決して安い買い物ではないですし、購入してから失敗したくありません。事前に使用感がわかればいいのですが・・・。
そこで今回は、ケルヒャー社の高圧洗浄機の中でも洗車向けの機種を5つピックアップして、それぞれ利用者の口コミをご紹介していきます。
元・洗車マンのイチオシもお教えしますので、ぜひ参考にしてください。

【人気機種別】ケルヒャーの高圧洗浄機の口コミを元・洗車マンが徹底検証!
ケルヒャーの高圧洗浄機は確かに優秀という定評がありますが、機種によって傾向にも違いがあるのは確かです。
元・洗車マンとしては、それぞれの機種の違いをわかった上でベストなものを選ぶのが良いと考えます。
そこで今回は、ケルヒャーの高圧洗浄機を実際に使っているユーザーの口コミを徹底的に調べて検証してみました。人気機種の特徴と代表的な口コミを紹介するので比較してみて下さい。
ケルヒャー K2 クラシックカーキット
ケルヒャーK2クラシックカーキットはブラシやフォームノズル、洗浄剤もセットになっているケルヒャーのコンパクトタイプの高圧洗浄機です。
本体重量が3.8kgで一般的な高圧洗浄機より軽いのが特徴で、女性でも使いやすくて持ち運びにも便利なのがセールスポイントになっています。
K2クラシックにはどのような口コミ評価があるのかを見てみましょう。
このようにケルヒャーK2クラシックカーキットは洗浄力の高さが人気の理由になっていて、女性からの口コミも多く寄せられていました。
洗浄をしているときの静音性については昼間なら使えるという評価が多く、納得して使用できる高圧洗浄機として定評があります。
ケルヒャー K2 サイレント
ケルヒャーK2サイレントはK2シリーズの静音性を高めたモデルです。使用中騒音が気になる人にとってうってつけの高圧洗浄機でしょう。
重量も5.8kgなので高圧洗浄機の中では軽量で取り回しが良く、片手でも扱えるのが特徴です。コンパクト設計で収納力も高い仕上がりになっている点も注目されています。
では、K2サイレントにはどのような口コミが寄せられているでしょうか。
付属品が十分ではないという意見こそあるものの、静音性と軽量性のおかげで気軽に使える高圧洗浄機として人気です。
ケルヒャーが手掛けているだけあって泡もきれいにできるという評価が多く、洗車をするときに気兼ねなく使えるモデルを選びたい人に適していることがわかります。
ケルヒャー K3 サイレント ベランダ
ケルヒャーK3サイレント ベランダは洗車専用というわけではなく、マンションなどの集合住宅のベランダで使いやすいように開発された高圧洗浄機です。水冷式モーターを使用して静音性を高めているのが特徴で、高圧ホースを長くして広い範囲の洗浄を簡単に行えるようにしています。
このような設計のK3サイレント ベランダには人気があるのでしょうか。
セールスポイントになっている静かな設計や長いホースの採用は注目を浴びていて口コミも豊富です。コードが長くて収納に困るなど、細かなところの指摘はありますが、過去にケルヒャーの高圧洗浄機を使ったことがある人からも概して高い評価があります。
洗車だけでなくベランダの掃除にも使いたいなら、まず選んでおきたいモデルです。
ケルヒャー JTKサイレント
ケルヒャーJTKサイレントは、TVでおなじみの「ジャパネットたかた」と提携して生まれたモデルです。消費者視点を取り入れた小型で静音な高圧洗浄機に仕上げられていて、節水性も高くなっています。
バリオスプレーランスなどの付属品も充実していることでよく注目されているモデルですが、ユーザー評価は高いのでしょうか。
JTKサイレントは静かで水圧も高く、洗車でも家の洗浄でも高い効果を発揮していることが口コミからわかります。使用時の転倒防止などの細かいところにも手が届いているモデルとしても人気です。
ケルヒャー K5 カー&ホームキット
ケルヒャーK5カー&ホームキットは住宅街でも使えるのをコンセプトに生み出された静音性の高い水冷式高圧洗浄機です。従来品に比べて50%もモーター音が抑えられているので音が気になるときに適しています。
フォームノズルと回転ブラシがセットになっていて、自宅も車も全て一台できれいにできるのが魅力です。
このようにケルヒャーK5カー&ホームキットは出力が最上級ということもあってコンクリートもきれいにできるのに、音も静かなのが人気の理由です。
洗車に使うには水圧に注意が必要ですが、家も車も高圧洗浄で美しくしたいなら魅力的な候補でしょう。
元・洗車マンが選ぶ!ケルヒャーのおすすめ高圧洗浄機はこれ!
