、大丈夫です!
なのでもしこの記事を読んでる方でまだお車にコーティングをされていない方は、早めにコーティングを施工されるのをオススメします!
融雪剤は車のボディにも多大な影響を与えます。
融雪剤が車の塗装面に与える影響が分かったことで、続いてはボディに与える影響ですが、正直こっちの方が重大です!
主に下回りが鉄の部分が多いので、塩分が反応し、錆を進行させてしまいます。
特にマフラーですが、鉄+熱をかなり持つので塩分ととても反応しやすく、何もしていないとあっという間にサビてきます。
ちなみにマフラーはダイハツ車が非常に弱く、筆者が知ってる人は新車を買って二年でマフラーがサビて穴が空きました。笑
マフラーを守る方法
これは主に2種類あります。
マフラーに錆止め系の溶剤を塗る
これは主に車屋さんやガソリンスタンドさんがやっているのですが、耐熱性の防錆効果のある溶剤をマフラーに塗ってくれます。
これをしておくと、冬の1シーズンは確実に安心なので、多少のお金がかかりますがマフラーを交換するよりははるかに安いので個人的におすすめの作業です(*´ω`)
洗車の際にマフラー付近も洗う
これは意外にしてる方は少ないですが、融雪剤の時期にご自分で洗われる場合は、必ずマフラー付近にも水を強く当て融雪剤を洗い流してあげましょう!
この洗い流す作業をしているだけでかなり効果がありますので、お金をあまりかけたくないという方はおすすめです!
また洗車機でも下回り洗浄が出来るのが多いのでこの下回り洗浄を使うのもかなりおすすめです(‘ω’)
まとめ
- 融雪剤の主な成分は、塩化系の為、車の塗装面とボディにどちらも影響を与える
- 近年では融雪剤で車やその他の鉄を腐食させてしまうのが問題視されている
- 融雪剤がついたらなるべく早く洗ってあげましょう
- 融雪剤が付いたまま放っておくとボディについた鉄粉と反応をし、錆の進行を進めてしまう恐れがある
- 融雪剤が付いたまま放っておくとなかなか取れない水シミになってしまう
- 水シミ等になるのを極力防ぐ為、前もってコーティングをしておくのがおすすめ
- 車の下回りにも融雪剤は悪く、特にマフラーは鉄+熱を持つためかなり錆が進行しやすい
- マフラーにはガソリンスタンドか車屋さんで、耐熱性の防錆効果の溶剤を塗ってもらいましょう
- マフラーにお金をかけたくない人はこまめにマフラーについた融雪剤を水で流す作業がおすすめです
この記事を読んで融雪剤がいかに車に悪いかが分かったかと思います。
融雪剤は冬場には間違いなく高速道路では撒かれますし、気温の低くなるところであれば一般道でもばんばん撒かれてしまいます。
その為融雪剤のシーズン中は、2,3日車で走ったら洗車してあげるのがいいと思います。
どのみち融雪剤ですぐに真っ白になってしまうのでそのまま放置だけはしないようにしましょう。
また下回りにも深刻なダメージを与えますので、洗車の時に洗車機であれば【下部洗浄】のオプションをして、手洗いであれば、下回りに水をかけて融雪剤を落とすのを心がけましょう!
しっかりと融雪剤対策をしてキレイのまま冬を乗り切りましょう!
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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