スタンドによって値段もメニューも異なります。
今回は日本全国に店舗展開しているエネオスとコスモ石油の洗車機メニュー&料金をお伝えします。
あわせて洗車機を使う際の注意点やあると便利なグッズも紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ガソリンスタンドの洗車機のメニューや料金を徹底比較!
それでは早速エネオスとコスモ石油の洗車機メニューと料金を紹介していきます。
またエネオスとシェル石油は同じ洗車機を使っていることが多いため、シェル石油は省略します。
エネオス
エネオスの洗車機メニューと価格は以下のとおりです。
洗車メニュー | 価格 |
---|---|
シャンプー洗車 | ¥300 |
撥水洗車 | ¥500 |
超撥水洗車 | ¥800 |
Gプロテクト | ¥1,500 |
ビーナスガード | ¥1,800 |
オプション | ・高圧ジェット:¥200 ・下回り洗浄:¥200 ・ホイール洗浄:¥200 ・泡洗車:¥200 |
各メニュー内容を一つずつ解説していきます。
シャンプー洗車
シャンプー洗車とは名前のとおり、水とシャンプーで車を洗うコースです。
値段が非常に安く、気軽に洗車できるのがメリット。
ひとまず車の汚れをさっと落としたい時やそこまで汚れがひどくない時におすすめです。
オプションで高圧ジェットをつけると洗車傷が入りづらくなるので、心配な人はあわせて使用すると良いですよ。
撥水洗車
撥水洗車は液体状のワックスで仕上げてくれるコース。
シャンプー洗車とは違って車にツヤは出ますが、撥水効果はそこまで高くありません。
また効果が持続するのも、大体1週間ほどです。
超撥水洗車
超撥水洗車は撥水洗車よりも効果がやや高いバージョンです。
撥水洗車では一度しか撥水液をかけませんが、超撥水洗車は2回かけてくれるため水をよく弾いてくれます。
また効果も撥水洗車より高く、大体2週間ほど持ちます。
Gプロテクト
Gプロテクトとはポリマーコーティングです。
ポリマーコーティングはポリマーがスクラッチ部分に入り込み、傷が視覚的に見えにくくなるといった性質があります。
そのため、ワックスを使った撥水洗車や超撥水洗車よりも仕上がりが綺麗です。
また、ポリマーは有機質なので雨シミにも強くなります。
ビーナスガード
エネオスの洗車機メニューの中で一番値段が高く、メリットが多いのがビーナスガードです。
「樹脂工マルジュン」と「特殊シリコンオイル」と呼ばれる成分を合わせることで皮膜を作り、光沢濃度UPや高耐久を実現。
「時間をかけずにプロの仕上がり!しっとり&つるつる感が長期間持続!」というキャッチコピーどおり、車の汚れを洗い流すだけでなくコーティング効果も期待できます。
オプション
オプションメニューはそれぞれのコースに追加可能です。
興味のある人は以下にまとめたので確認してみてください。
- 高圧ジェット:高圧の水で汚れを吹き飛ばすコース。
個人的には洗車機時には絶対に付けたいオプション。 - 下回り洗浄:普段はなかなか洗えない下回りを洗ってくれるコース。
凍結防止剤が下回りにダメージを与える冬場におすすめ。 - ホイール洗浄:ホイールを重点的に洗ってくれるコース。
ホイールは油汚れが多いため、通常の洗車だけではなかなか落としきれないのでセットでつけるとより完璧な洗車が可能。 - 泡洗車:洗車機で洗う前に泡をたくさんかけて洗ってくれるコース。
泡で汚れが浮きやすくなり、さらに洗う際の摩擦を軽減してくれるので傷が入りづらくなる。
コスモ石油
コスモ石油の洗車機メニューと価格は以下のとおりです。
洗車メニュー | 価格 |
---|---|
エクスプレスシャンプー | ¥300 |
エクスプレスワックス | ¥500 |
泡ジェットコーティング | ¥1,000 |
オプション | ・光沢ポリマー:¥400 ・下回り洗浄:¥100 ・ホイール洗浄:¥200 |
それでは一つずつ解説していきます。
エクスプレスシャンプー
水とシャンプーで洗車するコース。
名前が違うだけで、エネオスのシャンプー洗車と内容はほぼ同じです。
エクスプレスワックス
エクスプレスワックスとはワックス洗車のこと。
エネオスでいう撥水洗車と内容はあまり変わりません。
泡ジェットコーティング
泡洗車とコーティングをしてくれるコース。
他のスタンドのコーティングコースと比べて値段が安いのが特徴です。
コスモ石油では泡ジェットコーティングが一番高価なコースとなります。
エネオスのGプロテクトよりも安く、さらに泡のオプションがついているためコスパ抜群です。
オプション
コスモ石油の洗車機オプションは以下のとおりです。
- 光沢ポリマー:ポリマーコーティングを追加でできるコース。
泡ジェットコーティングに追加しても合計1,400円。
エネオスのビーナスガードよりもお得。 - 下回り洗浄:内容はエネオスと変わらないものの、100円安い。
- ホイール洗浄:内容も値段もエネオスと同じ。
どちらにもメリットがあるので、お好きなスタンドで洗車機デビューしてみてくださいね。
ガソリンスタンドの洗車機を利用する際の注意点
手洗い洗車よりも気軽に利用できる洗車機ですが、使用するにあたって注意しなければならない点があります。
「せっかく洗車したのに車を傷つけてしまった…」と後悔しないためにも必ずチェックしてください。
使用方法をしっかりと守る
洗車機といってもメーカーによって使用方法が異なります。