ケルヒャーの高圧洗浄機はどれも確かに人気がありますが、元・洗車マンとしてぜひおすすめしたいのは「ケルヒャーJTKサイレント」です。
静音設計で家庭でも使いやすいのはもちろんですが、本体重量が5.7kgという軽量モデルで持ち運びやすいのも魅力です。電源コードが5m、ホースも10mと長くなっていて取り回しが良いのがメリットです。
足回りの洗浄に使いやすいバリオスプレーランスやどこでもきれいにできるサイクロンジェットノズルなどの付属品も充実しています。
さらに、収納にも困らないようにカバンのような形でコンパクトにまとまるようになっているのも魅力です。
当然ながらケルヒャーの高圧洗浄機に共通する納得の水圧も実現しているので、家庭用で使うなら非の打ちどころがないのがJTKサイレントです。節水にも力を注いでいるのでコストパフォーマンスが高い高圧洗浄機でしょう。
ケルヒャーの高圧洗浄機でどれにするか迷ったらまずJTKサイレント検討してみるのがおすすめです。
- 家庭で使いやすい静音&節水設計
- 本体重量が5.7kgで軽量&コンパクト
- 長めのホースで扱いやすい
- 洗車に役立つ付属品が充実
【洗車用】ケルヒャーの高圧洗浄機を選ぶポイント
高圧洗浄機は決して安いものではないので、自分に合っているものを選びたいと考えるのはもっともなことです。数ある製品を比較するときに、何を重視したら良いかで迷ってしまう人もいるでしょう。
本当に使い勝手の良い高圧洗浄機を選ぶには以下の3つのポイントに着目するのが大切です。
- 洗浄力
- 静かさ
- ホースの長さ
それぞれのポイントについて概要を説明するので、ぜひ比較検討にご活用ください。
洗浄力
高圧洗浄機を使うからには十分な洗浄力がなければ意味がないというのは確かでしょう。ケルヒャーの高圧洗浄機はシリーズ化されているので、製品につけられている名称を見てみると洗浄力の強さを簡単に比較できます。
「K2サイレント」「K3サイレント」のようにKの後に付いている文字が大きいほど洗浄力を重視したモデルになっているのがケルヒャーの高圧洗浄機の特徴です。
洗車をしたときに水を流すのが目的ならK2でも十分なパワーを発揮してくれますが、頑固な汚れを高圧洗浄だけで落としたいならK3以上を選ぶと良いでしょう。
車をきれいにするだけでなく自宅の外壁洗浄もしたいといった希望がある人にはK4やK5が適しているので、使用用途に応じて選ぶのが大切です。
静かさ
静かで騒音問題が起こりにくい高圧洗浄機を選びたいと考えるのも家庭で利用するときには切実なことです。特にマンションにお住まいで、洗車以外にベランダを洗浄するなどの際は、隣人への騒音でトラブルが起こらないかが不安になるでしょう。
ケルヒャーでは静音性を高めたサイレントのモデルがあるので、静かさを重視するならサイレントを選ぶのが適切です。中でもK3以上の場合には水冷式モーターを使用しているのでかなりノイズを抑えることができます。
製品仕様を見るとデシベル単位でどのくらいの音がするのかを確認することが可能です。運転環境による違いも考慮する必要はありますが、単純に本体の性能で比較するなら運転音のデシベル数を見て小さいものを選ぶようにしましょう。
そのうえで洗車を行う時間帯にも配慮すると、騒音トラブルに発展するリスクを低減できます。

ホースの長さ
高圧洗浄機の使い勝手の良さはホースの長さによって決まる部分もあります。広い範囲を高圧洗浄したいときには高圧ホースが長い方が便利です。
ケルヒャーでは標準で付属している高圧ホースの長さが5m~12mになっています。ホースは別に購入することもできるので心配はありませんが、とりあえずは10mくらいのホースが付属しているものを選んでおいた方が安心です。
電源を取るところからの距離を稼げる要素でもあるので、ケルヒャーの高圧洗浄機を買うときには留意しておきましょう。
K2クラシックでは5m、K2サイレントでは8mといった形で短めですが、K3サイレント以上では10mが標準的です。K5サイレントカー&ホームキットは12mの高圧ホースが付属しています。
まとめ
ケルヒャーの高圧洗浄機は洗浄力が高くて静音性もあり、小型で軽量のモデルもあることから様々なニーズに応えられるのがメリットです。
どのモデルを選ぶかによって使い勝手の良さが違うので、どんなときに使うのかをよく考えて最適なモデルを選び出しましょう。
元・洗車マンとしてはJTKサイレントですが、あくまで汎用性が高いだけであってあなたにとってのベストとは限りません。こだわりたいポイントをよく考えて魅力的な一台を手に入れましょう。
なお、以下の記事では様々なメーカーのおすすめ高圧洗浄機をご紹介しています。ケルヒャー社以外の製品も視野に入れて検討している方は、ぜひ参考にしてください。
