もうすぐ夏がきますが、肌が黒くなってしまうのが嫌なので、運転中の日焼け対策をしたいと思っています。
運転用のUVカット手袋があると聞いたのですが、選び方やおすすめ商品があればぜひ教えてください。
運転用のUVカット手袋は、日焼け対策はもちろん、運転のしやすさやデザイン性など細かい部分もこだわったアイテムです。
運転中はどうしてもハンドルを握るときに直射日光が当たってしまうので、しっかり覆ってあげることが大切ですよ。
今回の記事では、運転用のUVカット手袋の選び方やおすすめの商品ランキングを紹介していきます。
運転用のUVカット手袋の選び方
運転用のUVカット手袋を選ぶ際には、下記の5つのポイントを意識するようにしましょう。
- 種類で選ぶ
- 紫外線カット率で選ぶ
- UPF指数で選ぶ
- 長さや形状で選ぶ
- 価格で選ぶ
ここでは、この5つのポイントが大切な理由を詳しく紹介していきます。
種類で選ぶ
運転用のUVカット手袋は、2種類に分けることができます。
- 素材そのものにUVカット効果があるもの
- 商品にUVカット加工がされているもの
UVカット加工がされたものは、素材を染める染料と一緒に紫外線吸収剤などを布に付着させる手法と商品が出来上がってから付着させる手法の2種類に分かれます。
素材そのものにUVカット効果があるものは、洗濯や摩擦に強くUVカット効果を持続するという特徴がありますが、加工品と比べると値段が高いです。
反対に加工品は、値段は安いのが嬉しいメリットですが、洗濯や摩擦には弱く長期間の効果は期待できません。
しかし、ワンシーズンで買い替えを考えているなら安く手に入るので良いですよね。
どちらもUVカット効果はあるので、効果を長持ちさせたいかどうかで選ぶのがおすすめです。
紫外線カット率で選ぶ
運転用のUVカット手袋を選ぶ際は、紫外線カット率をしっかり見るようにしましょう。
紫外線カット率は、紫外線をどれだけ遮るかを表した数値のことです。
つまり、紫外線カット率が高ければ高いほど、紫外線による肌へのダメージを防止できるということになります。
そこで「紫外線カット率が高い日焼け止めは肌への負担もあると聞いたけど手袋は大丈夫なの？」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか？
安心してください。
確かに、肌に直接塗る日焼け止めは少なからず肌への負担はありますが、手袋の場合は肌に負担をかけることがないので、紫外線カット率が高いものを選んで問題ありません。
購入前に紫外線カット率が高いかどうかをしっかりチェックするようにしてくださいね。
UPF指数で選ぶ
紫外線カット率と合わせてチェックしておきたいのが、『UPF指数』です。
『紫外線をどのくらい遮蔽できるのか』という数値が紫外線カット率でしたが、UPF指数は『紫外線からどの程度肌を守れるか』という数値を表します。
UPF指数が高ければ高いほど、紫外線から肌を保護してくれます。
UPF指数が15以上あれば日焼け対策効果が期待できますが、できれば優秀ランクに値する『UPF40〜50+』と表記されている商品を選ぶのがおすすめです。
50以上は全て50+と表記されるので、『50+』と表記されているものであれば間違い無いですね。
長さや形状で選ぶ
UVカット手袋には、ショート・ロング・超ロングタイプなど、様々な長さのものがあります。
「やっぱりロングタイプの方がいいのかな？」と思った人もいると思いますが、「絶対ロングがおすすめ」とは一概には言えません。
自分の状況に合った商品を選ぶのがベストなので、常に半袖・タンクトップなどを着用する人はロングタイプ、UVカットのカーディガンやアームカバーを併用する人はショートなど使い分けるようにしましょう。
また、UVカット手袋は長さだけでなく、形状も様々です。
指まで覆えるタイプと指の部分がないタイプなどがあるので、そちらも合わせて自分に合ったものを選ぶようにしてくださいね。
価格で選ぶ
運転用のUVカット手袋は、価格も幅広いです。
安いもので1,000円前後となっており、高いもので2,000円ほどです。
平均的な価格としては1,500円ほどですが、高ければ高いほど機能面が充実していたり、デザインが可愛かったりします。
また、安いものはUVカット効果の持続期間が短い可能性があります。
長期間の効果を望むのであれば、価格が高くても妥協しないことをおすすめします。
常に買い替えを検討しているなら、コスパ重視で良いでしょう。
運転用のUVカット手袋のおすすめランキング6選
運転用のUVカット手袋の選び方が分かったら、実際にどんな商品があるのか見比べてみましょう。