使い方を誤ってしまうと、洗車に失敗するどころか車に大きな負担をかけてしまうことも。
使用方法は記載されているので、必ず一度確認してください。
また、注意事項はしっかりと守るようにしましょう。
コーティング車は対応コースを選ぶ
洗車機のコースの中にはコーティング車には適していないものもあります。
例えば、撥水洗車やエクスプレスワックスなどのワックス洗車はNG。
コーティング効果が弱くなるだけでなく、車を傷める原因となることもあります。
コーティングしている車にはシャンプー洗車だけで十分です。
もし自分の車にどのコースが適しているかわからない場合、スタンドスタッフに相談してみてください。
事前に水洗いする
洗車機を利用する際には事前に水洗いをすることをおすすめします。
理由は小石や砂、ホコリなどが残ったまま洗車機を利用するとボディを傷つける恐れがあるからです。
水洗い以外にも上記で紹介した高圧ジェットなどのオプションを利用して、汚れを落としてもOK。
定期的に洗車している場合や汚れがほとんどない場合は必要ありませんが、せっかくの洗車で大事な車に傷をつけないためにも必ず事前に水洗いをしておきましょう。
洗車後は必ず拭き上げる
洗車後は必ず拭き上げ作業を行ってください。
拭き上げ作業を怠ると、車に残った水滴が原因で洗車前よりも汚れてしまう可能性があります。
最悪、水シミまで作ってしまうことも。
洗車後の車を綺麗に保つためにも、水分はしっかりと拭き取るようにしましょう。
自分の洗車グッズを使う
洗車機があるガソリンスタンドには基本的な洗車グッズが揃っていますが、できれば自分の洗車グッズを利用することをおすすめします。
貸し出し用の洗車グッズは簡易的なものが多く、正直品質が高いとはいえません。
また多くの人が利用しているため、汚れも蓄積しています。
簡易的でなおかつ使い古された洗車グッズを利用すると、車を汚したり傷めてしまう可能性が高いです。
そのため、洗車グッズは必ず自分専用のものを使うようにしましょう。
洗車機の利用時にあると便利なアイテム5選
先ほどもお伝えしたとおり、ガソリンスタンドの洗車機を使ったとしても、洗車グッズは自分専用のものを使うのがベターです。
洗車機を利用する際にあると便利なアイテムは以下の5つ。
- 洗車ブラシ※必須
- ホイールクリーナー※必要に応じて
- 水垢取りクリーナー※必要に応じて
- 虫・鳥ふんクリーナー※必要に応じて
- 洗車タオル・洗車クロス※必須
それでは一つずつ紹介していきます。
洗車ブラシ
洗車機の利用時にあると便利な一つ目のアイテムは洗車ブラシです。
洗車機にはもちろんブラシがついており、そのブラシで車を洗ってくれます。
しかし、ドアノブの周辺やタイヤホイール、フロント部分などの細かい箇所までは綺麗に洗えないのが現状。
そのため、洗車ブラシを持っておくと洗車機で取り除けなかった汚れを除去することができるので便利です。
洗車ブラシは大きなものでなくてもOK。
コンパクトでボディに優しい素材を選ぶようにしてください。
タイヤクリーナー・ホイールクリーナー
タイヤクリーナーやホイールクリーナーも洗車機の利用時にあると便利なアイテムの一つです。
洗車機ではタイヤ周りの汚れはなかなか落とすことはできません。
というのもタイヤ周りにはブレーキダストや油など頑固な汚れが蓄積しており、洗車機のカーシャンプーでは落ちづらいからです。
そのため、タイヤクリーナーやホイールクリーナーは別途用意しておきましょう。
クリーナーにはカーシャンプーと違って、ブレーキダストや油汚れを簡単に落としてくれる成分が含まれています。
オプションでタイヤやホイール洗浄をつけるのも良いですが、一つ持っておけばセルフで手洗い洗車する時にも使えるのでおすすめです。
水垢取りクリーナー
水垢も洗車機ではなかなか落とすことができません。
水垢を落とすには専用のクリーナーが必要です。
ただし水垢取りクリーナーには車のカラーを選ぶものやコンパウンド(研磨剤)入りのものもあります。
購入する際は自分の車に対応しているクリーナーか全ての塗装色に使えるものやノーコンパウンドのものを選ぶようにしましょう。
虫・鳥ふんクリーナー
虫の死骸や鳥のフンが付着している場合は虫・鳥ふんクリーナーがあると便利です。
虫の死骸も鳥のフンも水洗いで取れることがほとんどですが、こびりついたものは専用クリーナーでないと落とすことはできません。
特に鳥のフンは木の実や小石が含まれていることも多く、そのまま洗車機にかけると車に傷をつけてしまうこともあるので要注意。
液体や泡タイプのクリーナーもありますが、手軽に除去したいならクロスやシートタイプがおすすめです。
洗車タオル・洗車クロス
洗車タオルやクロスは、あると便利というよりも洗車時にはなくてはならない必須アイテム。
先ほどもお伝えしたとおり、洗車後には汚れや水シミを防ぐために拭き上げが必要です。
洗車専用のタオルであればどんなものでも構いませんが、大判タイプで吸収力が高いものがベスト。
より効率的に拭き取り作業ができます。
まとめ
ガソリンスタンドの洗車機の値段やメニューは各スタンドごとに異なります。
今回の記事では2社を比較しましたが、
- 「質」を求めるならエネオスの洗車機
- 「安さ」を求めるならコスモ石油
というのが、元洗車マンの私が出す結論です。
料金が高めのメニューもありますが、ガソリンスタンドによっては一律500円やオールコース半額などのイベントも開催しているので、そこを狙って行くのもありですよ。