ここでは、運転用のUVカット手袋のおすすめランキングを紹介していきます。
おしゃれなデザインの商品やメンズ向けの商品などもあるので、ぜひ最後までご覧ください。
1位：MiRii MeRii ロングタイプUV手袋
運転用のUVカット手袋の中で特におすすめな商品は、『MiRii MeRii ロングタイプUV手袋』です。
1位に選んだ理由は、ロングタイプで指先まで隠せるだけでなく、滑り止め付きで安全に運転することもできるからです。
また、ドット柄でリボンとレースもついているので、見た目もおしゃれで可愛いですよ。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の4点。
- UVカット98％以上・UPF50+
- 清涼感がある
- 滑り止め付きで安心安全
- カラーバリエーションが豊か
ロングタイプのUVカット手袋なので、二の腕までしっかり日焼け対策をすることができます。
気になるUVカット率はなんと98％以上で、UPFも50+なのでMAXですね。
手のひらと指側面がメッシュ加工になっているので、暑い夏の日でも蒸れずにとても気持ちがいい清涼感を感じることができます。
また、ハンドルを握る手のひら部分には滑り止めがついているので、しっかり安定して運転できるので安全です。
スマホを持つ時も滑らないのもメリットの1つですね。
カラーバリエーションも豊富で、『ビスケットベージュ・ピンク・ブラック・ムーングレー・ライラックパープル』の5色があります。
価格も1,000円と安いので、色違いで購入するのもいいですよね。
気分に合わせて使い分けてみてくださいね。
| 価格 | ¥1,000（Amazon調べ） |
|---|---|
| 素材 | コットン・合成繊維 |
| 紫外線カット率 | 98％以上 |
| おすすめ度 |
2位：iina!closet UVカットアームカバー
次におすすめなのが『iina!closet UVカットアームカバー』です。
レディースフリーサイズのUVカット手袋で、長さが約50cmとかなり長く、二の腕までしっかり保護することができます。
色のバリエーションが豊富で『ブラック・チャコール・ライトグレー・グレージュ』の4カラーがあるので、自分の好みや内装・外装に合わせて購入してみてくださいね。
こちらの商品には、3つのおすすめポイントがあります。
- UVカット率が99％以上
- 滑り止め付きで安全
- 肌に優しく通気性に優れている
UVカット率が最高で99％以上となっていますが、これはブラックとチャコールに限ります。
ライトグレーは95％以上、グレージュが90％以上となっているので、UVカット率を重視するのであれば、ブラックかチャコールを選ぶようにしましょう。
手のひら全面には滑り止めがついており、親指部分は分かれているので、運転がしやすいです。
また、手の甲側が全面『綿100％』で肌に優しいので、長時間着用していても問題ありません。
そして通気性抜群なメッシュ素材を採用しているため、暑い日でも蒸れにくく涼しいですよ。
吸水性にも優れているため、汗をかいた場合もしっかり吸収してくれます。
夏は涼しく、冬は暖かい素材を採用しているので、一年中使用することが可能です。
| 価格 | ¥1,780（Amazon調べ） |
|---|---|
| 素材 | コットン |
| 紫外線カット率 | ・99％以上（ブラック・チャコール） ・95％以上（ライトグレー） ・90％以上（グレージュ） |
| おすすめ度 |
3位：PIROXIS レディースUVカット手袋
「しっかり日焼け対策ができるショートのUVカット手袋が欲しい！」という人には、『PIROXIS レディースUVカット手袋』がおすすめです。
UVカット率が95％以上あり、指先から手首までをしっかり保護してくれます。
ショート丈なので、運転していない時に着用していても邪魔になりません。
『グレー・パープル・ピンク・ブラック・水色』の5色があります。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の3点。
- 接触冷感でひんやり気持ちいい
- スマホタッチ対応
- 付け心地が良い
冷感素材を採用しているため、付けた瞬間にひんやり涼しい感じがします。
吸水性・放湿性にも優れているので、汗をかいて熱くなった体の熱を素早く逃がしてくれるというメリットもありますよ。
蒸れにくいので、肌にも優しいです。
着用しながら親指と人差し指を出せるように設計されているので、そのままスマホ操作も簡単にできますよ。
そして、伸縮性のある素材なので、フィット感があり付け心地も最高です。
ショート丈のUVカット手袋なので、「二の腕までしっかり日焼け対策がしたい！」という人には向いていません。
| 価格 | ¥1,390（Amazon調べ） |
|---|---|
| 素材 | アイスシルク・ポリエステル |
| 紫外線カット率 | 95％以上 |
| おすすめ度 |
4位：BiURU UVカット シルク手袋
「日焼け対策をしながら綺麗な手を維持したい！」という人には、『BiURU UVカット シルク手袋』がおすすめです。
素材が天然シルク100％なので、肌に優しくしっかり日焼け対策ができますよ。
また、一般的なショートタイプのUVカット手袋と比べて、少し長めになっているのが女性にとって嬉しいポイントです。
女性の要望を取り入れたUVカット手袋なので、SNSでも人気ですよ。
こちらの商品には、3つのおすすめポイントがあります。
- UVカット率97.9％
- シルク素材が嬉しい
- ネイルしていても安心
シルクの紫外線カット率は、綿の約2倍あり、紫外線からしっかりお肌を守ってくれます。
その上、シルクの吸湿性は綿の約1.5倍なので、真夏でもサラサラとした付け心地です。
保湿性もあるので、夏だけでなく冬場にも重宝しますよ。
さらに、シルクの成分は肌成分に近い18種のアミノ酸なので、肌が弱い人でも安心して着用できます。
また、抗菌・消臭効果もあるため、汗をかいても清潔さを保つことができます。
日本の品質検査機関でシルク100％であることを証明済みなので、信頼性も高いですね。
シルクを使用しているだけでも女性は嬉しいですが、なんとゆったり長指設計もされているため、ネイルをしている人も安心です。
S・Mサイズ展開なので、手が小さめな女性にも大きめな女性にもおすすめの商品です。
| 価格 | ¥1,560（Amazon調べ） |
|---|---|
| 素材 | シルク |
| 紫外線カット率 | 97.9％ |
| おすすめ度 |
5位：GSG 清涼メッシュUVカット手袋
「可愛くて上品な運転用のUVカット手袋が欲しい！」という人は、『GSG 清涼メッシュUVカット手袋』がおすすめです。
なぜなら、可愛いレースデザインで、高級感が漂っている素敵な商品だからです。
UVカット手袋に見えないので、結婚式やパーティーなどに着用してもOK。
こちらの商品の具体的な特徴は以下の3点。
- 滑り止め付き
- 通気性に優れている
- タッチアップ対応
手のひらには滑り止めがついているので、運転する時にはしっかりハンドルを握ることができて、安全性が高いです。
可愛さだけでなく安全性もあるのは魅力的ですよね。
そして、蒸れにくいメッシュ素材になっているので、通気性に優れています。
さらに軽量で弾力性もあるため、普段使いしやすく、付けたり外したりも気軽にすることができます。
また、タッチアップ対応で着用しながらスマホやタブレット操作もできるのがメリットの1つです。
デメリットをあげるなら、カジュアルな服装には合わないかもしれません。
| 価格 | ¥960（Amazon調べ） |
|---|---|
| 素材 | ナイロン・スパンデックス |
| 紫外線カット率 | – |
| おすすめ度 |
6位：Hsdvdva メンズグローブ 夏用
「メンズ用のUVカット手袋が欲しい！」という男性には、『Hsdvdva メンズグローブ 夏用』がおすすめです。
見た目もシンプルでおしゃれなので、普段使いしやすいですよ。
ショートタイプのUVカット手袋で、男性だけでなく女性も着用でき、カラーは『グレー・ブラック・ブルー』の3色あります。
こちらの商品には、3つのおすすめポイントがあります。
- 柔軟性・通気性・速乾性に優れている
- タッチパネル対応
- 滑り止め付き
通気性の良い生地を採用しており、手汗をかいても素早く吸収して放熱してくれます。
また、フィット感があるので運転がしやすく、接触冷感でひんやりとした付け心地です。
タッチパネルにも対応していて、手袋を外さなくてもスマホ操作が可能です。
指あり・指なし・2本指出し（親指・人差し指）から選ぶことができますよ。
手のひら部分には滑り止めシリコーンもついているので、安全に運転することもできるのもメリット。
運転以外にも、ゴルフ・サイクリング・釣り・登山など、様々な場面で着用できるのでおすすめです。
しかし、見た目はかなりシンプルなので、女性よりも男性向けなデザインですね。
| 価格 | ¥1,280（Amazon調べ） |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル・アイスシルク |
| 紫外線カット率 | – |
| おすすめ度 |
【Q&A】運転用のUVカット手袋のよくある質問
運転用のUVカット手袋のおすすめ商品を紹介してきましたが、「本当に効果はあるの？」「UVカット率が高いのは何色？」と疑問が湧いてきた人もいるでしょう。
ここでは、運転用のUVカット手袋のよくある質問をまとめたので参考にしてみてください。
UVカット手袋は本当に効果がありますか？
UVカット手袋には紫外線をカットし、肌へのダメージを防ぐ効果があります。
ただし、選び方でもお伝えした通り、紫外線カット率やUPF指数が低いものだとあまり効果がありませんので注意してください。
紫外線を直接浴びてしまうと肌が日焼けしてしまうだけでなく、光老化が進んでしまうので、短時間の運転でもUVカット手袋などを着用し、対策するようにしましょう。
色によって違いはありますか？何色のUVカット手袋がおすすめですか？
色によって紫外線カット率が違います。
実際にライオンの「日傘の色別UV効果」の測定結果を見ると、色によりUV遮へい率が異なることがわかります。
（詳細はウェザーニュースの「全5色で検証紫外線カット効果が高い日傘の色とは？」をご覧ください。）
例えば、おすすめランキング2位で紹介した『iina!closet UVカットアームカバー』のAmazon販売サイトにも、色により紫外線カット率が異なることが記載されていました。
詳細は以下の通りです。
- 99％以上（ブラック・チャコール）
- 95％以上（ライトグレー）
- 90％以上（グレージュ）
ライオンの測定結果や上記の商品詳細を考慮すると、やはり『ブラック』が一番おすすめだといえます。
ただし、効果だけでなくデザイン性も重視したいという人は、上記を頭に入れつつも自分に合ったカラーの手袋を選ぶと良いでしょう。
メンズ向けのUVカット手袋はありますか？
おすすめランキング6位で紹介した『Hsdvdva メンズグローブ 夏用』はメンズ向けのUVカット手袋です。
見た目やカラーバリエーションがメンズライクなので、普段使いしやすいですよ。
男性も光老化の面を考えると、日焼け対策はしておいた方が良いので、ぜひ検討してみてくださいね。
UVカット手袋は道路交通法に違反しますか？
手袋は形状が豊富なので、全てが違反になるとは言えませんが、違反になってしまうケースもあります。
道路交通法第70条には、『安全運転の義務』があります。
例えば、毛糸の手袋やスキー用手袋など、運転した際に滑って安全にハンドル操作ができない可能性があるものは注意が必要です。
やはり第一に考えるべきは安全なので、UVカット手袋を着用する際は、運転を妨げないような製品を選ぶようにしましょう。
なお、こちらは2022年6月27日時点での情報です。
道路交通法は変わる可能性もあるので、必ず定期的に確認するようにしてください。
まとめ
運転用のUVカット手袋は、 『種類・紫外線カット率・UPF指数・長さや形状・価格』を意識して選ぶようにしましょう。
特に紫外線カット率は重要なので、しっかりチェックするようにしてくださいね。
デザインやカラーバリエーションなどが豊富ですが、安全性も視野に入れることを忘れずに。
おすすめの運転用のUVカット手袋を紹介してきましたが、「上手く比較できなかった」という人もいると思うので、それぞれの一覧表を用意しました。
ぜひ参考にしてみてください。
| 商品名 | 価格 （Amazon） | 素材 | こんな人に おすすめ |
|---|---|---|---|
| 【1位】MiRii MeRii ロングタイプUV手袋 | ¥1,000 | コットン・合成繊維 | ロングの指ありが欲しい人 |
| 【2位】iina!closet UVカットアームカバー | ¥1,780 | コットン | 着用中も涼しさが欲しい人 |
| 【3位】PIROXIS レディースUVカット手袋 | ¥1,390 | アイスシルク・ポリエステル | ショートのUVカット手袋が欲しい人 |
| 【4位】BiURU UVカット シルク手袋 | ¥1,560 | シルク | 肌に優しい手袋が欲しい人 |
| 【5位】GSG 清涼メッシュUVカット手袋 | ¥960 | ナイロン・スパンデックス | 可愛くて上品な手袋が欲しい人 |
| 【6位】Hsdvdva メンズグローブ 夏用 | ¥1,280 | ポリエステル・アイスシルク | メンズ用の手袋が欲しい人 |
運転用のUVカット手袋を選んでいて、カラー選択に迷ったら紫外線カット率が高いブラックを選びましょう。
自分に合った運転用のUVカット手袋を見つけてみてくださいね。
腕までしっかりカバーしたいという人はアームカバーもおすすめですよ。
